500円にして全身可動と豊富なオプションによる重装×重奏と題した換装が楽しめるガシャポンフィギュアシリーズ、「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE」。3ミリ径ジョイントを駆使したプレイバリューの高い構造と、可愛らしい頭身ながらも凛々しいアレンジで人気を集めています。27弾では全5種・3機体が新たに登場となります。

機体は『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』よりライジングフリーダムガンダム、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』よりガンダム・シュバルゼッテ、『機動戦士ガンダム』よりズゴック。さらにライジングフリーダムガンダム拡張セット、MS武器セットと26弾の流れを継いだ全5種3機体がラインナップ。本弾も可変や武器の分離合体、情感あるエフェクトパーツなど見どころも満載。作中には存在しない“ここだけ”の組み合わせも交えつつ、サンプルレビューでご紹介しましょう。

ライジングフリーダムガンダム

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』にて、キラ・ヤマトが駆った可変機体、ライジングフリーダムガンダム。世界平和監視機構コンパスに所属するMSで、全身の武装配置などは初代フリーダムガンダムを思わせるものになっています。体型もヒロイックにまとまっており、拡張セットと組み合わせることで差し替え変形も可能になります。

頭部アップ。少し厳しい表情も劇中のイメージ通りです。

本体付属の背面ウイングは小ぶりのサイズながらABS製となっています。

腰に装備したのヴァイパー3 レールガンは展開して射撃体制をとれます。

ガンダム・シュバルゼッテ

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』より、ラウダ・ニールが乗り込みグエルと戦いを繰り広げたガンダム・シュバルゼッテもアンサンブルに。大剣のような見た目のガーディアンを携えた姿はなかなかにヒロイック。パーツ分割もこだわりまくっており、頭部アンテナやカカト、背面バックパックなどじつに凝った作り。パーツ単位でしっかり色分けされています。

円を描くようなアンテナは形状、薄さとも高いレベルの造形。額のシェルユニットはクリアパーツです。

本体付属のガーディアンは一体成型。しっかり両手で構えられるのがグッド！

レーザーを放ったときの頭上に掲げるポーズもこのとおり。アクションの幅がかなり広い機体です。

ズゴック

『機動戦士ガンダム』に登場したジオン軍の水陸両用MS、ズゴック。両腕は格闘武装のアイアン・ネイル、頭部も胴体と一体という独特のデザインがじつに魅力的です。今回はブルーとグリーンを基調にした量産型カラーでのエントリー。アイアンネイルは左右とも開いた状態と閉じた状態の2種が付属しており、差し替えが可能です。

モノアイ周辺は別パーツで、視線を動かすギミックが搭載されています。左右はもちろん、上下にも少し角度をつけられて表情豊か。

腕部先端にはメガ粒子砲の砲門ディテールが。開口されており精密感も充分。

可動範囲も広く、頭上からアイアン・ネイルで襲いかかるようなポーズもこの通り。

爪は軟質パーツで先端もシャープ。デザインに合致した素材選択です。

ライジングフリーダムガンダム拡張セット

本弾の支援機枠となる、ライジングフリーダムガンダム拡張セット。左右5枚ずつのウイングは展開し、さらに内部には超高インパルス砲 シュトゥルムスヴァーハーを格納しています。

MS武器セット

MS武器セットはライジングフリーダムガンダムのビームサーベル、シールドブーメラン用ビームパーツとウイングパーツ、ガンダム・シュバルゼッテの分離機能を備えたガーディアンと接続パーツ、そしてズゴック用の頭部240mmロケット弾のエフェクトパーツとなっています。

ライジングフリーダムガンダム拡張セットとMS武器セットも組み合わせ、それぞれの機体をチェックしていきましょう。
ライジングフリーダムガンダムはウイングや機種が大型化され、背面はかなりの迫力に。

飛行形態へ変形！　まとまりもよく飛行機らしいシルエットです。機首の副翼も造形されているのが嬉しい。

冒頭での大気圏突入時に見せた、ウイングを大きく開いた姿にもできます。

MS武器セットからビームサーベルを装備してハイマットモードに。シールドブーメランにビーム刃を取り付け、浮かせて飾れば雰囲気抜群です。

ウイング内の砲門を展開したフルバーストモード。砲身も大きいサイズで迫力があります。

ボーナスパーツとして接続状態のビームサーベルパーツもMS武器セットには用意されています。

ガンダム・シュバルゼッテに分離可能なガーディアンを装備。厚みがあるのでビームガトリング使用ポーズは迫力満点。正規の使い方ではないですが、ジョイントパーツを取り付ければフォアグリップ風にできます。

ガーディアンは6基のビットステイヴ、そして内部のビームブレイドに分離できます。背中に装着してシルエットもガラリと変化。

ビットステイヴを腰に装着。大きく四方に広がった姿は大迫力です。

左肩に装着しレーザーを放ったときのポジション。ビットステイヴは3ミリ径ジョイントで接続され、工夫次第でレイアウトは自由自在。とんでもないプレイバリューです。

ズゴック頭部に頭部240mmロケット弾の発射エフェクトを装着。煙の表現は白眉です。

ミサイル先端も別パーツとなっており、なかなか繊細な作り。水中での発射シーンにも見えるような造形が嬉しい。

「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE 27」、26弾のイモータルジャスティスガンダムに続き登場のライジングフリーダムガンダム、ビットステイヴの拡張性と表現力が凄まじいガンダム・シュバルゼッテ、そしてリリースの続く『機動戦士ガンダム』一年戦争組のズゴックと充実のプレイバリュー。過去弾と組み合わせるも良し、単体でポージングを楽しむも良し。ハズレのないラインナップをぜひお楽しみください。

DATA

機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE 27

• 全5種
  ・ライジングフリーダムガンダム
  ・ガンダム・シュバルゼッテ
  ・ズゴック
  ・ライジングフリーダムガンダム拡張パーツ
  ・MS武器セット

• 販売元：バンダイ ベンダー事業部

• 価格：1カプセル500円（税込）／【箱売】550円（税込）

• 7月第5週発売予定

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