
皆さんお正月休みにはプラモデルつくりましたか?もう1月も半ばを過ぎる頃、どんどん次のプラモデルを作っていこう!というヒトも、いやいやもう一息つきたいよというヒトも、まだまだ今年は始まったばかり。お休みの間に作ったプラモデルにひと手間加えてみる遊びから徐々にギアを上げていってみてはいかがでしょうか?

そんな「ひと手間加える」遊び方にうってつけなのが新ブランド「カスタマイズマテリアル」シリーズ!今回はシリーズ初弾となる2023年1月発売の3Dシール系マテリアル2種をご紹介。今までありそうでなかった「プラモデル改造用に開発された3Dシール」そのポテンシャルを余すことなくご覧いただきましょう。
カスタマイズマテリアル(3Dメタリックシール)

メタリック調のギラリとした質感を硬質素材のシールとして仕上げたマテリアル。丸、三角、六角形、台形etc...手作業で切り出すのが難しいパターンを多数収録。メタリックレッド/ゴールド/メタリックグリーンの3色での登場です。

硬い素材なので剥がすときに折れ曲がってしまうこともなく、ピンセット等でつまむ際にもキズや折り目がつきにくい丈夫さを備えています。

貼りこむ際にもこの硬さは具合がよく、奥まった個所への位置決めでも端が縁をまたいで折れ曲がってしまうことも、シワがよるようなこともなくキチンと底面に置くことができます

また、シールを押さえて「貼る」際につまようじ等の先端などでこすってもキズが付きにくいので既存のホイルシールと比べても美しい仕上がりを期待できます。

奥まったセンサー類の表現として使うのはもちろん…硬さを活かしてそれ自体を凸モールドとして平らな面に貼り足すような使い方もバシッと決まります。特にライン状のシールはその硬さでなだらかな丸みを持つようなしなり方をするので既存のライン状シールよりも容易にカッチリとした仕上がりになります。

メカだけではなくガールズプラモの髪止めに見立てたり、スパンコールのような装飾として使うのもいいですね。他、このセットの中でも極最小サイズの三角カットはガールズプラの頬にラメ表現として使えるほど。メカでは搭載する武器や装備のことを「アクセサリー」という言い回しで商品名にすることもあるのですが、ここにきてファッション的な意味での「アクセサリー」としても使えるシールがついに登場したわけです。
組み合わせればさらに豊かな質感に

3Dレンズシールの直径5㎜/4㎜というサイズは3Dメタリックシール収録の丸カット(3/2/1.5㎜)と被らないチョイス。並べて使うことで役割の異なるセンサーやカメラを表現したりするのも効果的ですね。 2種のシールは「輪郭と色が違うだけ」ではなく、ツヤ、輝度、透明感等のニュアンスが全く別のシール。並べて使えば「質感の幅」が広がります。

キット付属のホイルシールやクリヤーパーツ、マーカーによる塗装のメタリック質感とも異なった見え方ですのでこれらと組み合わせることでも「質感の幅」はさらに広がります。同じ「キラキラする質感」でも微妙に異なる何種類もの表現があります。これらを組み合わせていくことで「豊かな質感」をもった作品が作れますね。
「これさえ貼れば完璧!」もなければ「こうで無くては話にならない」なんてこともない。優れてる/劣っているではなく「新たな質感を増やしていける」のがこの「カスタマイズマテリアルシリーズ」のキモなのです。
カスタマイズの最初の1手に

最初は「キラキラしていて嬉しい」くらいの気分で1枚貼ってみてください。その「貼ったらなんだか嬉しかった」を起点に「もっとこうしよう、色の並びはこの方がいいかも?」って結局最初に貼った1枚目を剝がして貼り替えてみたり…そうして出来上がったソレはもう明確な「意思の塊」。あなたのカスタマイズした「作品」になりますね。

説明書に沿って進めていけば誰でも完成させられるのがプラモデル。そこからほんの軽い気持ちでも、意思を込めて手を入れれば立派な「作品」になります。難しいことを重ねる必要はありません。「こっちにシールを貼ってるほうがよく見える。この色のシールが並んでいる方が好み」だとかそういう簡単な作業であっても「自分はこうがイイ!」を心ゆくまで繰り返していけばいいのです。きっと作品が出来上がる頃には作家の顔つきになっていますね。
カスタマイズマテリアルを使って、あなたも作家の顔になってみませんか?
本帖最后由 联邦の吉姆 于 2023-01-22 23:48 编辑