S.H.モンスターアーツ ガメラ (2023)のレビューです。
全身。ネトフリアニメ『GAMERA -Rebirth-』に登場するガメラで造形は完全新規。
ガメラシリーズ初のアニメ作品だそうですが、造形はこれまでの実写のガメラと大きな差は無かったです。
横から。ただ色は結構独特でCGアニメっぽい雰囲気になってました。
顔。輪郭や顔の各パーツなどガメラらしい造形でなかなかの格好良さ。瞳の位置も揃ってて正面からの見栄えも良かったです。
歯の塗装も綺麗。白目部分がグラデ状になってたり、凹凸に合わせて陰影がついてるなど塗装はかなり力が入ってました。
口は開閉可能。舌などの塗装も綺麗。
各部位など。体のデザインも実写ガメラと大きな違いは無く、腹部装甲もしわなど精密感のある造形塗装になってました。
腰回り。腹部装甲の隙間はメタリック塗装になっており発光してる雰囲気に。劇中展開しそうですが開くギミックは無かったです。
腕や足。この辺も関節の隙間などが目立たず、皮膚感も細かく造形されていてリアルな見た目になってました。
背中。甲羅の陰影塗装も綺麗。
尻尾はゴジラのように節ごとに可動。ただ1節1節が大きいのでそれほどは動かず。
可動は首の可動域はかなり広めですが、腰関節は無く腰は固定。肩は高く上がり、肘は60度程、膝は30度程可動。
股関節は前にはよく動きますが横にはあまり開かず。接地性は高いですが、本体重量があるのでやや不安定。
オプション。
台座一式。
差し替えで飛行形態の再現も可能。
一旦手足や胴体をばらす必要はありますが、パーツの数が少ないので差し替えは手軽でした。
横から。専用のエフェクト型台座と支柱も付属。
裏側。
2015年発売のガメラと。サイズはこれまでより少し大きめで重量感もトップでした。
適当に何枚か。
可動は前述の通りそこそこくらいですが首周りがよく動くので、自然に前傾姿勢を取らせることが可能。
攻撃。肩回りの可動も比較的良好。
尻尾を支えにすれば蹴りポーズなんかも可能でした。
ただ重量があるので股関節が固定したい角度より少し開いたりすることがあって若干不安定でした。
股関節自体の可動域がそれほど広くないので股が裂けて倒れるような心配はないですが。
2015年発売ガメラのプラズマ火球エフェクトを使って。
火球は今回も吐くっぽいですが、価格が上がりすぎるから付けなかったのかも。
飛行形態。
こちらの差し替えパーツはかなり凝った作りで完全な飛行形態が再現可能。
後ろから。ネトフリ配信アニメは登録とか面倒に感じますが、コンビニでプリペイドカードを買えばクレカとか入力せず見れて期限が来れば勝手に切れるのでオススメ。
終わり。以上、S.H.モンスターアーツ ガメラ (2023)のレビューでした。
9月7日からネトフリで配信予定のCGアニメ『GAMERA -Rebirth-』版のガメラということで、初のアニメ版ガメラですが、色は独特なものの造形はこれまでとそれほど大きな差は無く、顔立ちやプロポーションなどは非常に格好良く、塗装も隅々まで丁寧で、非常に完成度の高い出来に仕上がってました。
可動は元々のデザイン的にそこまで良くは無いものの、首や肩回りがよく動くので、そこそこポージングの幅はあり、また差し替えで飛行形態も再現出来るので遊びの面でも特に不満は無かったです。
本編の公開はまだ先ですが、単純にガメラフィギュアとして非常に格好良いので、好きな人ならかなりオススメです。