

アルジ・ミラージ(阿尔吉)
鋭い目つきにへの字口のガンダム・アスタロトのパイロット。右腕が義手となっている。

ヴォルコ・ウォーレン(沃尔克)
額に大きな傷があり、日常的に杖を使っている少年。アルジにガンダム・アスタロトを託す。



ガンダム・アスタロト
ASW-G-29 GUNDAM ASTAROTH(亚斯塔禄)
厄災戦末期に72機のみが開発された、2基のエイハブ・リアクターを搭載するガンダム・フレーム仕様の希少なモビルスーツの1機。終戦後、ギャラルホルンの一家門《ウォーレン家》により月面クレーター底面にて発見され、以後、300年近く受け継がれてきた。数年前に《ウォーレン家》が不祥事を理由に取り潰された際、アングラ市場に流され、装備や外装が四散し、《アバランチコロニー》に拠点を置く「タントテンポ」の頭目ダディ・テッドの手に渡ったときには、ほぼフレームのみであった。
家を象徴するモビルスーツであったアスタロトを本来の姿に戻そうとダディ・テッドの元を訪れた少年ヴォルコ・ウォーレンにより、不完全ながらもガンダム・フレームのモビルスーツとしての姿を取り戻す。


トリアイナ
MPM02/AC TRIAINA(特里埃那)
ダディ・テッドの暗殺のために《アバランチコロニー》に現れたモビルスーツ。テイワズのMS「百練」ベースのカスタム機。重力下での先頭を考慮して、装甲の軽量化が図られている。一撃離脱の要人暗殺に特化しており、強化されたセンサーや取り回しの良いナイフを装備している。