「シャア・アズナブルが、粛清しようというのだ!アムロ!!」
■HGUC 1/144 MSN-04II「ナイチンゲール」素組みレビュー
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』より、ネオ・ジオン総帥「シャア・アズナブル」の専用機「ナイチンゲール」が待望のHG化!
価格:7700円(税10%込) 発売:2021年7月
MAクラスの巨躯を1/144スケールで細部まで再現。左右幅約400mm、全高約211mm。
モノアイは回転可動が可能。特徴的なコクピットブロックの形状も再現。
ファンネルバインダーは付け根の各部が可動し、バインダーの展開・折りたたみが可能。ファンネルは個別で取り外せる。
待望の「HGUC ナイチンゲール」遂に発売!
近年はナイチンゲールの立体物も増えましたがやっとの発売です。
圧巻の造形力!
超重量級MSの再現が素晴らしい!
取り敢えず、パチ組みで完成です(^^
付属のホイルシールを貼っています。
ようやく画像もまとめ終えたのでご紹介いたします。
■付属品
■本体
フロント
全高:約22cm
横幅:約40cm
奥行き:約30cm
1/144スケールサイズながら圧倒的な迫力ある造形。
サヨナキドリの異名を持つナイチンゲールを流麗なフォルムで再現されており、素晴らしい造形といった印象です。
特徴的なスタイリングはほぼイメージ通りとなり、基調となる赤いカラーリングなど成型色で再現。
細部はシールを貼っていますがバーニア内等パーツ分割で良好。
目立つ合わせ目は四肢のシーリング(関節部)、プロペラントタンク等。
プロポーションバランスにおいては腰の長さが若干気になる位でしょうか。
ようやく発売されたHGキット化。
非常に格好良い出来です(^^
リア
俯瞰
頭部正面アップ
モノアイはシールを貼っています。
モノアイは左右に回転可動が可能。
頭部アンテナブロックは展開し、コックピットブロックのディテールを再現。
ちょっと1/144にしては小さ過ぎ?という気もしますが。
腹部大型メガ粒子砲を再現。
装甲パーツが可動。
可動範囲
赤角印はロール軸、黄色丸印はボール軸。
最新フォーマットによるポリキャップレスキット。
KPSを採用した多軸関節となり関節保持力は良好。
肩関節は前方にスイング可動出来、肘関節は約90度程可動。
膝関節は約90度程可動。
腰のサイドスカートがちょっとポロリし易い感じ。
腹部で可動で前傾姿勢になれるのと、フロントアーマーブロックは若干可動。
開脚
可動域は全体的にそれ程でもない感じ。
とはいえ、「RE/100 ナイチンゲール」よりも大幅に向上。
スカート裏
プロペラント・タンクは根元が可動。
ランディングギアは組み替えにより折り畳み可能。
ファンネルバインダー
可動式バインダーは基部に可動ポイントがあり、前後のスイング可動等フレキシブルに可動。
保持力も良好。
プロペラント・タンクはボール軸。
可動式バインダーは展開、折り畳みが可能。
ROBOT魂 ナイチンゲールに採用されていた折り畳みギミックを簡略化して採用。
■武器装備
フロント(画像サイズは大き目)
大型メガ・ビーム・ライフル、シールドを装備。
ナイチンゲールはやや前傾姿勢で立たせると、より設定イラスト風で格好良く飾れますね。
今度発売予定の「RG Hi-νガンダム」と仮に並べると、RGとHGでカテゴリーが異なるのでややディテール面は寂しいかも。
とはいえ、まずは当時のイメージを最大限再現したHGUCが発売された事を喜びたいです。
超嬉しいキット化(*´▽`*)
リア(画像サイズは大き目)
大型メガ・ビーム・ライフル
段落ちモールドとなりフォルムは良好。
グリップ力は良好。
バイポッドの展開が可能。
シールド
ネオジオンのマーキングはシールで再現可能。
保持力は良好。
裏側にビーム・トマホークを収納可能。
隠し腕
フロント・スカート裏に隠し腕を再現。
アームは可動ポイントも多くフレキシブルに可動。
ビーム・サーベルを収納。
ビーム・サーベル
保持力は良好。
前腕へのサーベルグリップの収納は出来ません。
ビーム・トマホーク
2種類のエフェクトを選択可能。
※エフェクトはシナンジュの流用で余剰パーツもあり。
ファンネル
ファンネルは着脱可能。
比較画像(画像サイズは大き目)
「HGUC Hi-νガンダム」「HGUC ナイチンゲール」を並べてみて。
ナイチンゲールめっちゃデカイです。
迫力満点。
比較画像(画像サイズは大き目)
比較画像(画像サイズは大き目)
「RE/100 ナイチンゲール」「HGUC ナイチンゲール」を並べてみて。
1/100は物凄く大きいですが、1/144もメリハリが効いており迫力がありますね。
RE/100は当初、発売された事による喜びが大きかったけど今見ると甘い部分もあって気になりますね。
序にROBOT魂版も比較してみて。
比較画像(画像サイズは大き目)
「ROBOT魂 ナイチンゲール」「HGUC ナイチンゲール」を並べてみて。
ROBOT魂版は重塗装仕様なのでカラーリングの違いによる見映えもありますが細部もちょっと変わっていますね。
HGUC版は腰の高さがちょっと気になる所ですが造形面は十分な出来。
サイズはほんのちょっとHGUCキットの方が大き目な感じです。
較画像(画像サイズは大き目)
以下、適当に。
ディスプレイにはアクションベース4(別売り)×2個必要です。
アクションベース1×2個、アクションベース5のジョイントパーツを使って代用しています。
「来たか!アムロ!」
「シャア!貴様の力を吸い取ってでも、アクシズを阻止するっ!!」
待ちに待った、待望のナイチンゲールがHGUCシリーズで登場!
異形感ある特徴的な造形再現と、最新フォーマットによる可動を両立した素晴らしさ。
待たせただけに満足感のある傑作キットになっている印象です。
外装はプレーンな見栄えなのでディテール増し増しな近年流行からは外れているかもしれませんが、HGUCシリーズらしいスタンダードな再現が非常に素晴らしいです。
アンダーゲートの処理は手間ですが組み立て自体は基本HGキットなので難しい所はなかった感じ。
可動域面はやや制限されるものの、特異なスタイリングながら十分なアクションポーズが可能です。
今の所は関節保持力も良好。
腰の長さ高さが若干気になるものの、前傾姿勢をとれるのでポージングも込みで許容範囲となる感じでしょうか。
付属品も豊富で標準武装、隠し腕のギミック、バインダーの展開&収納再現とプレイバリューは十分。
以前発売されたRE/100から大幅に向上している事もあり、非常に満足感のある傑作キットになっていると思いました。
以上、
HGUC「ナイチンゲール」素組みレビューでした。
本帖最后由 联邦の吉姆 于 2021-07-28 15:47 编辑