前回シャトルモードからガウォークへの変形ギミックまでを紹介したV.F.G.のケーニッヒモンスター。
今回はガウォークモードを紹介していきます。
若干変化があったものの、乗り物的なギミックは無かったシャトルモードですが
ガウォークモードではハンドルやシートが展開され
ガウォークらしいシルエットは引き継がれているものの一気に乗り物らしい形になります。
作りとしては機首とレールガンの間にシートとハンドルが追加されたような形です。
もちろんこの形態でも自立は可能ですが、やや前に倒れやすい所もあったりするため
長時間飾る場合はスタンドで支えたほうが無難だと思います。
VFガールを乗せるため通常のケーニッヒモンスターと異なりレールガン部分が2つに分割されているのも特徴的です。
またシートのオレンジ色も良いアクセントでシャトルモードより若干カラフルになった印象ですね。
複雑な変形ギミックではありますがそこまで不安定な部分はなく主要な軸も太いため一部を除き意外と安定感はありました。
機首周りは機銃が展開されていますがこのパーツは砲口が開いていないので好みで開口するといいかも。
折りたたまれた部分はロックがあるためプラプラするような事はありません。
ハンドル部分はスイング軸あり。
グリップ部分は細いので色々な手首で握らせる事ができると思います。
両腕のミサイルランチャーはしっかり開口され見栄えは良好。
金のプラはさすがにウェルドラインが見えるので気になる場合は塗装しても良いかも。
肩のカナード翼はロックされガッチリと固定されています。
シート部分のステップはこちらもスイング可能で様々な位置で固定可能。
2つに分かれたレールガンはある程度スイング可能な作り。
逆関節になった脚部ですが膝の軸は太いため今のところしっかり保持してくれます。
可動についてですが腕はある程度前後に振れますし、接続部で回転可能です。
脚部は股関節は大きく広げる事が可能。
膝も真っ直ぐ伸ばせますし、つま先やカカトのフレームも少し左右に動かせますが足首は基本的に固定となります。
超合金のような膝部分のロールはありませんが
腰のフレームの可動を生かす事で脚を前に投げ出すようなポーズも取る事が出来ます。
VFガールと。
ガウォークでもやはり巨大で迫力十分です。
股関節部分には3mm軸があり浮かせて飾る事もできます。
腰可動を使えば脚を前に出したように見せる事もできます。
VFガールを早速乗せてみました。
ハンドルやステップは可動するため位置合わせもしやすく、
ただ乗せるだけですが安定感は十分です。
シート部分にも余裕がある構造で特に窮屈だったり設置に困るような事はありません。
乗り物としてはかなり大きくレールガンやミサイルランチャーを構えた姿は大迫力です。
腕はもちろんレールガンもある程度左右に振れるためポーズの自由度も意外と高め。
各所の関節も基本的には問題ないのですが、
この撮影ブースのような滑る床だと股関節が重さに負けて一気に開脚してしまう事があります。
気をつけるのはこのぐらいで膝などは十分な保持力がありました。
ステップが可動するので座らせる他、立って乗るような姿にも出来ます。
もちろん30MSなど他の美少女プラモデルなども乗せられましたし
余裕がある大きさなのでロボプラモも乗せられる物は多いと思います。
好みの機体を乗せられるのはやはり楽しいですね。
HGUCガンダムとサイズ比較。
ガウォーク状態でDX超合金のケーニッヒモンスターと。
乗り物になったためシートやハンドルが追加された他、レールガンなどのシルエットも変化しています。
またプラモの方がやや細身になっていました。
続いてデストロイドモードへの変形です。
まずは腰フレームごと脚を前に出し、シャトルモードのランディングギアを外します。
脚フレームを引き伸ばし装甲をたたみツライチにします。
シートを後ろにスライドしてロックを外したら肩部分を展開。
肩アーマーとなる部分を回転しシートを戻しておきます。
腕のミサイルランチャーのレールをスライドさせ中央ぐらいで止めます。
ここにはカチっとした引っかかりがあります。
後は腕を回転させマニピュレーターを引き出します。
腰フレームの降着装置部分を腰に挿し込んで形状をロックします。
これで腰がプラプラと動かなくなります。
後は再びランディングギアを取り付け
レールガンの位置を調整して
キャノピーを外し頭部を差し替えます。
これでデストロイドモードの完成となります。
以上アオシマケーニッヒモンスター ガウォークモード編でした。
次回はラストでデストロイドモードの紹介となります。
前回ガウォークを紹介したV.F.G. ケーニッヒモンスター。
今回はラストのデストロイドモードを紹介します。
ガウォークから変形し人形になったデストロイドモード。
こちらは頭部が丸ごと差し替えとなりますが他はスムーズに変形可能。
重量感のあるガウォークから手足の長いスタイルにガラッと変わります。
こちらの形態も各所の保持力は十分でどこか勝手に動いて困るといった所はありません。
ガウォークの場合滑りやすい床だと股関節が開いたりする場合がありましたが
こちらは制限がかかるためそのようにはならず安定して飾る事ができます。
こちらもシートやハンドルはあるのですが正面からだとあまり目立ちません。
VFガールはちょうど背中におぶるような感じで乗せる形となります。
そのためレールガンと背中は少し離れています。
頭部アップ。
頭部はまるごと差し替える形となるので変に小さくなったりといった事はなくちょうどよい大きさです。
もちろんカメラ周りはクリアパーツ化されています。
胸部はガウォークと大差ないですが肩アーマーが開いた形になっています。
シートは斜めになり若干折りたたまれた形状に。
ハンドルとステップはこちらも問題なく可動します。
腕は180度回転するためマニピュレーターになりました。
もちろん指は開閉可能です。
すらっとした脚部は装甲がツライチになるため綺麗なシルエットになっています。
膝部分は広い可動範囲がありますがデザイン的に足首は横に動かないのですが
フラップやカカトのフレームを動かす事である程度接地しているように見せる事はできます。
カカトのフレーム部分はBJである程度横に動かせます。
足裏は肉抜きが多めで裏打ちなどはありません。
可動についてですが首は回転や上下にスイングが可能です。
腕は肩アーマーを回転させる事で高く上げる事ができます。
肘部分も回転できますし意外と動きます。
脚部は制限があるため開脚はあまり出来ませんが、股関節がスイング可能なため「ハ」の字に立つ事ができあmす。
また脚も比較的上がりますし膝も深く曲げる事ができます。
人型となるためガウォークよりスラッとするものの、さらに巨大になる印象。
この状態でも股関節に3mm穴があるのでスタンドを使う事ができます。
ただやはり重いので長時間飾る場合は他のモードと同じくスタンドを2つ以上使って支えた方が良いと思います。
早速VFガールを乗せてみました。
背中とレールガンの間に収まるように乗せます。
こちらの形態でもステップやハンドルは微調整が可能で非常に乗せやすい作り。
また前後幅も余裕があります。
ハンドルは軽く握らせるだけですが、結構細いため何かに引っ掛けたりすると折れる危険があるので一応注意した方が良いかも。
脚が結構上がるのでキックポーズなどもいけます。
変形が出来るのはもちろん、VFガールの手首や表情も豊かなので組み合わせる事でめちゃくちゃ遊べます。
組むのは大変ですが手持ち武器などが無くてもこのプレイバリューは凄いですね。
もちろんこの形態でも30MSなどと組み合わせて遊べます。
プロヴェデルなどよりもさらに大きく大迫力の乗り物になりますね。
HGUCガンダムとサイズ比較。
かなり大きいですが意外と細身なので高ささえ確保すれば一番飾りやすい形態かも。
デストロイドモードでDX超合金ケーニッヒモンスターとも。
ガウォークと同じくこちらの方が細身でサイズもやや小さめです。
・塗装レシピはありませんでした。
以上アオシマV.F.G. VB-6 ケーニッヒモンスター レビューでした。
巨大なケーニッヒモンスターが付属するため大ボリュームのキットで組むのは大変な部分はありますが
キットの完成度は高く凝った変形ギミックが楽しめる充実した内容のキットとなっています。
アオシマのVFGは今回初めて組んだのですがスナップフィットでサクサク組めますしVFガールは少し外れやすいパーツはあったものの
可動なども首や腰が良く動くためケーニッヒモンスターに乗せた時もポーズが付けやすいものになっています。
ケーニッヒモンスターも乗り物としてのアレンジは入っているものの、この巨大さと複雑さがありながらカチっと変形出来るのは素晴らしい出来でした。
またガウォーク、デストロイド共に余裕のある作りなので色々乗せて遊べるのはやはり楽しいですね。