バンダイから展開されているエクスプローリングラボネイチャーシリーズ。
今回新たに口の開閉ギミックを取り入れたホホジロザメがキット化されました。
価格は1,650円です。
全長6mほどになるという巨大なサメのホホジロザメ。
ユニークな造形とギミックでエクスプローリングラボネイチャーからキット化されました。
今回は全身がキット化されている訳ではなく、海面から頭部を出したような造形で立体化。
台座と頭部の間にはクリアのエフェクトが装着され、まさに迫ってくるような躍動感のある姿になっています。
キットですが今回はシールや付属品などもなく
ゲートにはタッチゲートが使われているので工具不要でサクッと組み立てられます。
玩具的な要素も強いため姿はデフォルメされたような印象ですが特徴的なデンタルバッテリーや表皮の微妙な凹凸なども細かく再現されています。
頭部のみの姿となるためちょっとシュールな感じはありますがその分コンパクトで飾りやすいサイズ。
クリアブルーの台座とエフェクトも綺麗です。
可動ギミックが仕込まれたフレーム。
一部のパーツには骨が再現されています。
頭部は上下分割のため側面には合わせ目あり。
目は艶のあるプラパーツでしっかり他の部位と差別化されています。
また先端には鼻孔などの穴もしっかり表現されています。
また背中側も細かいシワのような造形があり非常にリアルです。
プラ自体も艶が程よく抑えられ質感も良好。
血の匂いを嗅ぎつける鼻孔の他、鼻部分には無数の穴があり
その奥にはロレンチーニ瓶という器官があり生物のわずかな電気を感じ取るそうです。
今回は口の開閉ギミックがあり、台座のレバーを押し込む事によって
ガバっと顎を開く事が可能。
まさに獲物に襲いかかる瞬間といった印象になります。
ただ口が開閉するだけではなく、歯ぐきもむき出しになり獰猛な姿が強調されます。
歯部分ですが、プラのフレームにTPE素材のカバーをはめ込む方式。
歯ぐきの細かいディテールまで細かく再現され歯の色分けもされる仕組みです。
歯はさすがに丸くなっていてあまりシャープさは無いのですが
折れたとしても新しい歯がすぐに生え変わる内側のデンタルバッテリーも再現されていました。
獰猛で凶悪な姿ですが頭部だけというのもありどこかユーモラスな所もあります。
もちろん顎の開閉はある程度開いたところでも止められます。
台座のエフェクトは取り外せるので一応他にも流用は可能。
ただスタンド穴などはないのでさすがに使いやすい訳ではないです。
HGUCガンダムや30MSのアルカ＝カルティーとサイズ比較。
コンパクトなのでちょっとした所にも飾りやすいサイズ。
スケール表記が無いので正確な縮尺は不明です。
他のキットと一緒に飾ってもサメ映画風になる感じで楽しいです。
説明書はミニ図鑑にもなるため読み物としても面白い物でした。
・色レシピなどはありません。
以上 エクスプローリングラボネイチャー ホホジロザメ レビューでした。
海面から飛び出た瞬間を切り取ったような造形で頭部のみに特化したキットとなっています。
胴体がないのでちょっとコミカルな印象はありますが表皮や瞳の質感の違いなども再現され
レバーを動かす事で骨格と連動して歯ぐきがせり出しながらガバっと口が開くのはシンプルながらよく出来たギミックで動かすのが楽しいです。
説明書もミニ図鑑になっていたりするので組みながらサメの事が良く分かり、変わり種ではありますが面白いキットでした。
有原祖在已经不是恐怖片~而是科幻片
