
METAL BUILDのプロデュース担当、寺野です。
工場から待望のサンプルが届いたので、この勢いでレビューをします。


今回のレーバテインは初回生産分限定で、METAL BUILDでは初となる描き起こしイラストによるパッケージを採用しています。
イラストは天神英貴氏!魂ネイション2013でのトークショーからのご縁で、今回のイラストをお願いしました。
あがってきたのがあまりに圧巻のイラストだったので、側面や天面まで余すところなくイラストを使用させていただきました。(右の整備士が切れるのもったいないですし)
以前のニコ生を見ていただいた方はご記憶にあるかもしれませんが、天神氏は商品撮影にも立ち会い、直接ポージングやアングルを決めて撮影された写真を元にこのイラストが描かれています。

では開封
PKGの中には発泡のケースとブリスター、そして取扱説明書が入っています。

この段階で既に目立つ、デモリッションガンの異様な長さ……。
発泡ケースには本体周りの大き目の部品が入っています。
では、開眼の儀式(?)……ということで、こちらもMETAL BUILDでは初の再現となるコックピットを展開します。


今回はスケールにすると1/48相当なので、フィギュアがちょこちょこ付属します。
さすがにレーバテインの可動優先のため搭乗用の宗介は上半身のみの造形です。
なお、このフィギュアを取り付けるため『だけ』にピンセットが付属します。

搭乗時

非搭乗時
これで搭乗完了です。
やってもやらなくてもぶっちゃけ外観上は変化がありません。
でもやっぱり、魂を入れるため、是非開封したらまずは宗介搭乗の開眼の儀を行ってくださいね!
ちなみに、『搭乗していない』状態を再現するためのパーツまで付属します。
さすがにやりすぎな感が否めませんが、海老川氏のコンセプトイラストにやられたスカルファイブ山本剛の熱意の賜物です。

さて、台座です。
デザインは本邦初公開!
デザイン構成はもちろん海老川氏によるものです。
これで“整備区”感(変な言葉……)が3段階くらいアップします。

組み立てはまず大き目のパーツから差していき、、、
これでひとまず完成です。
ここにレーバテインの武装、及び交換用の付属品をゴチャっと並べられるわけです。
撮影ブースが空きましたので、ここから撮影ブースでの写真に切り替わります。
撮影ブースに移動しただけで、品物は同じです。



なお、今回は気軽にレビューしようと全てスマートフォンのカメラで撮影しています。カメラは同じですが背景が変わっただけで印象が大きく変わります。

……これからは最初から撮影ブースで撮ります(^^!!
色味などもブースで撮った写真の方が現物に近く見えるので、こちらを参考にしてください。

改めて、台座のデザインです。

付属品一覧です。 多い!

今回のレビュー前編の主役、1/48の宗介とサックスです。
小さいものなのでランナー状態での梱包で、ユーザー組み立て仕様です。
色?さすがに無理でした、すみません。腕に自信のある方は是非頑張ってください!
※組み立てにはプラモデル専用接着剤が必要となります。

では1/48フィギュアを使って、台座にスタンバイしたレーバテインを撮影します。

BEFORE

AFTER
(左) なんでもないレーバテインの素立ちカットですが……
(右) キャラが画面に入る、それだけで18cmのフィギュアではなく8.6mのロボット感がにじみ出ます。
そのためにこのフィギュア達は付属しています!

さらにあおりの角度でフィギュアを配置すると……

このように自分が見上げたようなイメージに!

こう並べると、ボクサーが非常に大きいことがわかります。

単分子カッターもサックスの身長ほどの大きさです。

“格納庫”感(変な言葉……)、男の子にはたまりません。


最初に搭乗させた宗介と脇にいるサックスの図。
設定上の降着ポーズとは異なりますが、遊び方は非常に広がります。

では、フィギュア遊びはこのくらいにしまして、ギミックの説明です。
まずはやはり妖精の羽!
中央に書かれている文字はニコ生で実際に原作者・賀東招二氏が実物サイズの紙にペンキで書かれたものを複写しています。
「Unimaginable Deficiency」という言葉は造語なので正しい英語ではありません。スラングっぽくなるように「欠陥品なのにスゲーーー」的な意味をネイティブの方にいくつか考えてもらい、その中から賀東氏にチョイスしていただきました。
横道にそれましたが、元の設定ではついていない前後への展開ギミックが備わっています。

続いて肘。
レーバテインのワイヤーガンは肘についている想定だったということで、海老川兼武氏にご提案いただいた展開ギミック案を実装しています。

この画像中では3箇所が展開しています。
まず肩はMETAL BUILD用に海老川氏に起こしてもらったラムダ・ドライバ使用時の展開ギミックです。
続いて胸部の上部にわかりづらいですがライトユニット(のディテール)が仕込まれています。
そしてその下には皆様お馴染みのサブアーム。こちらは展開後に先端のみ可動するものに交換する仕様です。

そして脚部もMETAL BUILDオリジナルの展開ギミックを搭載しています。
……と、ここでかなりのページを使用しましたので、後編へ続きます。
最速レビュー後編、近日公開予定!