■ RX-124HS ガンダムTR-6[ハイゼンスレイII・ラー]形態
「高速戦闘形態」とも呼ばれるハイゼンスレイII形態ですが、その特性がもっとも発揮されるのが、MA形態です。一年戦争中のMAの主な戦法となる一撃離脱をとることができるほか、脚部をクローに変形させることで格闘戦を行うことも可能となっています。また、機体の左右に装備されるウインチキャノンは、格闘戦時、射撃戦時のそれぞれで展開する方向が変更されます。こうした機能からも、ハイゼンスレイII・ラー(II)形態はMS、MAの両形態で極めて多機能かつ高性能な機体として完成していることが理解できます。
一方のARZ-125 リハイゼは、レジオンが鹵獲したハイゼンスレイII形態を改修した機体です。ジェネレーター直結式の大口径メガ粒子砲をはじめ、サイコミュを装備するほか、流線形の装甲に換装されており、より重厚なシルエットとなっています。
ハイゼンスレイII・ラー(II)形態のMS形態。ハイゼンスレイII形態とフルドドIIが合体した状態。特に脚部の形状が特徴で、ホバーなどを備えるほか、可変機構も搭載されています。
ハイゼンスレイII・ラー(II)形態のMA形態で、本図は機体後部にギャプランタイプの大型汎用ブースターを装備しています。また、合体や変形、各種武装はBUNNySによって管制されます。