HG ジ・オリジンMSDシリーズでキット化されたジム・ナイトシーカー。
こちらは拠点奪還用に高高度から落下し敵拠点へ強襲する目的で開発されたMSとなっていて
頭部にはセンサーポッド、胸部やランドセルなどにはスラスターが増設され、
特に背面のアームに繋がっているスラスターが特徴的です。
キットはHGジム・ガードカスタムなど、オリジンジム系のパーツが流用されていて
関節構造などはHGヘビーガンダムと同じタイプです。
なのでPC001が使われているキットとなり、腰や足首などは広い可動範囲が確保されています。
こちらはマーカーポッドタイプの頭部を装着した状態。
変更点は頭部のみとなります。
キットの配色は細かく再現されているものの、コクピットハッチ部分の黒と
マーカーポッドタイプのアンテナのオレンジや白などはシールで補う方式。
またロッドタイプのアンテナもホワイトなのでこちらは塗装が必要です。
頭部アップ。センサーポッドタイプはバイザーに覆われた頭部でどことなくシュノーケルのような印象もあります。
マーカーポッドタイプはジム頭にそのままアンテナを付けたような形状。
どちらも前後分割のため合わせ目があり、バルカンは塗装が必要です。
センサーポッドタイプの頭部は目立ちませんがクリアパーツがきちんと使われています。
胸部は鎖骨部分にスラスターが追加されていてBJで動かせます。
アームに繋がれたスラスターが特徴的なランドセル。こちらは上面に合わせ目あり。
アームはランドセルパーツに接続するような形で装着されていて
左側にはサーベルが装備されています。
アーム側のバーニアは別パーツですが、ランドセル側のバーニアは一体成型でした。
左右のアームですが基部と中間にジョイントがあり、ロールも可能なので
かなり自由に動かせます。
KPSが使われているので保持も問題なしでした。
腕部はオリジンジム系の作りで前腕側面に3mm穴あり。
手首は平手もあります。
スカートアーマーですが、今回は一部に新規パーツが使われていてフロントとリアがよりジムらしい形状になっています。
特に前面はフンドシ部分と左右のアーマーが分かれた造形ではなくプレート状の形になっているのが特徴です。
フロントアーマーですが、パーツ自体は左右分割されているものの、その装甲をつなぐパーツは一つなので
それぞれ可動するのではなくまとめて動きます。
股関節軸は今まで通りスイングギミックあり。
脚部は脹脛のスラスターなどがないシンプルな形状。
大腿部も中央にラインがないためさらにスッキリした印象に。
膝部分も突起などがなくオリジンジム系のキットでは一番シンプルなタイプです。
足裏は肉抜きがなくモールドも細かいです。
フェロウブースターなしのインターセプトカスタムと。
胴体は頭部の造形は特徴的ですが腕部や脚部はかなりシンプルです。