



まずは共通の仕様から解説を。成形色は赤、黄、白、紺、ガンメタ、クリアの計6色と非常に豪華。細部はシールでカバーされます。クリアパーツはイデオンゲージや頭部バイザーなどの“ポイント”に使用されています。素材はザブングルに引き続きPS(ポリスチレン)で非常にシャープなもの。


パーツ構成は、このようなかたちになります。表面にはこだわりのディテールが、内部は模型的な再現にこだわらず、可動や変形などの機構を優先した、非常に実践的なパーツ構成です。


肩部や股間部の可動はこのとおりの構造で、極めて優秀。引き出しタイプでありながらシンプルな構造で、強度も十分の印象です。


足先の刃状パーツを使ったキックや、全方位ミサイルもこのとおり。
塗装原型ということで手加減しておりますが、実際の製品版ではよりアグレッシブに遊べそうです。

広い可動範囲ということは、ちょっとレトロなポージングも楽々こなすわけです。なんだか嬉しいですね。
さて、気になる発売形態は2通り。


「Aメカ」「Bメカ」「Cメカ[1]」「Cメカ[2]」の4箱を揃えることでイデオンが完成する通常版。

10通常版では「Aメカ」「Bメカ」「Cメカ」はそれぞれパーツ差し替えでソル・アンバー、ソル・バニア-、ソル・コンバーに変形します。


上の4箱に加え、追加パーツがセットとなった「発動セット」。
「発動セット」では、追加パーツによりイデオデルタ、イデオノバ、イデオバスタに変形します。



また、イデオン時の武装となる波導ガン(イデオンガン)、そして平手パーツが付属します。波導ガンはディスプレイ用の専用スタンドも付属。
それでは、各メカの合体変形を確認していきましょう。

ずはAメカ。劇中ではこの状態でも重機動メカを粉砕したりしてましたね……。


変形してソル・アンバーへ。頭部とフレームはまるっと取り外します。腕のシャッターは、受けのパーツをひっくり返して再現されます。


さらに「発動セット」のパーツでイデオデルタへ。
翼とスラスターのついたフレームを差し替え、飛行機然としたスタイルになります。

つぎにBメカ。胴体部なので、かなりグラマラスな箱になってます。


肩の付け根を180度後方へ展開して、ソル・バニアーに。タイヤは背部からの付け替えとなります。


「発動セット」のパーツでイデオノバへ。全身から突き出した砲塔やミサイルランチャーがなんとも迫力。


脚を差し替えでたたんでソル・コンバーに。タイヤパーツや、先端のパーツは付け替えとなります。

腰部のパーツを分解して機種の翼にし、イデオバスタへ。ボリュームある宇宙戦闘機となります。
差し替えによる大胆な変形で、劇中に寄せた形状を実現しているのが今回のスーパーミニプラの魅力です。特にAメカとCメカの劇中っぷりは完璧!
スーパーミニプラ 伝説巨神イデオン
組み立てキット1式+ガム1個(全4種)
10月発売予定
900円(税抜)
発売元:バンダイキャンディ事業部
スーパーミニプラ 伝説巨神イデオン -発動セット-
組み立てキット1式+ガム1個(全1種)
10月発売予定
4,800円(税抜)
発売元:バンダイキャンディ事業部