■MG 1/100 MVF-X08「エクリプスガンダム」素組みレビュー
『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ MSV新企画始動!
『機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE』より、主役MS「エクリプスガンダム」がMGで最速立体化!
価格:5500円(税10%込) 発売:2021年8月
最新のMG SEED シリーズの意匠を踏襲したプロポーション。
特徴的な飛行形態からMS形態への変形機構及び、既存商品(別売り)の様々なストライカー、シルエット、ウィザードなどの装備に対応した劇中の換装も、付属のジョイントパーツで再現。
フリーダムのフレーム構造を基にし、ミラージュコロイドステルスを実装した可変モビルスーツ。
変形機構を備えたマスターグレードという事もあり組立も中々大変でしたw
取り敢えず、パチ組みですが完成です(^^
カメラ部のみシールを貼っています。
今回はエクリプスガンダムをご紹介いたします。
■付属品
アクションベース
余剰パーツ
ランナーは「MG フリーダムガンダム Ver.2.0」の関節パーツの一部を流用。
余剰パーツが非常に多くなっております。
■MS形態
フロント
全高:約22cm(頭頂高:19.5cm)
フリーダムガンダムのフレーム構造を採用しながらも新しいスタイルを感じさせるエクリプスガンダム。
一部関節は流用となりますが外装はほぼ新規造形でマッシブで特徴的なスタイリングを再現。
KPS素材を用いた最新のフォーマットでポリキャップレスキットとなります。
成型色による色分け再現は良好。精密なパーツ構成で合わせ目も目立たない作りですね。
組立はパチ組みで約5時間位。
難易度はそれ程でないですが、変形機構を備えているのでパーツ数量が非常に多くなっております。
トッキントッキンなデザインでシャープなフォルムが格好良い印象ですね。
リア
俯瞰
上半身
SEED系MSの中では斬新なデザインですがフリーダムっぽいカラーリングで塗装してみるのも面白いかも。
下半身
接地面積が少なくスタンドポーズはやや不安定。
頭部正面アップ
精密なパーツ構成による色分け、シャープな造形も良好。
ツインアイ、メインカメラはクリアーパーツで再現。
トサカのカメラ部はシールを貼っています。
コックピットハッチ開閉ギミックを搭載。
1/100タツミ・ホーリを再現。
可動範囲
赤角印はロール軸、黄色丸印はボール軸。
KPS素材を用いた最新フォーマットによる多軸関節を採用。
肘、膝、股関節、大腿部など内部フレームはフリーダムVer.2.0と共通。
肩関節は変形機構を備えているので独特。
肘、膝関節は約135度以上可動。
関節保持力は良好。
前屈、仰け反り、足首の可動域も十分。
開脚
肩は前方にスイング可動、股関節は引き出し機構を搭載。
股関節は独特かつ精密なので破損に注意。
72E4式ビームライフル「ジンライ」
72式ビームサーベル
腰部に装備したビームライフルは抜刀常態のビームサーベルを再現。
パーツ構成も細かく段落ちモールドで合わせ目も目立たずに色分けを再現。
ピン固定によりグリップ力は良好。
PS-02 ビームシールド
装甲が伸縮しエフェクトパーツの接続で再現。
アームソードとしても使用可能。
TRANSFORMATION
高速飛行を得意とするMA形態への変形が可能です。
変形プロセスとしてはまず股関節を引き出して開脚。
脛部のロックを外して足首を折り畳み、脚部フレームを装甲内に収納。
腰のロックを外して上半身をお越し、胸部装甲を前に展開。
上半身は腰と背中でロックが掛かります。
爪先を連結させて機首を形成。
頭部ヘルメットが回転し、肩部装甲はスライド可動。
頭部を収納し、腕部は回転移動。
肩部装甲を翼状態に展開し、二の腕を軸に回転。
そのまま腕部を肩部に収納してロックが掛かり、肘から先の前腕部は伸ばして肘関節の可動域を確保。
翼はスライドしてロックが掛かり固定。
腕部は肘関節を軸に曲げてユニットに変形。
肩と袖部でロックが掛かって固定されます。
MA形態の完成です!
変形プロセスは少々面倒な感じですね。
各部でロックが掛かり、サイズが大きいので多少のグラつきはあるものの安定性は今の所良好。
ただ繊細なパーツも多いので破損には注意したい所です。
アクションベースでディスプレイする際は、腰のフタパーツを外してジョイントパーツを用いて接続。
ジョイントパーツを使わないと腰がグラつく感じですね。
■MA形態
フロント
全長:約30cm
MS形態から特徴的なMA形態を再現。
サイズは結構大き目でボリューム感ある形態ですね。
シルエットやカラーリングも相まってC.Eの機体の中でも非常に斬新なデザインとなっています。
がに股変形はちょっとダサイけど先鋭なシルエットがカッコイイです。
イージスガンダムの様な特徴も備えた機体ですね。
リア
ストライカーパックシステム
背部にはストライカーコネクトを採用し、ストライカーパックの換装に対応。
各種ジョイントパーツ等を使用し、別売りのバックパックをエクリプスガンダムに取り付ける事が可能です。
「MG エールストライクガンダム Ver.RM」(別売り)に付属するエールストライカー接続時は装甲が干渉しない様に上部が展開。
「MG ランチャー/ソード ストライクガンダム」(別売り)に付属のストライカーパックを装備する場合は肩部ジョイントパーツを使用。
「MG フォースインパルスガンダム」(別売り)に付属するフォースシルエットを装備する場合はジョイントパーツ差し替えで再現。
「MG ガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)」(別売り)に付属するガナーウィザードを装備する場合はジョイントパーツ差し替えで再現。
各種ストライカー、シルエット、ウィザードのパックを装備可能となる様です。
以下、適当に。
SEED新プロジェクトと共にコミック連載開始、新時代の尖兵として商品化されたエクリプスガンダム。
特徴的なMA形態への変形機構を搭載した、先鋭なフォルムがカッコイイ機体になっている印象です。
一部フリーダムのパーツを流用しつつ、良好なプロポーションバランスと成型色による色分けを再現。
最新フォーマットを採用し、複雑な変形機構を搭載しつつも広い可動域、合わせ目の残らない優秀なパーツ構成が素晴らしい出来となっております。
KPSを用いた関節保持力は摩耗がちょっと心配なものの今の所は良好。
個人的にはこれで水転写式デカールが付属していたら文句なしの点数でしょうか。
余剰パーツの多さにはツッコミを入れつつも、新しいスタイルのMSが出て来た事は嬉しい流れ。
武装はシンプルですが、別売りのエクリプスガンダム用 マニューバストライカーパックは勿論、各種ストライカー、シルエット、ウィザードパックとの換装を可能としているのでプレイバリューが格段に広がる可能性を秘めたキットだと思いました。
以上、
MG「エクリプスガンダム」素組みレビューでした。
本帖最后由 联邦の吉姆 于 2021-09-06 20:46 编辑