ROBOT魂 ガラバのレビューです。
全体。人型のオーラバトラーではなく戦闘機型のウイングキャリバーのような見た目になっており、全長約245mmとかなり大型。
劇中では出てくる場面によってサイズが違って見えるので、難しい所ですが、横幅もかなりありなかなかの迫力を感じられるサイズでした。
横から。機首周り以外のデザインは比較的シンプル。フォルムやディテール、色などは概ね劇中のイメージ通りでした。
裏側。空洞が多いこともあって重量は見た目のイメージ程無かったです。
各部位など。キャノピーはクリアパーツで再現。目に相当する部分はメタリック塗装で、その他細かい部分の塗装も丁寧でした。
キャノピーは開閉可能で内部には黒騎士のパイロットフィギュア。左右の操縦桿は可動しきっちり持たせることが可能。
上部にはオーラキャノン。
腕は本体とオーラコンバーター両方に生えていて、本体側の腕の先端はクロー、コンバーター側の腕の先端は3連装オーラキャノンに。
オーラコンバーターは左右に分かれており本体の大部分の割合を占める大きさ。主翼となる赤い羽根の他、いつも通りクリアパーツの羽も付いてました。背景の色で分かりにくいですがクリアの羽は普通の水色。
オーラコンバーター裏側のディテールもきっちり再現。
続いて本体可動。首の基部は上下左右に可動し、捻る動きが可能。
アンテナと上部のオーラキャノンは上下に可動。またオーラキャノン基部は回転も可能。
腕は本体側の方は前に引き出すことが出来、付け根や肘部分も可動。先端のクローも展開可能。コンバーター側の腕も付け根と肘が可動。
左右のオーラコンバーターも基部がジョイントになっており、前後に大きく動かすことが出来、
また左右に曲げることなども可能でした。
主翼は折り畳み可能。
クリアの羽はいつもと違ってボールジョイントではなく、通常のジョイント形式で前後左右に可動。
腕や羽の位置を調整し、キャノピーを開くことで、着陸形態の再現も可能。
後ろ。
横から。飛行形態に比べかなり薄い状態に。
本体腕の裏側にはランディングギアがあり着陸形態時は展開した状態に。
オプション。
台座一式。台座はズワウスなどと同じタイプの物。
支柱で浮かせる時は本体にこちらのジョイントを取り付けますが、急な角度を付けたりすると重量で外れたりすることがある点はちょっと厄介でした。
劇中で黒く描かれてる時のキャノピーを再現した交換用パーツが付属。こちらもクリアパーツですがほぼ内部は透けない仕様。
ワイヤー・クロー。こちらは腕部先端のクロー部分を外して取り付け。ワイヤーはいつも通りリード線。
決着シーンをイメージしたショウ・ザマと黒騎士のミニフィギュアも付属。両方専用の支柱で固定しますが、黒騎士用の支柱は何故か2本入ってました。
本体用の長い支柱も付属。高い位置で展示出来ますが短い方より不安定なので注意が必要。
METAL ROBOT魂 ビルバイン(最終決戦仕様)と。最初見本の写真を見た時は少し小さく感じましたが、並べると丁度良いくらいのサイズ差でした。
適当に何枚か。
短い支柱を使って角度を付けたりしなければ展示は安定。
裏側も作り込まれているのでバックショットもなかなかの迫力。
ワイヤクロー射出。ワイヤーは2本なので同時に4つの爪を飛ばすことは不可。
機体中央のオーラキャノン、腕部の3連装オーラキャノンは共に向きや角度など細かく調節可能。
着陸形態。
台座を使わず、なるだけ置き場所を小さくしたい時にも使える形態。
ビルバインと対決。急な角度を付けるとジョイントが外れやすいので支柱で補助するなりした方が良さそうでした。
最終決戦仕様にチェンジ。こちらの肩を掴むシーンなんかだとかなり小さく描かれてたりもするのでガラバのサイズは結構適当。
これ以上大きくても飾りにくいので個人的には丁度良いサイズだと思いますが、このサイズならこんなに引っ張らずにもっと早く出して欲しかった感はあり。
「俺は人は殺さない!その怨念を殺す!」
ミニフィギュアがグレー一色とかではなく大体の色が再現されてる所も良かったです。
終わり。以上、ROBOT魂 ガラバのレビューでした。
SIDE ABの数がある程度揃ってきた頃から欲しくなってきたラスボス機ですが、サイズ的に無理なのかともうほぼ諦めてた所でまさかの発売。
出来に関しては、全体のシルエットやフォルム、ディテールなどほぼアニメのイメージ通りで全体の色味や質感も良好、腕部やオーラコンバーターなども予想以上に動かすことが出来、ギミックやオプションもしっかりしていて、重要なサイズ感も実物を見てみると個人的にはベストと思える感じで、かなり満足度の高い仕上がりでした。
ROBOT魂のSIDE ABは今後もボゾン一般用やボチューン(フォイゾン王機)など少し地味めな物が続きますが、ダンバイン関連として、METAL BUILDの方でヴェルビンが決まり、サーバインがかなり気に入ってることもありそちらも非常に楽しみです。