「あみあみメカスマ秘密基地」ではグッドスマイルカンパニーのブランド『メカスマ』にターゲットを絞って、その魅力をお届け! 今回は初プラキット化となるシャープなスタイルの「ヨロイ」をデコマス取材でレビューします。
※『メカスマ』とは?※
グッドスマイルカンパニーがメカ&ホビーを愛するユーザーに贈る、ロボット、メカニック、ヒーローをテーマにしたホビーブランド。
グッスマならではのクオリティと、ユーザーに負けない熱いハートを込めて送り出されるメカは、時代を超えて幅広い作品からのセレクトで、製品仕様もフィギュア、キット、合体トイなど様々な形態でメカの魅力を再現しています。
荒野に夢、街に暴力があふれる、ボンクラたちの理想郷……人呼んで、惑星エンドレス・イリュージョン。
この星を舞台に、「カギ爪の男」に花嫁を殺されたタキシード姿の男ヴァンと、同じ相手にさらわれた兄の行方を追う少女ウェンディの旅を描く『ガン×ソード』は、2005年に放映されたTVアニメ。「痛快娯楽復讐劇」のキャッチフレーズどおり、魅力的なキャラクターが織りなす軽妙なエピソードと、復讐を軸にしたシリアスなメインストーリーが入り混じる展開で、新たなスタイルの作品がしのぎを削る2000年代ロボットアニメの中でも強烈な印象を残した1本です。
そして、戦いのクライマックスに登場する主役メカが、蛮刀でV字を描くヴァンのポーズに呼応して衛星軌道上から飛来する「ダン・オブ・サーズデイ」!
この世界で「ヨロイ」と呼ばれる巨大マシンの中でも最強の、失われた科学技術で製造された「オリジナル7」のうちの1体。
人間的で細身のプロポーションに加え、両肩から広がる鋭角的な装甲、背負った巨大なブレードなど、シルエットだけでもそれと判る特徴的なデザインとなっています。
中世ローマ兵士のヘルメットを思わせる頭部は、各部のフィンもシャープな造形。
ここが気になる!
白い装甲の下のボディは、細マッチョなプロポーション。劇中ではG-ER流体という特殊な物質で構成されているという設定でした。
また肘から手首、太ももから足首に繋がるチューブは、可動を妨げない軟質パーツが使用されます。
唯一の武装である蛮刀も、もちろん付属します!
ボディ部分はボールジョイント、二重関節などを組み合わせた可動ギミックで、デザインを活かした人体のようにしなやかなアクションポーズが可能。
肩の装甲も腕の動きを邪魔しないよう、ボールジョイントと軸可動で幅広くとりまわせるようになっています。
ヨロイどうしの戦いで見せるダイナミックな剣戟、コックピット内のヴァンのように片膝をついて蛮刀を突き立てるなどのアクションポーズの迫力が、スリムなシルエットにより際立ちますね!
ここが気になる!
可動以外にも劇中で見せたアクションを再現するギミックを、CGカットでチェック!
大刀には手首に取り付けて盾のように使う、刀身の背から分離した小太刀との二刀流といった、劇中で見せたギミックも盛り込まれていますよ。
もうひとつの重要なギミックが、印象的な巨大な刀の姿をした待機形態への変形!
MODEROIDでは、前腕・膝下の取り外しとボディの一部パーツの交換で変形を再現します。
オリジナル7のなかでも、他の6機のベースとなったといわれる最古の機体。シンプルな武装をさまざまに使いこなし、強力な敵を撃破してきたヴァンの戦いを「MODEROID ダン・オブ・サーズデイ」でお楽しみください!!
(文 TAC☆)