コトブキヤから色々リリースされているM.S.Gシリーズ。
こちらの新シリーズとしてカラフルな多色成形仕様のバーチュアスタイルというシリーズが始まっています。
今回紹介するのは先月発売された03の「ポールウェポンセット」で価格は1,430円です。
紹介しそびれていますがソードセット2種も既に発売されています。
パッケージは袋入のタイプです。
説明書は台紙に印刷されています。
キットの内容ですが柄3本(長1本&短2本)と
穂先3種(左からハルバード、スピア、トライデント)と
石突パーツ2種合計3個を組み合わせるセットとなっています。
基本的な組み合わせはこのようになり、ハルバード、スピア、トライデントがそれぞれ1本ずつ組めます。
まずはスピアから紹介します。
今回のバーチュアスタイルですがシリーズの特徴として実在する武器に近いデザインで
従来のグレーが多かったMSGと比べ塗装をしなくてもカラフルな仕上がりとなるのが特徴となっています。
塗装作例では刃の内側などが塗り分けられているのでそのあたりは塗装が必要ですが
成形色はレッド、シルバー、ゴールドの3色でそのままでも派手に仕上がります。
穂先はコトブキヤ製キットらしく非常にシャープで尖っています。
基部のゴールドパーツは2パーツ構成で片側に分割線がでますがディテールは細かく仕上がっています。
石突は2種ありますがこちらはシンプルなタイプ。
長柄武器ですが変に短い所はなく十分な長さが確保されています。
こちらは短いタイプの柄ですがそれでも十分な長さです。
バンプアップエクスパンダーに取り付け。
こちらも問題なく持てますが大きいガバナーのエクスパンダーでも流石にちょっと大きすぎる感じでした。
続いてトライデント。こちらは名前通り三叉の槍となっています。
刃先は十分シャープに仕上げられ、ポセイドンが持っていたと言われる槍のためか魚の鱗や尻尾を思わせるディテールが入っています。
HGUCのガンダムに持たせてみました。
MSGはガンプラなどに流用する場合、グリップが若干太くて無理がかかる場合が多かったのですが
こちらは問題なく持たせられました。
30MSに持たせる場合ですが、柄の両端に膨らみがあり干渉するためそのままでは厳しいです。
ですがその矢印部分にある膨らみをカットすれば問題なく持たせられました。
この部分はカットしてもあまり気にならないと思います。
公式の紹介文には「文化祭の演劇シーン」や「異世界転生シチュエーション」として遊べます。とあり、
確かに演劇の小物などにありそうな印象です。
最後はハルバード。
こちらは長い柄を取り付けていて刃も大ぶりで説明書の組み合わせだと一番ボリュームがあります。
そのためヘキサギアのバルクアームなどに付けても十分なボリューム。
大柄な機体にもしっかり合います。
ただどれもメカ風のデザインではないのでロボット系の物だと似合うのは少なめかもしれません。
接続軸は共通で3mm軸のため両方を刃にしたりする事も可能ですし
3mmジョイントを使って他の様々なパーツに取り付ける事ができます。
かなり鋭い刃なので色々便利に使えそうですね。
以上MSG バーチュアスタイル03 レビューでした。
MSGに新シリーズという事ですがこれまでグレー単色が多かったのに対し、
今回は3色の成形色が使われカラフルに仕上がっていました。
メカ的な要素は少ないのでロボット物と合わせる場合似合う機体はある程度限定されそうですが
刃などは接続部は3mmなのでカスタムしやすいですし尖らせる必要のないぐらいシャープに仕上がっているのも格好良いですね。