S.H.モンスターアーツ ガイガン(1972)のレビューです。
全身。以前2004年版のガイガンは出ていましたが1972年版は初なので新規造形。体の隅々まで精密に造形され塗装も丁寧。
顔。宇宙人に改造されたサイボーグ怪獣ということで、目の部分はバイザーになってるなど未来感のあるデザインが特徴。
バイザーはクリアパーツで内部のモールドが透ける仕様。角や牙もシャープで、角の生え際などの塗装もリアル。
口は上下に開閉し、また口の横の刃も横に可動するようになってました。
各部位など。体の内側はキングギドラと似た感じの色と造形。中央からは回転カッターの刃が出ておりこちらもシャープ。
腰回り。回転カッターの刃は若干上下に程度動くようになってました。
腕や足。長さや太さは普通ですが、先端が刃になってるのが特徴。角と同様に生え際の塗装が非常に綺麗でした。
背中。
背びれ左右は引き出すことでボールジョイント可動させることが可能。
尻尾はいつも通り節ごとに可動。
可動は首は上下にそこそこ動きますが腰関節は無し。肩は構造上あまり上がらなかったです。
肘膝は90度程度。股関節も前後横にそこそこ動き、接地性もまずまずでした。
コンビを組んでたキングギドラと。サイズは普通で一般的なゴジラと変わり無かったです。
適当に何枚か。
可動は前述の通り全体的にそこそこくらいで一般的なSHMシリーズと大差なし。
ただデザインの都合で腰関節が無いので、腰に動きをつけることが不可能でした。
首はしっかり動くので、そちらを使えば腕の鎌を振るようなポーズは可能。
蹴りポーズも一応か。
尻尾攻撃。
飛行。クリップで掴ませにくい体型なので浮かせるのはやや面倒。
キングギドラと。
適当なゴジラの頭に角攻撃。1972年版ゴジラの企画も進んでいるとか。
逃亡で終わり。S.H.モンスターアーツ ガイガン(1972)のレビューでした。
当時の様々な資料を基に造形されてるそうで、プロポーションなど劇中そのままで、頭部のバイザーや各部の刃、皮膚感なども精密に造形塗装され、関節がある点以外は映画に登場するスーツほぼそのままの出来に仕上がってました。
胴体に回転カッターがある都合で腰関節が無いので、腰に動きはつけられないですが、腰以外はそこそこ動くので腕の鎌を振る動きなどは再現出来、翼の展開などギミックも凝ってて、遊びの面でも大きな不満は無かったです。
SHMのゴジラシリーズは一部仕様を変えただけの○○Ver.とか他との違いがそんなに分からないゴジラなどは買わなくなりつつありますが、今回のような完全新規の物は面白いので今後にも期待です。