フィギュアライズスタンダードで新たにキット化されたスレッタ・マーキュリー(一般制服Ver.)。
こちらはプレミアムバンダイでの受注品となっていて価格は4,180円です。
今回はプレバン品ではありますがパッケージと説明書共にカラーで説明などもあり一般販売品と変わらない物でした。
付属品は交換フェイス4つ(全てデカール)、握り手、3mmピン付き平手、持ち手、トマト持ち手&トマト、
ハロ、それにアクションベース6が付属します。
余剰パーツ扱いの物は特になく、スタンドの余りパーツは自由に使えるジョイントとなっています。
シール類ですが制服の色分けを主に補うシールと水転写デカールが付属。
水転写デカールは様々な表情やトマトのヘタなどを補う事ができます。
先にホルダー仕様の物がキット化されていましたが、今回はプレミアムバンダイで一般制服姿のスレッタがキット化されました。
こちらは先に発売されたホルダー姿のカラバリとなっていて制服が白からグリーンに変更。
豪華な金のエングレービングなども無くなっているシンプルな制服です。
今回もタンポ印刷済の表情は1つのみとなっていてこちらの表情がタンポ印刷済の顔パーツとなります。
キットの作りも表情パーツ以外流用のため特に変わっていませんが、
表情やデカールはよりアニメに似せたような目になっていて再現度が上がっているように感じます。
またホルダー版では表情が3つだったのに対し、今回は5つに増えていますしトマトも付属しています。
関節の作りは変わっておらずKPSの組み合わせとなっていました。
色分けですが今回もおおまかな部分は再現されているものの、肩やネクタイ、袖口のラインや
ヘアバンド&髪留め部分は一部シールで補う形となります。
ただホルダー服のようにエングレービングシールがある訳ではないのでそのあたりの作業は減っています。
ミオリネなどはシールを貼ったので今回も使ってみました。
胸部のマークや細かいラインなどを補う物が中心です。
頭部アップ。フェイスパーツ以外流用となり髪の毛は十分シャープに尖っています。
こちらはタンポ印刷のフェイスですが瞳が丸く大きくなりよりアニメの印象に近くなっています。
水転写デカールは色々ありますが今回は説明書にあるものを貼ってみました。
いつも通りデカールを貼った後つや消しコートをして瞳などはUVジェルを塗ってツヤを出しています。
こちらは特徴的な慌てたような表情。
なにかに気がついて口を少し開けたような表情。
デカールは柔らかくしっかり曲面に馴染みます。
ちょっと狂気を感じるような口を開けた四白眼の表情。
最後は叫び顔です。
口を開けた表情はどれも別パーツ化されていて塗り分けもしやすい作りです。
ホルダーVerと比較しながら各所のアップ。
基本的にカラバリなので造形は同じですが色の関係でシワの造形は一般制服の方が確認しやすい印象。
ホルダーは金のラインがあり豪華ですがこちらはシンプルです。
独特の腕周りの構造も再現され合わせ目の出ない分割となっています。
脚部も分割線は縫い目のように処理されているので自然な見た目となっていてブーツのフチなども立体的に再現されています。
特に大きく派手な装飾などもないためシンプルですが動かしやすい素体です。
可動範囲ももちろん変更点はありません。
デザインの関係で肘はそこまで深く曲げられませんが接地なども良く胴体のスイングもまずまず。
先に発売されているホルダー仕様のスレッタと並べて。
カラバリなので頭身バランスなどは変わりませんが
目つきが結構変わり若干幼くなったような印象もあります。
今回もアクションベース6が付属するので飾りやすくなっています。
コンパクトなスタンドなのでこのぐらい軽いキットだとちょうど良いです。
ハロも変わらず付属しますがカラーはオレンジからグリーンに変更。
もちろん耳が展開するギミックもあります。
3mmピン付きの手首があるためこちらも安定した保持が可能。
他の3mmジョイントがあるエフェクトや武器などを付けても遊んでも良いと思います。
フェイスパーツが一気に5つに増えたため、デカールを貼る手間はありますが一気に表情豊かになりました。
保持力なども重い武器を持たせない限りは十分で扱いやすいですが、
手首軸の前腕側がちょっとキツめに感じたので交換しにくい感じだったら少し調整した方が良いかも。
構造が共通のためもちろんホルダー服のフェイスパーツと一般制服のフェイスパーツをそれぞれ使い回す事ができます。
2キットあると非常に表情豊かになりますね。
また今回はトマトも付属。こちらは1パーツで再現されヘタはシールやデカールで補う方式。
右トマト持ち手もあり自然にトマトを持つ事もできますが
乗せるだけなのでしっかり固定できる訳ではありません。
同じフィギュアライズスタンダードのミオリネと。
制服の色味もしっかり合わせられていました。
もちろん武器持ち手が付属するので色々なキットの武器を持たせる事ができます。
持ち手は最近のガンプラや30MM&30MSに対応した物なので持たせられる武器は多いと思います。
最後に30MSリシェッタやFRS ミオリネとサイズ比較。
小顔ですが大体リシェッタと同程度の大きさです。
以上フィギュアライズスタンダード スレッタ・マーキュリー(一般制服Ver.)レビューでした。
こちらは先には発売されたホルダー服のカラバリとなっていて
緑色のシンプルな制服を再現しています。
そのためエングレービングシールなどもなく、地味になっている所はありますが
その分トマトや表情パーツが増えていました。
特に表情パーツは印象的な表情もフォローされていて再現度も上がっていますし
ホルダー服のスレッタにも使えるのは良いですね。