

ROBOT魂 ナイチンゲール(重塗装仕様)のレビューです。

全身。全高は20cm程とそんなに大したことは無いですが、幅40cm、奥行き31cmというかなりの巨体が特徴。

後ろ。METALではなく通常のROBOT魂シリーズですが、重塗装仕様ということでメインカラーの赤を始めほぼ全てが塗装。

正面。体型はかなりアンバランスで異形感のある見た目に。

横から。リアアーマーがかなり重いので後ろを浮かせた前屈状態などで飾ることは不可。

顔。頭部は平たく後ろに伸びた形なので正面から見ると見栄えはいまいち。アンテナは非常にシャープでした。

曲線的なフォルムなども綺麗で塗装のムラなども無かったです。

横顔。後頭部はかなりの長さになってました。

頭部カバーを外すことでモノアイを動かすことが可能。ただツマミがないので調節はちょっとやりにくかったです。

モノアイはメタリック塗装。奥まってるので正面時は見えにくいですが横を向かせるとはっきり見えるように。

各部位など。体型は設定画を少し整えたようなバランスに。マーキングも多数入っており見栄え良かったです。

腰部中央にはメガ粒子砲。下部のカバーを下ろすことではっきりと露出させることが可能。

腰回り。この辺もモールドやマーキングなどのディテールが施されてますが平面が広いので多少大味な感はあり。


腕や足。腕が非常に長く足が太短い独特な体型。シーリング処理された関節も違和感なく再現されてました。

背中。

プロペラントタンクや背部バーニアはボールジョイント可動。

リアアーマー裏にはランディングギア。こちらは引き出して展開する仕組みに。タンクもロックを外せば動かすことが可能。

肩後ろには巨大なファンネルコンテナ。基部は若干の角度調節と回転が可能。ファンネルは1つ1つ取り外し可能。

裏側。ノズル内部が細かく塗装されてるのでこちらからの見栄えも非常に良かったです。


可動は首腰ともに若干スイング可能。腰関節はクリック式で前屈出来ますが隙間なく曲げた状態をキープするのは不可。

肩はそのまま水平以上に上げることが可能。強度もしっかりしており大きな武器を持たせてもへたれることは無かったです。

肘は90度程曲げることが。こちらは強度がなくライフルなどの角度維持は厳しかったです。

膝も90度程可動。ただ干渉が多いので実際にはあまり動かせず。

股関節はクリック関節で前後横に大きく可動。足首も内側にしっかり曲がり接地性も高かったです。腰の回転も問題なし。

オプション。

スタンド類一式。

台座はズワウスのような楕円型。支柱はジョイントを組み合わせて使用。ジョイントを変えることで本体の角度を調節可能。

フル装備で設定画に近い角度で。

後ろ。

ビームライフル。本体に合わせてこちらも大きめ。造形塗装もかなり凝ってました。

バイポッドは可動式。

シールド。こちらもかなりの大きさ。

裏側。接続部はジョイント式でヒンジ4か所、基部がボールジョイント、スライドも可能とかなり細かな動きを付けることが可能。

ビームアックスに刃Aを付けた状態。

こちらは刃B。なおビームアックスは盾裏に取り付ける収納用とこちらの展開用の2種付属。

フロントアーマー裏の隠し腕も再現。

こちらはそのまま展開可。基部がスライドする他可動部も多くて複雑な動きを付けることが可能。ビームサーベルの保持も可。

続いて高速移動モード。こちらは背部タンクを纏めコンテナを後ろに畳み足指を畳んで完成。

台座の支柱は前傾で飾れるタイプに付け替え。

横から。

METAL ROBOT魂のHi-vガンダムと。ライバル機ですがサイズは段違い。

適当に何枚か。

可動は概ね良好でライフルに左手を添える動きなども可能。ただ肘関節の保持録は弱め。

肩関節は強く腕を伸ばした状態ならしっかり保持可能。首やモノアイも動くのでこういう動きは様になる感じに。

後ろから。台座の支柱は複数のパーツを組み合わせる方式ですが、こちらの接続が緩く今回の中でも特にストレスがたまる箇所でした。

長期ディスプレイの時はファンネルコンテナは補助支柱で支えるように指示されてましたが、とりあえずの角度維持は問題なかったです。

蹴りポーズも一応再現出来ますが、支柱が角度を付けたり出来る物ではないのであまり実用性は無し。

モノアイは正面向きだと見えにくいですが横を向けると光が当たりやすかったです。

ビームアックスの刃Aはビーム刃がかなり大きくなかなかの迫力。

隠し腕を展開させてビームサーベル4刀流。

隠し腕もしっかりした作りなので複雑な動きを付けることが可能。

高速移動モード。

変形という程ではないもののこちらもシルエットが変わってなかなか面白い見た目に。

腕は固定されたりはしないので普通に武器を構えることも可。

Hi-vガンダムと対決。

ぱっと見4倍くらい体格差がある印象。

終わり。以上、ROBOT魂 ナイチンゲール(重塗装仕様)のレビューでした。
かなり特殊なデザインの機体ですが、設定画を若干アレンジしたようなプロポーションでバランス良くまとまっており、重塗装仕様ということでメインの赤の質感も良好、モールドやマーキングなどで精密感も高められておりかなりの格好良さに仕上がってました。
遊びの面に関しては肘関節が弱かったり支柱がやや不安定だったりなど多少気になる所はあったものの、この体型のわりには全体的によく動く方で、隠し腕のギミックなんかも上手く出来てたので特別大きな不満は無かったです。
機体の人気度的には結構差があるのかもしれませんが、個人的には今回のナイチンゲールと似た仕様でいつかジ・Oの決定版的な物なんかも出して欲しいところです。