新機体「レギンレイヴ」のテストショットを組んでみた!
ここからは、新機体「レギンレイヴ」のテストショットとその組み立て過程を紹介しましょう。現状はあくまでテストショット(=試作品)なので、ランナー構成や成型色などは製品版ではよりブラッシュアップされて変更となる場合があります。
色分けされたAランナーです。
濃紺のB1、B2ランナー。四肢の関節部や滑腔砲の基部で構成されます。
C1、C2ランナーは主に白い外装パーツです。
グレーのDランナー。同じものが2枚用意されます。
付属の「アクションベース5」のランナーです。
E~Fランナーには(汎用仕様/機関砲装備)の機関砲のパーツが収録されています。
G~Iランナーには(長砲身装備/ミサイル装備)用の長砲身パーツやミサイルユニット用のパーツが収録されています。
以上のランナーを早速組み始めていきましょう。最初は胴体から。A26とA33を組み合わせたコクピットハッチパーツと搭乗シートを左右から挟み込みます。シートパーツは上下の向きに注意。ヘッドレストがある方が上です。
カメラアイやバンパーパーツなどを取り付け、コクピットブロックを組み上げます。カメラアイパーツは「ジャガーノート」同様にアニメ設定カラーの赤と塗装用のクリアの2種が用意されます。
四肢の取り付け部です。D10は上下対称ではなく、軸の太さが上下で異なるので向きに注意!
機体底面パーツにコクピットブロック、四肢の取り付け基部を組み合わせ、さらに側面ブロックを取り付ければ胴体部の基本形状が完成です。
多重関節のフレームに左右ブロックを組みつけて背中のガンマウントアーム部を組み上げます。
組み上がったガンマウントアームを胴体に組み合わせたところ。
脚の組み立てです。「ジャガーノート」と同様に、ポリキャップ不要で、パーツの挟み込みだけで適度な固さの可動軸が組み上がります。
D8のシリンダーパーツはこの段階では固定されていないので、カタカタ動いても問題ありません。
シリンダーパーツを円盤状のD5パーツで挟み込むことで、関節に連動して引き出されるシリンダーが出来上がります。
外装を取り付けて脚部の完成。脚は4本とも共通形状です。
パイルドライバ機構部です。パイル(杭)本体を左右から挟み込むことで、スライドさせての出し入れが可能となります。
パイルバンカーの射出装置は足首側面で挟み込むことで脚部に装着。
外装を取り付けます。
胴体との接合部となる球体関節を取り付けて脚部の完成です。
高周波ブレードや機関銃を装備する格闘用サブアームの組み立て。2つの水平回転軸と2つの折り曲げ可動軸で、かなりフレキシブルな可動が実現されています。
滑腔砲の組み立て。
これまで組み上げた部位を組み合わせれば「レギンレイヴ」の完成です。
機体側面に取り付けるワイヤーアンカーの先端パーツは射出状態と刺さった状態が再現できる2種×左右分が用意されます。
完成状態。
機関銃パーツの組み立て。
サブアームに機関銃を装備した汎用仕様。
機関砲の組み立て。3色のパーツを重ね合わせていくことで再現されます。
重機関砲の後部に弾倉ブロックを取り付けます。
重機関砲装備タイプの完成状態。
長砲身の組み立ては基本的に長さが違うだけで、組み立て方は通常砲身と同じ。滑腔砲基部も通常版と共通形状です。
側面に取り付けるセンサパーツの組み立てです。溝の赤いラインは付属のシールで再現される予定。
長砲身の滑腔砲を装備した遠距離砲撃仕様の完成です。
ここからはミサイルランチャーの組み立てです。写真は滑腔砲に代わってガンマウントアーム上面の中央部に取り付けるパーツです。
内部を組み立て、順に外装を取り付けていきます。
接続アームを組み立て、取り付ければミサイルランチャーユニットの完成です。
ミサイルランチャー装備状態。こちらも格闘用サブアームには12.7mm重機関砲銃×2を装備しています。
以上、TVアニメ『86―エイティシックス―』2クール目に登場する新機体「レギンレイヴ」のプラモデルの解説でした。1クール目の主役機「ジャガーノート」は泥臭くハードな戦闘描写が秀逸でしたが、この洗練された「レギンレイヴ」は果たしてどのような活躍を見せるのか?
プラモデルの発売はアニメ2期の放送開始と同時期の2021年10月。アニメ本編とともに楽しみにお待ちください!