S.H.フィギュアーツ ダース・ベイダー(STAR WARS： Obi-Wan Kenobi)のレビューです。
全身。ディズニープラスのドラマ「オビ=ワン・ケノービ」に登場するバージョンで造形は新規。初のインナーも布素材仕様に。
顔。2019年のリニューアル版より若干頭頂部が長いなどバランスが変更。何度も作られてるだけあり再現度に関しては問題なし。
細部の塗装や黒の質感なども良く格好良く仕上がってました。
各部位など。体型のバランスなども若干変化。胸のパネルは2019年版より大きめに。胸部左右も布素材に変更。
腰回り。左腰にはいつも通り着脱可能なライトセーバーを装備。
腕や足。この辺もグローブに深めのモールドが入るなど細かい部分が変更。いつもは見えにくい脚はスカート部分が布素材になったので簡単に出せるように。
背中。
マントの内側も布。布素材の使用量はこれまでのSHFの中でもトップクラス。
マント、スカート部分共に縦横にワイヤーが入っており自由に動きをつけられるようになってました。
マントを閉じた状態での素立ち。マントが大きいこともあって綺麗に閉じた状態にするのは難しかったです。
可動は全ベイダー最高クラス。首はデザイン的に若干程度ですが腰はかなりスイングが可能。肩も高く上げることが。
肘膝も十分曲げることが出来、インナーが布なので股関節も前後横に広く可動。ただ接地性はいまいちでした。
オプション。
劇中オビワンに斬られて損傷した頭部と胸部パネルを再現するパーツが付属。
内部の頭部はデジタル彩色で火傷痕などもリアルに再現。破損したヘルメットが溶けてる感じなども凝ってました。
ライトセーバー。
いつも通りエフェクト状の物も付属。
１つ前の2019年版、初期の2015年版と。前回との大きな違いはインナーの布素材化。初期版と比べると別物。
適当に何枚か。
インナーが布素材になったおかげで下半身の可動域が大幅に拡大。
あんまり足を大きく開くイメージは無いですが、アクションフィギュアとしては派手なポーズが出来て遊び甲斐が増してました。
肩の引き出しなどは無いので両手持ちさせる時などは少し窮屈。
いつも通りライトセーバーのエフェクトも付属。接地性がいまいちだった点だけは惜しかったです。
膝立ちも出来るようになりましたが、劇中やってた地に手を付けて地割れを起こす技の再現までは厳しかったです。
オビワンと対決。
ヘルメット破壊。
デジタル彩色が使われてるので中の顔の火傷具合や恨めしそうな表情もリアルに再現。
終わり。以上、S.H.フィギュアーツ ダース・ベイダー(STAR WARS： Obi-Wan Kenobi)のレビューでした。
ダース・ベイダーはこれまでも何回も出てるので流石にそろそろという感じはあったものの、今回は初めてインナーが布素材になっていて、可動性や見た目のリアル感が増しており、過去の物とはまた一味違った新鮮味のある作りになってました。
せっかく下半身の可動が良くなってるのに接地性がいまいちだった点だけは惜しかったものの、脚を大きく開いたり、膝立ち出来るなど、これまでのベイダーでは不可能だった動きが可能で、またドラマ版劇中の破損したヘルメットパーツも付属し、そちらの出来も良かったので満足度は高かったです。
これまでのダース・ベイダーを色々持ってる場合はちょっと迷う所ですが、インナーが布仕様の物は初で、それ以外の頭部やプロポーションなどの出来も良いのでなかなかオススメです。
