HI-METAL R オーガスのレビューです。
オーガロイド形態。首が無く手足が太い独特な体型を忠実に再現。HI-METAL Rなので基本は成型色で一部が塗装。
顔。帽子のような蓋が開いて内部の頭が出てるデザイン。頭のシルエットは若干鳥っぽい形状で目はバイザー型。
バイザーはメタリック塗装が透けるクリアパーツで、その他の塗装も正確。アンテナはボールジョイント接続で造形もシャープ。
各部位など。バルキリーとは異なり腰はしっかり上下に分離。曲線的なフォルムも綺麗に再現されてました。
腰回り。白、茶色部分は成型色で他は大体が塗装。
腕や足。前腕やふくらはぎが太長いなど体型は独特。足首の構造はバルキリーと少し似た感じでした。
右腕にはミサイルガンを装備。基部を引き出すことで砲身の向きを調節可能。
左腕。変形の都合上、手足には所々凸凹があり。
背中。
可動は腰のスイングは無いですが首は基部ごと大きくスイング可能。肩もかなり高く上げることが可能でした。
肘膝は100度以上曲がり、股関節も前後横に広く可動。足首は引き出し可能で接地性も高かったです。
オプション。
スタンド一式。
スタンドは新規造形。
本体を浮かせた状態。オーガロイド時に使うには支柱はやや短めでした。
ジョイントはバックパックを開いた腰に取り付け。細かく角度変更が出来る作りになってました。
続いてタンク形態への変形。まずミサイルガンを外し、頭の蓋を閉じて、肩上部を外側へ動かし、バックパックを開いた状態に。
開いた背中からオーガロイド用サポートパーツを外しタンク用に交換。
肩とウイングを後ろに動かし肘を曲げた状態に。
膝関節を引き出して前方へ折り曲げ、ふくらはぎ横のパーツを後ろに展開。
再度ミサイルガンを取り付け、コクピットのカバーを開けばタンク形態完成。
後ろ。上半身は人型の時に近いですが、下半身は膝が逆に曲がってることもあって独特なシルエットに。
横から。
裏側。各形態にスタンドジョイントが付属しますが、こちらは地を走る形態ということでジョイントは無かったです。
コクピットはクリアパーツで内部の桂木桂もきっちり塗装。
続いてガウォーク形態への変形。ミサイルガンを外し、脚の形を真っすぐに戻し、股関節を画像左足のように展開。手首を穴あきに変えて腕内部に収納。
タンク用サポートを外したバックパックを起こし、首基部を後ろにスライドさせて頭部を収納。
バックパックを前に折り曲げて胸部との隙間を閉じ、頭部を完全に収納。腕は横に広げた状態に。
腕フレームを右腕のように伸ばし、
後ろに曲げて、腰横のウイングは起こした状態に。
腰を後ろに90度曲げて、キャノピーカバーを開き、コクピットをスライドさせて完全に露出した状態に。
両腕を閉じて胴体の下にピンをはめ込みロック。
膝、足首を少し引き出し、膝を逆に折り曲げ、ミサイルガン、ミサイルを取り付ければガウォーク形態完成。
後ろ。バルキリーのガウォークは腕は出した状態が基本ですが、こちらは収納した状態に。
横から。脚の曲げ方や開き具合はバルキリーと同じように調節可能。
ウイングにはミサイルだけでなく推進ブースターも取り付け可能。
こちらも専用のスタンドジョイントを使って浮かせることが可能。
続いてフライヤー形態への変形。ミサイルガン、ミサイルを外し、足を伸ばし、腕のロックを外して、肩上部を収納。
二の腕を引き出し、体を開いた状態に。
肘を曲げてロックし、バックパック内側にフライヤーサポートを取り付け、
両腕、両足を閉じ、体も閉じて腕と足を繋いでロック。
主翼の位置を整え、ミサイルガン、推進ブースターを取り付ければフライヤー形態完成。
後ろ。
横から。バルキリーのファイターに比べかなり厚みがあるのが特徴。
裏側。オーガロイド以外全てそうですが、頭部が綺麗に隠れているのでどの角度からでも見栄えは良かったです。
オーガロイド形態でメタルビルドエクシアや同じハイメタルRのバルキリーと。同じ超時空シリーズということで、バルキリーに近いサイズを想像してましたが思ってたよりだいぶ大きかったです。
適当に何枚か。
フライヤー形態から。バルキリーに比べると厚みがあって若干昆虫っぽくも見えるデザイン。
ガウォークに変形。
同じガウォークでもバルキリーと異なり腕は収納状態。関節はかなり硬いので足が勝手に開くような心配は無かったです。
タンク形態。
バルキリーには無い独自の形態。基本的に空中戦が多い話だったので本編でもあまり活躍せず。
オーガロイド形態。
前述の通りこの形態での可動もわりと良いのでストレスなく動かすことが可能。
複雑な変形ギミックのある機体ですが、きちっとロックがかかってるので不意にパーツが外れるようなことも無かったです。
スタンドも角度が付けられる専用の物が付属するので浮かせるのも楽でした。
肩回りがよく動くので右腕を左手で押さえる動きも再現可。
OP頭突き。オーガスはスパロボで知ってアニメも見たものの、ラストの意味が分からなすぎてネットで色々調べた思い出が。
OPの昇竜拳みたいなポーズ。
終わり。以上、HI-METAL R オーガスのレビューでした。
一時はザブングルやダグラム、エルガイムなど色々な作品のメカが出ていたものの、最近はマクロスかカラバリ中心だったHI-METAL Rシリーズですが、久々に別作品のオーガスが発売。
出来の方は4段階変形するにも関わらず、各形態プロポーションなど自然で、造形も良好、成型色中心ではあるものの質感も良く、可動、変形ギミックもしっかりしていて、ストレスなく遊べる完成度の高い出来に仕上がってました。
複雑なギミックが詰め込まれつつ、サイズも少し大きいので、価格は高めですが、オーガスの決定版といっていい内容だと思うので、作品が好きな人ならかなりオススメです。