Figure-rise Standard Amplified シリーズでキット化されたバットマン。
アレンジが気になったので買って組んでみました。
価格は4,950円です。
付属品はバットラング持ち手のみ。
シールはありません。
自分はフィギュアライズスタンダードアンプリファイドシリーズを買ったのは初めてで
ちょっと分からないのですが他のキットに使われていたであろう関節パーツ（Fランナー）から余剰パーツが出ました。
デジモンシリーズを中心に展開されているフィギュアライズスタンダードアンプリファイド。
そちらからいきなりジャンルが全く違うバットマンが登場。
今回はバットスーツにめちゃくちゃアレンジが入った姿で立体化され
頭身が高くマッシブかつメカニカルなディテールとアレンジが全身に入った姿でキット化されています。
マントも直線的でシャープなデザインになり、複数の羽が折り畳まれているような形になっています。
キットにはポリキャップは使われておらず関節は全てKPSとなっていました。
色分けもハイレベルで頭部の目や口周りはもちろん、各所の金色まで別パーツ化され細かく再現されています。
マントを外した姿。
人というよりはロボのような姿で装甲のディテールもかなり細かいです。
各所にはダクトやインテークのような形状のパーツもあり
体型も人間離れしたマッシブさになっていました。
頭部アップ。
唯一人間らしい形状が残っている口周りが印象的。
分割は前後分割で合わせ目が出ます。
胴体周りは胸板が厚く、肩幅もめちゃくちゃ広いです。
胸部のバットラングは取り外し可能。
外した部分のディテールも作り込まれていました。
装甲が折り重なったような背面。
シルエットは逆三角形です。
腰部のアーマーは腰後ろにそれぞれ接続される方式で可動しますし
蓋を外すとアクションベースに対応したジョイント穴が出てきます。
マントですが中央のパーツに左右それぞれ2枚ずつマントパーツが接続されている形です。
形状は矢のようなデザインで、マント本体はPP素材が使われていました。
適度な弾性がありますがピンと張っていてシボ加工されたようなざらついた表面になっています。
マントパーツはそれぞれ独立可動。
大きく広げる事ができます。
また基部のジョイント部分はわずかに前後スイングも可能でした。
肩アーマーは跳ね上げが可能。
こちらもダクトのようなパーツが目を引きます。
腕部も太くボリュームのある形状。
基本的に左右もしくは前後分割になっているため合わせ目が出ます。
手首は握り手兼持ち手となっていました。
前腕は360度という訳にはいきませんがロールが可能。
エッジが立ったシャープな造形の脚部。
こちらも関節や装甲はメカのようなアレンジです。
脹脛などに合わせ目が出ます
膝装甲は開口されているデザイン。
金の成形色はウェルドこそ見えますが金属光沢感があり綺麗です。
足首は若干ヒール状になっていてソールもきちんとディテールが入っていました。
肉抜きもありません。
可動範囲など。
かなりマッシブですが意外と動かしやすいです。
肘膝は二重関節ですし首や胴体スイングもなかなか。
ただ腰は画像ぐらいしか回転させる事はできません。
肩部は前方に大きくスイング可能。
脚部ですが腰の装甲は逃がせるのであまり気になりません。
肘や膝は良く動きますが接地だけはいまいちでした。
マントは分割されピンと張っているので
自由度が高いですが途中で垂れ下がってしまう事はありません。
腕の刃なども十分シャープに成形されていました。
スタンドを使う場合はアクションベースの太い軸を使って浮かせます。
かなり大きめのキットですが太い軸を使うため安定感があります。
マントを広げるとかなりスペースは取るものの見栄えがします。
マントの外側は取り外しが可能。グリップが収納されています。
前腕の装甲を一部外す事でジョイント穴が出てくるのでこのマントパーツを持つ事ができます。
左右どちらの手にも持たせる事ができますし
前腕にも接続する形になるため保持も安定していました。
バットラングは右手のみ専用の持ち手が付属。
グラップルガンなどはなく手持ち武器はこちらのみとなります。
最後にHGUCガンダムやフィギュアライズファイズとサイズ比較。
予想よりかなり大柄でガンプラだとMGに匹敵するボリュームがありました。
以上Figure-rise Standard Amplified バットマン レビューでした。
このシリーズを買ったのは初めてだったのですが、
今回のバットマンはアレンジが強烈で
メカ的ディテールが多くシャープでエッジの立ったバットマンになっていました。
プロポーションも頭身が高くマッシブで力強さがあり、キット自体も大きいので飾り映えもします。
アレンジが強烈なので好き嫌いはありそうですが
色分けもハイレベルですし、マントなども自由度が高く組み立ても遊ぶのも面白いキットになっていました。
本帖最后由 联邦の吉姆 于 2021-11-20 21:01 编辑
