ドキュメンタリー“ナラティブガンダムC装備 Ver.Ka”【BANDAI SPIRITS 1/100】 月刊ホビージャパン2024年2月号（12月25日発売）
今回のVer.Kaには、発光状態を再現したクリアーピンクのサイコフレームの他に、発光しないグレーのサイコフレームも付属する。第2回は未発光状態のC装備を撮り下ろしで紹介しよう！
※画像は開発中の試作品です。
■C装備（NT-D未発動状態）フロントビュー
▲NT-Dが発動すると発光現象が起こる。ユニコーンガンダムはNT-Dが発動されない状態ではサイコフレームは装甲内に隠れているが、C装備のナラティブガンダムの場合は外装として取り付けているので、未発動の状態がデフォルトと言ってもいいだろう■C装備（NT-D未発動状態）リアビュー
▲素体のバックパックは小ぶりなサイズ感だったが、サイコフレームを組み込むことでひと回り大きくなり、ビーム・サーベルを立てることでシルエットが広がり、ガンダムらしさが増している■C装備（NT-D発動状態）リアビュー
▲ふたつのサイコフレームを見比べると、成型色の違いで印象がかなり変わっているのがわかる。基本的な設計はどちらもMGユニコーンガンダムVer.Kaのサイコフレームと同じ■アニメ用設定画稿
COORDINATION：
サイコフレームをMGユニコーンガンダムVer.Kaへ
今回の商品にアソートされるグレーのサイコフレームは、ユニコーンガンダムVer.Kaの金型がそのまま使われている。そのため、ユニコーンガンダム Ver.Kaにも移植が可能だ。RX-0シリーズでこれまでグレーのサイコフレームは商品化されておらず、未発動状態を再現するには塗装が必要だった
〈C装備は急造での後付け〉という設定をVer.Kaでも踏襲
劇中で換装していたA装備とB装備は『不死鳥狩り』作戦のためにルオ商会が用意させたオプションであったが、C装備は本来の仕様にはない現地改修で、サイコフレームを素体に取り付けたものであった。この〈後付け〉をVer.Kaでも再現できるように、一度素体を組み上げてから、サイコフレームのパーツを取り付けていく。サイコフレームは装着後に取り外すことも可能だ。
サイコフレームを肩へ装着
肩の上部に取り付けるサイコフレームは、ユニコーンガンダム Ver.Kaの肩に入るパーツ。斜めのラインが格子状に入っている。その下のサイコフレームはユニコーンガンダム Ver.Kaの太モモに入るパーツの一部
（1）素体の肩部
（2）肩の上部パーツをスライドさせる
（3）差し込み口にサイコフレームを取り付ける
（4）サイコフレームを内方向から差し込む
（5）C装備の肩部が完成サイコフレームを胸へ装着
素体の胸の3ヵ所を回転もしくはスライドさせて差し込む隙間をつくり、そこへユニコーンガンダム Ver.Kaの胸に付けるサイコフレームを装着。取り付ける向きがユニコーンガンダム Ver.Kaとは異なる。
（1）水色で示したパーツを回転させて後ろへ
（2）緑で示したパーツを前方へ、オレンジで示したパーツを下方へスライド
（3）隙間にサイコフレームを取り付けるビーム・ライフルはコンパチ仕様
ナラティブガンダムのビーム・ライフルは、ジェガンが使用していたタイプを改修したもの。キャリングハンドルとマズルユニットを、ユニコーンガンダムのセンサーと長めのマズルユニットに交換している。Ver.Kaではパーツ換装でどちらも再現できる。ビーム・ライフルとマガジンは腰部リアアーマーにマウント可能だ。
■ナラティブガンダム用
■ジェガン用
MG ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka
●発売元／BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●7700円、2024年4月予定●1/100、約20cm●プラキット
もうひとつの〈原石（スタイン）〉がナラティブVer.としてMG Ver.Kaで商品化
『ガンダムNT』でジオン共和国の強化人間、ゾルタン・アッカネンが搭乗したシナンジュ・スタインがナラティブVer.で、しかもMG Ver.Kaでリリース決定。ゾルタン機の特徴である胸と袖の装飾は、細かいパーツ分割による成型色で再現。劇中にも登場したビーム・アックスが付属する。
MG シナンジュ・スタイン（ナラティブVer.） Ver.Ka
●発売元／BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●8800円、2024年6月予定●1/100、約21cm●プラキット
