S.H.フィギュアーツ モンキー・D・ルフィ -ギア5-のレビューです。
全身。体型は通常ルフィとほぼ同じですが、デザインは細部まで異なるので造形は完全新規。手足はベンダブル構造なので肘膝関節は見えない作りに。
顔。通常顔は満面の笑み。非常に大きく開いた口など原作のイメージ通りで再現度は良好。
最大の特徴の白く逆立った髪も形状など違和感なく再現されてました。
別表情のニヤリ顔。
こちらは歯を剥いてニヤリと笑った表情。通常時とは異なる丸い目も綺麗にプリントされてました。
別表情の叫び顔。
こちらは険しい顔つきで叫んだ表情。いつも通り口の塗装なども丁寧。
別表情の怒り顔。
こちらは顔の下半分が膨らみ歯が非常に大きくなったギャグっぽい顔。眉がくっついてる点なども細かく再現。
別表情の驚き顔。
ギア5らしい目や舌が飛び出たカートゥーン的な表情。普通の表情パーツより作るのが大変そうですが、違和感なく造形されてました。
各部位など。煙パーツが胸部左右にはまっていることもあり造形は全て新規。帯の位置が上がり、筋肉やシャツの形も変わってました。
腰回り。この辺も新規になり股関節の構造も大きく変化。
腕や足。今回の手足はベンダブル構造なので肘膝関節が無し。手首足首関節はそのままですが、手首は今回何故か回らないので扱いに注意が必要。
背中。麦わら帽子は別パーツで外すことも可。
背中の煙は前後に可動。
可動は首腰共に大きくスイング出来、肩も高く上げることが可能。肘膝はベンダブルでどこまで曲げて良いかは不明。
90度以上は止めておいた方が良さそうでした。股関節はパンツ部分が軟質素材で前90度、横75度程は可動。接地性も高かったです。
オプション。
スタンド一式。
伸びた状態の腕パーツが付属。
こちらもベンダブルで長さに余裕があるので複雑に動かすことが可能でした。
カミナリ。こちらはクリアパーツで、中央下を一旦分離してから持たせる方式。
ボーナスパーツとして鬼ヶ島討入ルフィ用の別頭部が付属。今回はギア5になる直前の「にかっ!」と笑うコマの物。
通常の黒髪から煙状に変わっていく途中を再現した物で、原作通り目は隠れた状態でした。
鬼ヶ島討入ルフィと。造形は全て新規で関節の作りなども大きく変更。
適当に何枚か。
ベンダブルを曲げすぎるのが怖いので手は少し浮いた状態ですが、登場時の印象的なポーズも大体そのまま再現可能。
目線は違いますが「巨人(ギガント)」のコマの動きも大体近い感じに。
ギア5を象徴するようなふざけた驚き顔の再現度もばっちり。
常時浮いてるようなキャラなので今回は魂ステージ一式も付いてました。
最近のアニメキャラアーツ同様表情パーツがかなり多く再現出来るシーンが豊富。
ルッチとの殴り合い時のポーズ。エッグヘッド編のキャラはまだ全然なのでルッチが出るかは謎。
伸びた腕パーツを使ってゴムゴムの白いロケット。
伸びた腕パーツもベンタブルのおかげで原作のイメージ通りの曲線的なフォルムに。
ゴムゴムの雷。
こちらも形状などリアルでクリアパーツの色味も綺麗でした。
カイドウと対決。
終わり。以上、S.H.フィギュアーツ モンキー・D・ルフィ -ギア5-のレビューでした。
かなり特殊なデザインのキャラですが、完全新規+ベンタブルのおかげでプロポーションやフォルム、関節の見た目など原作の特徴をばっちり捉えており、煙っぽい白の色味などもイメージ通りで非常に完成度の高い出来に仕上がってました。
ベンタブルの経年劣化は少し心配ではあるものの、そちらを使った可動が手足の曲がり具合など原作に近い見た目になるので見栄えが良く、他の部分の可動も良好で、ギア5ならではの表情も色々付いていて遊びの幅も広く、見た目遊び共にこれまでのワンピアーツの中で一番満足度は高かったです。
流石主人公の最強形態かつ現在も原作で活躍しまくりなだけあって、これまでのワンピアーツの中で人気もダントツだった感じですが、鬼ヶ島討入が再販したことも考えるとこちらも有り得そうですし、機会があればオススメです。