メーカー希望小売価格 4,860円 (税込)
の最初のテストショットが届きました！
工場が物凄く頑張ってくれて、何と頭部の塗装サンプルも大急ぎで用意してくれました。
さすがに最初のテストショットということで、まだまだここから色々と修正を入れていくのですが…（特に頭部！）
ただ半完成品・組立フィギュアキットの『アッセンブル・ヒロインズ渡辺 曜【Summer Queens】』について、実際のPVC＆ABSによる組み上がりイメージを見て頂ければと思い、撮影して紹介することにしました。
今回のものは、塗装や加工などは一切行わず、部品を接着して組み上げただけのものです。
ご覧くださいませ。
ちなみに、製品は
ゲートカットされた状態＆簡易パーティングライン処理を施した状態
となります。ですので、
ニッパーやヤスリなどを使用せず、瞬間接着剤で組み立てるだけ
で、すぐに上の写真のようになります。
上述の『簡易パーティングライン処理』とは、普段PVC完成品フィギュアを量産する際も用いられている、パーティングラインを処理するヤスリ機による作業です。この作業をすることで、ほとんどのパーティングラインを処理することが出来ます。
更に本製品では、簡易パーティングライン処理に続いて、パーツ表面の艶や質感を整える作業も施します。
こちらも普段PVC完成品フィギュアを量産する際に行われているもので、通常は塗装工程に入る直前に施されます。この工程を施すことで、パーツ表面が均一で、しっとりとした質感になり、塗料のノリも良くなります。
ちょうど、金型から射出しただけのパーツがありましたので、パーツ表面の艶や質感を整える作業も施していないもので組み上げたものと、比較用に画像を並べます。御覧ください（頭部は同じものを付け替えて使用しています）。
いかがでしょうか。
左側の作業を施していないものは、表面にテカリがあって、何となくオモチャっぽさが残ってしまっていますが、右側の製品仕様の方は、肌がしっとりとして上品な質感を出しているのがお分かりいただけるかと思います。
なお、上の画像でお分かりの通り、左手とその上に乗せるお皿はダボ接続となっていません。両面テープで固定していただきます（テープ止めせず置くだけでも固定は出来ますが）。手に穴を開けたくなかったもので…。
ここ以外は各パーツ全てダボを設けておりますので、どなたでも簡単に組み込めますし、また仮組みも容易です。ちなみにオムソバも卵の部分とソバの部分で分割されています♪
さて次回は、実際に模型用塗料で塗装した作例を紹介いたします。
K_NAGAMI（永見浩士）
