ハイスペックな可動ギミックを全高100mmのボディに搭載!
その独自のデザインが人気を呼ぶ「陸上自衛隊07式戦車 なっちん」が、新規カラーの「グレーVer.」と合わせて1/35スケールのプラモデルとして登場!!
皆様こんにちは。
企画・開発のカンノです。
昨年9月の商品化発表から早8ヶ月。
いよいよそのベールを脱ぐ
「陸上自衛隊07式-Ⅲ型戦車 なっちん」
&
「陸上自衛隊07式-Ⅲ型戦車 なっちん[グレーVer.]」!!
2体合わせて本日よりご予約受付開始です!
では早速ご紹介していきましょう。
※ちなみに前回までブログはこちらです。
■「陸上自衛隊07式-Ⅲ型戦車 なっちん」試作品ご紹介!
■「陸上自衛隊07式-Ⅲ型戦車 なっちん」試作品ご紹介!(第2回)
※以後、画像はクリックすると拡大します。
『陸上自衛隊07式戦車 なっちん』とは!?
「陸上自衛隊07式戦車 なっちん」はSNSを中心に活躍するロボットデザイナー・moiさんによって生み出されたオリジナルキャラクターです。
【なっちんストーリー】
西暦2090年。
急速なAI技術の発展に伴い『人』と『機械』との距離がほぼ一つに重なって、そう間もない頃――人類は未来予測技術を当たり前のように使い暮らしていた。
日本の陸上自衛隊では、世界に先駆けて『高度未来予測型AI』を実装した新型ジリツ戦車を導入。
そのほとんど人と変わらない人格とコミュニケーション能力は隊員達からむしろ敬遠されていたが、菊理ナツキ1尉だけは自分の乗機を『なっちん』と名付け、隊の一員として扱っていた。
ある日、任務中のナツキとなっちんの二人は突如発生した『世界の書き換え』現象に遭遇。自分達の知る世界が断片的に改ざんされ、結果として『今の世界』が変わってしまっている――。
ナツキとなっちんだけが「認識」できるこの異常現象に対し、二人はその理由を求めながら世界を『モトのカタチ』に戻そうと動き始める。
※moiさんのツイッターアカウントはこちらです。
※「なっちん」の物語専用アカウントはこちらです。
moiさんのツイッターアカウントでは様々な「なっちんバリエーション」のイラストも展開されていて、その点も人気の一つなっています。
コトブキヤ版「なっちん」のプラモデルは、最新オリジナルデザインの「なっちんⅢ型」としての立体化となります。
▲向かって左が「なっちん」を知る方にはおなじみの「なっちんⅡ型」。右が「なっちんⅢ型」です
基本仕様
▲まずはノーマルカラーの「陸上自衛隊07式-Ⅲ型戦車 なっちん」
moiさんがこのキットのために制作したCADデータを使用しているので、そのスタイリングはまさに“正解”としての「なっちんⅢ型」です!
▲そして“衝撃のNEWカラー”「陸上自衛隊07式-Ⅲ型戦車 なっちん[グレーVer.]」
「なっちん[グレーVer.]」はmoiさんにこのキットのためにデザインしていただいた、グレーを基調とした新規のイラストが元になっています。
「なっちん」の設定は「西暦2090年の陸上自衛隊に導入されている、高度未来予測型サポートAIを搭載した『新型ジリツ戦車』」。
「グレーVer.」はさらに「都市制圧特化型として索敵能力を強化したタイプ」として設定されています。
▲「なっちん」本体と付属品一覧
付属品は、
・目のパネルパーツ(正面目線〈塗装済み仕様〉)×1
・目のパネルパーツ(ブランク)×3
・武器持ち手(左右)
・汎用グリップパーツ×2
・3mm径ジョイントパーツ(軸)×4
・なっちん専用スタンド
の他、「ウェポンユニット40 マルチキャリバー(なっちん専用成型色版)」が付属します。
▲「グレーVer.」の付属品はこちら
「なっちん」と共通の付属品の他、「ウェポンユニット05 バトルアックス・ロングライフル(なっちん専用成型色版)」が付属します。
▲「ウェポンユニット40 マルチキャリバー」を装備した「なっちん」
「マルチキャリバー」は「マルチキャリバーガン」と「サブマシンガン」の2丁セット。まるでしつらえたかのように「なっちん」にフィットするサイズ感が魅力です。
(装備する際は差し替え式の「武器持ち手」を使用します)
▲そしてこちらは「ウェポンユニット05 バトルアックス・ロングライフル」装備の「なっちん[グレーVer.]」
「バトルアックス・ロングライフル」はオーバースケール気味の迫力のある大きさが魅力。
また「グレーVer.」だけのボーナスパーツとして、未塗装状態でも「なっちん」の通常の配色を再現できる、ライトグレーの頭部ヘッドカバーが付属します。
正面目線の「目のパネルパーツ」は、「目のブルー」と「隈取りのブラック」が塗装済みの仕様です。
ブランク状態の「目のパネルパーツ」は3個付属していて、付属の水転写デカールを貼ることで様々な表情を選択できます。
▲こちらが「目のパネルパーツ」用の水転写デカールのデータ(試作品です)
「右目線」「左目線」のほか、moiさんに作成していただいた多彩な表情が付属します。
そして、充実のオマケデカールを含むコーションマークやマーキングも、水転写デカールに含まれます!
▲「なっちん専用スタンド」の使用例
「なっちん」は別売りの「ニューフライングベース」にも対応していますが、付属の「なっちん専用スタンド」を使用しても、迫力のあるポージングを再現することができます!
可動ギミック
▲「なっちんジャーンプ!!」
元デザインの再現を重視しているため、極端に可動範囲が広いわけでは無い「なっちん」ですが、とにかくいろんなところがこれでもかと動きます。
(数えてみたら、全身62ヶ所が可動!)
▲この疾走感たるや!(なっちん走り)
尻尾にあたるパーツはリード線を使用しているので、柔軟に曲げることができます。
(躍動感のあるポージングでも自然な流れに!)
▲片膝立ちも可能!
腿の内部には引き出し関節を内蔵していて、膝を一段深く曲げることができます。
▲そしてmoiさんこだわりの「ぺたんこ座り」もこのとおり!
股関節のスライド可動ギミックにより、自然な姿勢でぺたっと座ることが可能です。
もともと原型データの作成前は「関節はある程度可動すればOKかな……」くらいに考えていたのですが、ご覧のとおり今となってはそう考えていたのがウソのような動きっぷりです(汗)。
2020年代にふさわしいロボットプラモデルの可動ギミックを取り入れた結果、本体のパーツ数だけで当初見込みの約2倍(160パーツ)という、オーバースペック気味の仕様となった「なっちん」です。
▲「なっちん」商品化発表時のの画像
また商品化発表のときに一部で物議を呼んだ「コックピット内部は再現されているのか?」という点ですが、結論、今回の製品ではコックピット内部は再現されていません。
ですが……
頭部のハッチは差し替えなしで開閉できます。
「コックピット内部は再現してないのに、なんでハッチの開閉ギミックあるんねん!!(ビシッ!!)」と、激しいツッコミが入りそうなのですが、この一見矛盾した商品仕様は「なっちん」の今後の展開を見据えた設計によるものなのです。
▲後ろ姿
もともと「コックピット内部は再現しない」仕様で開発をスタートした「なっちん」ですが、今後の人気次第で「なっちん コックピット再現バージョン」も商品化したいという思いもあり、ハッチ開閉ギミックは最初から内蔵しておくことにしました。
▲「なっちん」降着状態(?)
ちなみにより正確に言い直しますと「コックピットシートとパイロットは再現していませんが、コックピット内部はそこそこ作り込んでいます」が正しいです……。
また今後「なっちん コックピット再現バージョン」を製品化できることになりましたら、今回の「なっちん」「なっちん[グレーVer.]」をお買い求めいただいた方のために、「コックピット内部追加パーツセット」ももれなくご用意させていただきたいと思っております!
「M.S.G」とのコンビネーション
▲サーベルを振りかぶる「なっちん[グレーVer.]」!(「ウェポンユニット25 サーベル&ハンマー」を使用)
「なっちん」「なっちん[グレーVer.]」共に、付属の「武器持ち手」と全身18ヶ所の3mmジョイントを使用することで、別売りの「M.S.G」と組み合わせた“カスタムなっちん”ともいうべき自由なカスタマイズが可能です。
ここではその代表的なカスタム例をご紹介しましょう。
※製品ページの画像のカスタム例は、こちらでより詳しくご紹介しています。
※「なっちん」の武器持ち手は通常の「M.S.G」規格のサイズより大きいため、「M.S.G」のグリップの保持に制約があります。対応可能な「M.S.G ウェポンユニット」「M.S.G ヘヴィウェポンユニット」については、こちらの対応リストをご参照ください!
以前のブログでも試作品を使ってご紹介した「なっちん 長距離支援型 ブラストタイプ」。それをさらに強化した「なっちん ブラストタイプ改」!
肩はシールドを取り外すと3mm軸として使用できますので、このようなカスタムも可能です。
(「ウェポンユニット04 マルチミサイル」「ウェポンユニット36 ミサイル&レドーム」「メカサプライ05 ジョイントセットA」を使用)
こちらは「なっちん 装甲強化タイプ」。
現地改修型といった趣きが「なっちん」によく似合っています(バズーカ装備も違和感なくフィット!)。
(「メカサプライ09 エクスアーマーC」「ウェポンユニット02 ハンドバズーカ」「メカサプライ18 ジョイントセット」を使用)
軽快な機動を見せる「パワードなっちん」
あおりアングルもカッコ良く決まる「なっちん」です。
(「ウェポンユニット01 バーストレールガン」「ウェポンユニット43 エクスキャノン」を使用)
そして「なっちん 覚醒版」とでもいうべき「ゴッドなっちん」。
(この辺りの命名センスは私の「オレ設定」ですので、さくっと流してください……)
「なっちん[グレーVer.]」のカラーリングは、当初から「M.S.G」との組み合わせも想定しているため、違和感のないコンビネーションが可能です。
(使用している「M.S.G」は詳細ページにて!)
▲どちらのカラーも魅力的な「なっちん」です。
さて今回はこの辺で。
未塗装で組み立てても良し、カスタムや改造をしても良しの「なっちん」を、皆様ぜひよろしくお願いします!
↓製品ページはこちらです↓
■陸上自衛隊07式-Ⅲ型戦車 なっちん(2021年10月発売予定)
■陸上自衛隊07式-Ⅲ型戦車 なっちん[グレーVer.] (2021年11月発売予定)
それではまた。
企画・開発:カンノ
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