「全機警戒しろ!
前方よりガリアンだっ!!」
■スーパーミニプラ「機甲界ガリアン 飛甲兵ウィンガル」素組みレビュー。







『機甲界ガリアン-Panzer World Galient-』より、
マーダル軍機甲兵「飛甲兵ウィンガル」がスーパーミニプラで登場。
プレミアムバンダイ キャンディトイオンラインショップにて限定販売されました。
惑星アーストにて数少ない飛行能力を持つ機甲兵として、
物語序盤のガリアンを苦しめた機体「飛甲兵ウィンガル」。
取り敢えず、付属のシールも貼って完成です(^^)
■本体
フロント
全高:約12.5cm
スーパーミニプラシリーズとして再びキット化されたウィンガル。
食玩ながらパーツ構成もしっかりしており、
プロポーションバランス、成型色による色分け共に良く出来ている印象です。
頭部パーツは予め塗装済みとなっており、外装はアンダーゲートを採用している為、
仕上がりや見映えはパチ組みのままでも良好です。
リア
俯瞰
付属品
上半身
流石に肩、腕部、脚部等、合わせ目は結構目立ちます。
細部のエッジやモールドといったパーツ精度はややダルイ感じですが、
黄色い紋様といったパーツは細かく別パーツ化されているのが素晴らしいです。
口元のグレーや背中の翼はシールで再現。
シールの粘着力はイマイチな感じではありますが、
艶消し仕上げになっており以前の人馬兵の頃よりか薄く、若干ましになったかも。
下半身
丸みのあるフォルムの再現も良い出来です。
アンダーゲートなのでゲート跡も殆ど目立たず、
腰サイドアーマーの下、膝関節裏、靴底に残る位です。
頭部正面アップ
額の黄色と目元の赤色は塗装済みパーツです。
パーツがポロリし易いといった程ではないですが頭の角は小さいので紛失に注意。
落として5分近く探す破目に(^^;
首は変形機構により多軸関節となっていますが、
頭が大きく装甲が干渉しがちなので、若干可動に制限が掛かります。
とはいえ十分な感じでしょう。
可動範囲
赤角印はロール軸、黄色丸印はボール軸。
ボール軸を中心とした多軸関節を採用しているので可動域は十分。
関節保持力も良好です。
気を付けたいのは肘のボール軸において軸径が細いので破損に注意したい所。
肘関節は約90度、膝関節は約135度以上可動。
膝関節は変形によりクランク状に可動する為、
独特の機構を備えているのが作っていて面白かったです。
開脚
腰の回転、接地性共に良好。
翼は展開可能。
基部のボール軸は若干緩めな感じです。
付属台座の軸径は3mmなので、市販のアクションベース等でも対応可能。
ビーム砲付き斧
トマホークは2挺付属し、グリップ力は良好。
脛パーツを交換して、マウント状態も再現可能です。
脚部の左右分が付属。
■飛行ポーズ
フロント
変形機構を備えており、飛行ポーズを再現可能です。
首の可動、脚部、翼の展開、バックパックの取り付け位置を変更。
専用台座が付属し、関節保持力もあるので、
ポージングが安定しているのは好印象ですね。
リア
比較画像
ガリアン、ウィンガル、プロマキスを並べてみて。
(画像サイズは大き目)
ミニプラとはいえ約1/100スケールサイズにてキット化したのは嬉しいですね。
仮にシリーズが続くならマニア的にはモノコットやシールズなんだけど流石に難しそうかしら。
でもザウエル位は出て欲しい(^^)
以下、適当に。
飛甲兵ウィンガルがスーパーミニプラにてキット化。
食玩カテゴリーながらフォルムや色分け再現共に、
良く出来たキットとなっている印象です。
塗装済みパーツやアンダーゲートを採用しており仕上がりや見映えも良好です。
組み立ては楽ですが、アンダーゲートの処理はちょっと面倒な所。
可動域は十分広く、一通りのアクションポーズにも対応。
素材はポリスチレン製なので摩耗や破損の心配はあるものの、
関節保持力も概ね良好な感じでした。
パーツがポロリし易いといった所も無く、変形機構も安定しております。
ただ相変わらずシールはちょっと剥がれ易いので、
出来れば部分塗装等をした方が良さそうですね。
人馬兵程のインパクトには欠け、一般兵が操るやや地味な機甲兵ですが、
以前のガリアンシリーズよりも品質は安定したキットになっていると思いました。
以上、
スーパーミニプラ「機甲界ガリアン 飛甲兵ウィンガル」素組みレビューでした。
「飛甲兵ウィンガル・ジー」も購入してあるので、次回そちらのレビューもしたいと思います。