『Dream Together Project』の企画の一環としてスタートした、超合金ZOIDSの商品企画。今回は、BANDAI SPIRITSの技術によって生まれた「超合金 RZ-041ライガーゼロ」の魅力を余すことなく紹介していきたい。またもうすぐ発売となる「超合金魂 GX-103 MFS-3 3式機龍」の続報もご覧いただこう。(構成・文/五十嵐浩司・池田元気[TARKUS])
発売直前!! 超合金ライガーゼロの最新情報公開
超合金ZOIDS RZ-041 ライガーゼロ
BANDAI SPIRITSとタカラトミーが両社の垣根を超えて、コラボレーションする『Dream Together Project』企画。その一環により、40周年アニバーサリーとなるZOIDSからライガーゼロがBANDAI SPIRITSの誇るブランド、超合金として発売される。ライガーゼロは、TVアニメとして2001年に放送された『ゾイド新世紀/ZERO』、2004年の『ZOIDSフューザーズ』で主役ゾイドとして登場し、現在も人気が高い。
ZOIDSとは……
ZOIDS(ゾイド)は、TOMY(現:タカラトミー)が1983年より日本国内で『メカ生命体ゾイド』として展開したSFメカ玩具である。多彩な生物をモデルにしたメカを組み立てて、ゼンマイやモーターなどを動力として実在の生物のように動かすことができることが最大の魅力である。
▲︎ゾイドコアは、メタリックコーティングがされており、取り外しができる
▲目にはLEDを内蔵し、鋭く発光する。全身には猫科の脚部のうねりを再現する可動が施されている。ライオンらしさをより再現するというコンセプトのもと、前腕に狼爪が存在するデザインアレンジがなされている。尻尾には二重ワイヤーが内蔵され、自由に動く
▲全身の可動機構を活かし、躍動感あふれるストライクレーザークローを実現。ブースターはサイドフィンを開くことでバーニアが連動して展開。素体部分はツヤ消しとメタリック塗装、ゼロユニットにはトップコートとシャンパンゴールド塗装が施されており、質感および情報量に溢れる外観となっている
▲︎付属の専用台座は上下左右へ角度調整が可能で、上図のような前傾して跳躍する動物らしいアクションポーズも可能だ
驚異のアニマルアクション
素体部分は猫科の骨格構造を参考に、骨の位置取りを研究して設計された構造となっている。そこに金属生命体のコンセプトを、超合金ならではの歴史と技術でアプローチすることによって、重厚感あふれるボディと両立した。これによって、野生体に限りなく近いライガーゼロの躍動感が実現されているのだ。
▲︎ダイキャストで再現された爪部の中から、さらに鋭い爪を引き出せる。これも本来のライオンの骨格を研究した超合金ならではのアレンジである
▲︎各部の関節機構により、柔軟性がある猫のような愛らしいポーズもとれる
▲猫の肩甲骨から上腕骨の構造からヒントを得た肩関節機構を、基部からの引き出し+ダイキャスト製のフレームで再現
▲四肢には、ライオンやネコ科動物の大腿骨~下腿骨~即紺骨の捻りから着想を得た、特許出願済みの腱の捻り構造を搭載している。それによって動物の躍動感を再現可能となった
スリーブの下には、もうひとつのパッケージが!!
本商品のパッケージは、ライガーゼロのアーマー着脱を意識したスリーブ仕様。中には、TOMY版ライガーゼロのパッケージデザインをオマージュした中箱が隠されている。当時のファンも嬉しい、なつかしさ溢れる要素である。
▲︎スリーブは高級感のある箔押しゴールドのタイトルと、今後発売予定のチェンジングアーマーシステムを連想させる赤緑青のグラデーションが特徴
▲︎表面には、TOMY版と同じく△のマークとライガーゼロのフォントがオマージュされており、裏面には2種のデジラマとカタログスペックの記載が確認できる
超合金 RZ-041 ライガーゼロ
●35200円、6月予定●約22cm(※尻尾込み 約40cm)