SDWシリーズでキット化されたクレオパトラキュベレイ ダークマスクVer.
価格は660円です。
付属品はダークマスク、本体接続用エフェクト、ダークマスク用スタンド、
他機体取り付け用ジョイント、それにグレイセス・ハートが付属します。
余剰パーツはありません。
シール類ですが頭部や肩部、それに腰アーマーや脚部の色分けを補うホイルシールが付属します。
レジーナワールドの話に搭乗するクレオパトラキュベレイがダークマスクに取り込まれ、
変貌した状態のクレオパトラキュベレイ ダークマスクVer.が通常のクレオパトラキュベレイより先にキット化されました。
こちらはキュベレイがモチーフの機体となっていますが、
クレオパトラという事でエジプト的な意匠も組み込まれているのが特徴です。
また通常のクレオパトラキュベレイはホワイトでしたが、こちらはキュベレイMk-IIのようなカラーリングに変化しています。
ただこちらは女性型なのでフレームも貂蝉クシャトリヤなどの女性型フレームが使われていました。
頭部や腰アーマー、武器などにはクリアパープルのランナーが使われ
ディテールも相変わらず細かいです。
こちらが説明書の塗装完成図ですが
他のSDWシリーズ同様シールでは補えないところが多く、
特に背面はかなり細かく塗り分ける必要があります。
頭部アップ。頭部はマスクが取り付けられていて大きな蛇のような形状が目立ちます。
額部分などにはシールがありますが、それでも全ては補えず塗装が必要な所も多いです。
マスクを外すと素顔が見えるようになります。
瞳はダークマスクVerという事でかなり小さめで凶悪さが強調されていました。
胴体はエジプトらしいデザインで豪華な装飾がモールドで再現されています。
フロントアーマーやサイドアーマーにはシールがありますがやはりこちらも足りない所があります。
リアアーマーはキュベレイのコンテナのようになっていて跳ね上げる事が可能。
裏面には3mmジョイント穴が多数あります。
背面はシールがないので細かく金などで塗装する必要があります。
肩はキュベレイのバインダーと似たような形状ですが蛇のような飾りが装着されています。
形状は固定で動かしたりする事はできません。
金色部分の縞模様はシールで補えます。
腕部は肉抜きが目立たない作りになっています。
ただシールなどはないのでやはり塗装が必要です。
腰アーマーですがこちらのサイドアーマーは脚部ではなく、フロントアーマーに接続する方式。
一部シールがありますがチェーンのモールドなど塗装しないと再現できない所も多いです。
脚部は太腿が共通フレームのため肉抜きが見えますが、膝下や足首などは肉抜きが見えない構造で見栄えが良いです。
つま先やヒザ下の色分けはシールで補えますがカカトなどは塗装が必要です。
足裏は3mmジョイントが変わらずありました。
可動範囲ですが基本的に他の女性型キットと大きく変わりません。
ただヘルメットの一部が下に伸びているので首の回転に干渉しがちです。
脚部はリアのコンテナが跳ね上げられるため膝が曲げやすくなっていました。
武器を装備させて。
付属する武器はグレイセス・ハートという杖で一部にクリアパーツが使われています。
こちらも蛇をモチーフにしたような造形ですが反対側には目立つ肉抜きあり。
股関節部分にもスタンド穴はありますが。
コンテナ下の3mm穴も使えるので脚を閉じた状態でも浮かせやすいです。
グレイセスハートは両手持ちも可能。
ただ肘がこれまで通り固定のためある程度角度は制限されます。
素顔状態で。
そのうち通常のクレオパトラキュベレイもキット化されると良いですね。
呂布シナンジュと貂蝉クシャトリヤを復活。
キットに付属するダークマスク。
こちらは2パーツで再現され本体と組み合わせる事が可能です。
周りに浮かせる場合、
ファンネルの射出エフェクトのようなパーツをコンテナの3mmジョイントに繋げマスクを接続します。
浮かせるとこんな感じになります。
丸軸なので支柱を回転させる事で色々な位置にセット可能。
ただ何度もコンテナを上下させていると保持力が弱くなり
調整しないとマスクの重さでパタンと倒れる事がありました。
付属のスタンドを使う事でマスク支柱を支える事ができます。
またスタンド単体でも飾る事が可能。
高さ調整はできませんが、ちょうど顔の位置に来るようになっていました。
また付属のジョイントを使う事で様々なキャラにマスクを被せる事ができます。
画像のように首部分にジョイントを付ければ
このようにマスクを被せる事が可能です。
こちらは諸葛亮フリーダムに取り付けています。
これでマスクに洗脳された状態を気軽に再現可能です。
マスクは首に接続する形で、頭部に被せている訳ではないので上下の動きには対応できませんが
左右にならある程度振る事が可能。
説明書では諸葛亮フリーダムが使われていましたが
頭部や胸に大きな突起でもない限り色々なSDWもしくは三国創傑伝系キットに流用可能です。
もちろん信長エピオンにも使えるので
マスクを被るシーンなどを再現できるようになります。
きちんと取り付けられないので引っ掛けたりしているだけですが
HGサイズのガンプラや30MSと組み合わせた場合。
SDキャラの頭部に合わせられているのでさすがにオーバースケールですね。
最後に信長エピオンや貂蝉クシャトリヤとサイズ比較。
フレームが女性タイプですし派手な背負い物などもないので本体はコンパクトです。
以上SDW クレオパトラキュベレイ ダークマスクVer. レビューでした。
今回はキュベレイとクレオパトラがモチーフのキャラとなっているため
装飾も独特で蛇をモチーフにした武器やマスクなどもダークなカラーリングに良く似合っています。
本体のギミックはシンプルで派手な物はないのですが
劇中で印象的だったダークマスクが付属するのが特徴で
クレオパトラキュベレイの周りに浮かせたりするのはもちろん、
他のキャラにも気軽に被せられるので他のキットがあるとより楽しめる内容になっていました。
