ガンダム・端白星
GUNDAM HAJIROBOSHI


ラドニッツァ・コロニーの動力部奥に隠されていたモビルスーツ。デムナーが亡き祖父から機体の管理を引き継ぎ、人知れず整備を続けてきた。コロニーが正体不明のモビルスーツに襲撃された際、ウィスタリオ・アファムが搭乗し、長き眠りから目覚めた。
型式番号
不明
全高
18.6m
本体重量
32.9t
Pilot
ウィスタリオ・アファム
ガンダム・端白星(第2形態)
GUNDAM HAJIROBOSHI ( 2nd FORM )


謎の機体との戦闘で破損したガンダム・端白星は、金星ラドニッツァ・コロニーにて修理と装備の見直しが行われた。ワイヤーアンカーを内蔵したバックパックを新たに採用。激しくなる今後の戦いに備え、クロスメイス、ソードロングメイスといった装備の充実も図られた。端白星とは別の名を冠するシステムが内蔵されていることも判明したが、その正体は不明なまま。
型式番号
不明
全高
18.6m
本体重量
31.9t
Pilot
ウィスタリオ・アファム
ガンダム・マルコシアス
GUNDAM MARCHOSIAS


現存が確認されている26体のガンダム・フレームの中に、マルコシアスの名は含まれてはおらず、厄祭戦の最中に失われたと思われる幻の機体。 翼を模した背部バインダーの形状からは佇まいに優雅さすら漂うが、腰部バインダーを含め、四本のサブアームが搭載されており、それらを展開し敵に迫る様は、悪魔の名を持つガンダム・フレームに相応しいものがある。
型式番号
ASW-G-35
全高
18.7m
本体重量
34.3t
エンゾ
ENZO


レンジーが操るMS。軽装甲が大半を占めるヘキサ・フレームにおいて、装甲強度に比重が置かれた珍しい機体。バックパックに搭載された三連ロックブレイカーが特徴的。
型式番号
IPP-18875
全高
18.7m
本体重量
32.6t
Pilot
レンジー・ダブリスコ
シュヴァルベ・カスタム(シクラーゼ機)
CYCLASE'S SCHWALBE CUSTOM


シクラーゼがギャラルホルンから逃亡する際に奪い、その後独自のカスタマイズが施された機体。腰部にブースターを追加することにより機動性が向上。余計な武装を削ぎ落した無駄のない設計になっている。
型式番号
EB-05c
全高
18.1m
本体重量
31.9t
Pilot
シクラーゼ・マイヤー
モンキー・ロディ(598機)
598'S MONKEY RODI


ロディ・フレームを採用した機体の中でも、モンキー・ロディは一部フレームをむき出しのまま使用したり、装甲を流用したシールドを使うなど比較的安価なモデル。曲線を帯びた装甲は高い強度を誇り、阿頼耶識システムによってコントロールされる機体は見た目に反して機動性も高い。598が操る隊長機は頭部の角とオレンジショルダーが目印。
型式番号
UGY-R266C
Pilot
598
白虹(タマミ機)
TAMAMI'S HAKUGO


ラコウ海賊団を仕切るタマミ・ラコウのモビルスーツ。汎用性の高い機体で、環境適正に優れる。足部はクローのように開く構造を採用。碇のように開くメイスで敵機を粉砕する。テイワズ製のコックピットシステムを使っていることからも、関りを窺い知ることができる。
型式番号
STH-1507
Pilot
タマミ・ラコウ
ゲイレールGP
GEIRAIL GP ( GORGEOUS PINK )


ローム・ザンの愛機。ギャラルホルン製のゲイレールをロームの指示で改造した機体。バックパックは、グレイズ・フレームのものを転用、コックピットシステムは正規品をほぼそのままに採用している。鎌のような二振りのハーケンが特徴的。機体名ゴージャス・ピンクはロームが命名者。
型式番号
EB-04/rcgp
Pilot
ローム・ザン
ゲイレールGS
GEIRAIL GS ( GORGEOUS SILVER )


アイコー・ザンの機体。ゴージャス・ピンク同様ゲイレールの改造機。頭部、両膝の形状が異なり、武装はブースター付きのダブルハンマー。戦闘時には、ロームが駆るゴージャス・ピンクと連携して戦う。機体名はロームが勝手に付けた。
型式番号
EB-04/icgs
Pilot
アイコー・ザン
ガンダム・アスモデウス
GUNDAM ASMODAY


約三百年前に終戦を迎えた厄祭戦の末期に、全72機のみが開発されたガンダム・フレームを持つモビルスーツの一機。戦後、アスモデウスの所在は不明となり、戦禍の中で消失したものと考えられていたが、侵入困難なデブリ帯の中で偶然発見された。アスモデウスには戦闘記録が一切なく、実戦投入される前に終戦を迎えたものと思われる。そのため、開発当時の姿をそのまま残している。
型式番号
ASW-G-32
全高
18.3m
本体重量
32.5t
モンキー・クラブ・ロディ
MONKEY CRAB RODI


高機動戦闘を得意とする598の特性を生かすために、ラコウ海賊団のメカニックチームによって改修されたモンキー・ロディの新たな姿。両手のマニピュレーターを排除し、クローに換装。接近する勢いそのままに攻撃対象を貫く。両腕内部には牽制用のマシンガンを搭載。オレンジショルダーは改修前から継承している。
型式番号
UGY-R267MM
全高
17.0m
本体重量
35.5t
Pilot
598
白虹
HAKUGO


テイワズが開発した汎用性の高い機体で、環境適正に優れる。足部はクロー構造を採用。その殆どがテイワズと関係する組織に配備されており、こちらはラコウ海賊団に配備されているモデル。
スピナ・ロディ(レンジー部隊所属機)
SPINNER RODI


他と比べフレーム製造数が多く、地球圏、圏外圏問わず、幅広い地域、団体、組織で使用されているMS。単体運用される機会は少なく、複数の機体を所有する組織が殆どである。
フレック・グレイズ(アフロディーテ所属機)
HLOEKK GRAZE


ギャラルホルンが製造し、民間にも卸しているMS。一般的な機体よりも小型で扱いやすい。アファム設備も保有しており、金星ではコロニーの補修作業などにも使用されている。
ジルダ(ザン・クラン所属機)
GILDA


ジルダはSAUの経済圏で広く流通するモビルスーツ。拠点をSAUに持つザン・クランでも、主力MSとして多数配備されている。基本装備はソードクラブ、ショートバレルライフル、ニードル機構のあるシールドバンカー。宇宙空間、重力圏内問わず、バランスよく運用が可能。
流星号(グレイズ改参)
RYUSEI-GO ( GRAZE CUSTOM III )


アーブラウを目前にした戦闘で頭部を失い、損傷の激しかった流星号だったが、テイワズのメカニックチームの協力により辛うじて修復に成功した。頭部や右腕部、バックパックにはテイワズ製モビルスーツの部品を採用。元々の機体は鉄華団が火星で鹵獲したギャラルホルンのグレイズだった。搭乗者はノルバ・シノ。
型式番号
EB-06/tc3
全高
18.9m
本体重量
32.7t
ガンダム・ザガン
GUNDAM ZAGAN


厄祭戦で、初代セブンスターズのひとりとなるアルゾナ・イシューが搭乗していたとされるガンダム・フレームのモビルスーツ。戦後は代々イシュー家が厳重に管理し、近年まで表舞台に姿を現すことはなかった。
型式番号
ASW-G-61
全高
18.5m
本体重量
34.5t
エルダ丸Ⅱ
ERDA-MARU II

アファム設備の設立当初から使用されている小型輸送船。格納庫にモビルスーツ1機を搭載可能。惑星間の航行も想定された古い型式の船。あくまで輸送船のため、武装は護身用の機銃程度だが、海賊すら殆ど顔を見せない金星宙域においては十分な装備だった。船の名前は、ウィスタリオの大御祖母様の名から取られている。
ウィスタリオ・アファム
WISTARIO AFAM
cv.生駒里奈







金星に浮かぶラドニッツァ・コロニーで生まれ育った少年。早くに両親を亡くし、若くしてコロニー管理会社「アファム設備」の跡を継いだ。快活で決断力に優れ、金星を観光立国にするという大きな夢を持っている。
Mobile Suit
ガンダム・端白星ガンダム・端白星
ガンダム・端白星(第2形態)ガンダム・端白星(第2形態)
デムナー・キタコ・ジュニア
DEMNAR KITAKO Jr.
cv.堀内賢雄





ウィスタリオが生まれたときから側にいる教育係兼世話役。一見すると強面で、厳しく接すべき場面ではそうするが、最終的にはウィスタリオを甘やかしてしまう傾向が強い。長年、密かにガンダム・端白星の整備を続けている。
コルナル・コーサ
CORONAL XHOSA
cv.上田麗奈





ウルズハントの水先案内人としてウィスタリオの前に現れたミステリアスな少女。行き届いた丁寧な立ち居振る舞いに加え、見た目の年齢にそぐわない落ち着いた口調で話す。表情の変化が乏しく何を考えているのかわからない。お茶を淹れるのが好き。
レンジー・ダブリスコ
RENZIE DABLISCO
cv.木内太郎





オムデン・コロニー・カンパニーに属する青年。組織内ではMSパイロットとして鉄砲玉のように扱われている。組織の命令でウルズハントに関わり、金星ラドニッツァ・コロニーを訪れることになる。
Mobile Suit
エンゾエンゾ
シクラーゼ・マイアー
CYCLASE MEYER
cv.野島健児





元ギャラルホルン士官だったが上官を殺して逃亡。その際に奪取したMSを操り、現在はオムデン・コロニー・カンパニーの殺し屋として立場を築いている。
Mobile Suit
ジュヴァルベ・カスタム(シクラーゼ機)ジュヴァルベ・カスタム(シクラーゼ機)
598
cv.三瓶由布子





元々はヒューマンデブリだった少年。名前はそのときの所有者が付けた番号を気にせず名乗っている。ウィスタリオとの出会いを切っ掛けに、同じ境遇の仲間とともにファウンドリングという組織を結成。同世代ながらアファム設備を自らの考えで取り仕切るウィスタリオのことを認め、ウルズハントのライバルとして強く意識する。
Mobile Suit
モンキー・ロディ(598機)モンキー・ロディ(598機)
モンキー・クラブ・ロディモンキー・クラブ・ロディ
カチュア・イノーシー
CATURE INOSHEE
cv.田中美海




ウルズハントの旅の途中、勝手にウィスタリオの船に乗り込んでいた密航者。行くアテがない彼女は、ウィスタリオの旅に同行することになる。 はっきりした物言いで、普段は勝気。ギャラルホルンのことが大の苦手だというが、詳しい理由は語ろうとしない。
デキステル
DEXTER


アファム設備に勤める熟練技師。老朽化が進むラドニッツァ・コロニーのメンテナンス業務に長年従事してきた。船の扱いにも長けており、ウルズハントに旅立つウィスタリオに同行することに。相棒のシニステルとはよく似ているが血縁関係はない。金星生まれの金星育ち。
シニステル
SINISTER


長年デキステルと仕事でコンビを組んでいるアファム設備の整備技師。コロニーの配管メンテナンスから船の修理まで幅広くこなす高い技術の持ち主。どこかとぼけた性格ながら、相棒のデキステルとは息の合ったやり取りを見せる。デキステル同様、金星生まれの金星育ち。
アンディ
ANDY


レンジー・ダブリスコをお頭と慕い、行動を共にするレンジー隊のひとり。スラム出身のためまともな仕事に就けず、犯罪者やチンピラが集まるオムデン・コロニー・カンパニーの下部組織で腐っていたところレンジーに声をかけられた。組織を壊し、自分たちのパラダイスを作るというレンジーの目標を実現するため、レンジーの部下としてウルズハントに関わることになった。
ビト
BITO


レンジー隊のひとりとして、ウルズハントに関わることになったモビルスーツのパイロット。同じくレンジー隊を名乗るアンディとは同じスラムの出身でお互いをよく知る長い付き合い。まともな仕事にあり付けない日々の中で、現状を変えようとするレンジーとの出会いはビトにとって前向きに生きる大きな転機となった。自分たちのパラダイスを作るという夢の実現のため、アンディとともにレンジーを慕い支えている。
タマミ・ラコウ
TAMAMI RAKOW
cv.伊藤 静



女性だけで構成されたラコウ海賊団のトップに立つ女傑。義理人情に厚く、筋が通らないことは許さない真っ直ぐな性格。タービンズの代表、名瀬・タービンには恩があり、彼と彼を支えるアミダ・アルカに恩義を返すためにウルズハントに参加。海賊団を名乗っているが、表沙汰に出来ない事案を裏で解決するタービンズの一組織でもある。
Mobile Suit
白虹(タマミ機)白虹(タマミ機)
ローム・ザン
ROHM ZAHN
cv.稲田 徹



SAUの裏社会を牛耳る巨大組織ザン・クランの跡取り息子で、アイコーの兄。結果を残した者に家督を譲るという、実父ルビアン・ザンの命によりウルズハントに参加。兄として跡を継ぐのは自分だと当然のように思っている。ヒューマンデブリをゴミのように扱う残忍さに似合わずピンク色が好き。
Mobile Suit
ゲイレールGPゲイレールGP
アイコー・ザン
AIKO ZAHN
cv.山根雅史



SAUの裏社会を牛耳る巨大組織ザン・クランの跡取り候補のひとり。ロームの弟。組織のトップである実父ルビアン・ザンの指示で、ロームとともにウルズハントに参加。短絡的な兄ロームに振り回されることが多いものの、それこそが兄の長所だと認めている面もある。生身の喧嘩では、ロームに勝ったことがない。
Mobile Suit
ゲイレールGSゲイレールGS
コウゾウ・メンドウ
KOZO MENDO




厄祭戦について調べる考古学者であり、三百年前の戦場跡や廃棄された施設を探し求めて旅をするトレジャーハンター。これまでに調べ上げてきた知識は豊富で、厄祭戦に関する謎にも詳しく、なぜ、厄祭戦が起きたのかを知りたいと強く思っている。ウルズハントに参加したのも知識欲から。賞金には興味がない。
パルスタイ・コーサ
PALSTYE XHOSA


ウルズハントの水先案内人のひとり。物腰は穏やかで母性に溢れる女性。同時に、誰が相手であれ、言うべきことはきちんと言葉にする芯の強さも持ち合わせている。偶然にもリングを手に入れた598と出会い、ヒューマンデブリゆえ知識に乏しい彼を支え、時には叱り、導いていく。
ベローズ・コーサ
BELLOWS XHOSA


ザン・クランの手に渡ったリングを担当するウルズハントの水先案内人。ウルズハントに参加するザン兄弟に帯同しているが、彼らとの関係はあくまで仕事上のもの。強引かつ短絡的とも思えるザン兄弟の行動に付き合うたびに、転職したいと愚痴をこぼす。ベロすけと呼ばれることにも不満を持っている。
ケンシャル・コーサ
QUENTIAL XHOSA


ラコウ海賊団と行動をともにする水先案内人。お菓子が好き。タマミが好き。女性だけで構成されたラコウ海賊団は居心地がよく、仕事を忘れて居座っているようにも見える。面倒見のいいタマミはそれを認めており、ラコウ海賊団の一員のように扱われている。
スライス・コーサ
SLICE XHOSA


ウルズハントの水先案内人のひとり。リングを所有するコウゾウ・メンドウに同行している。調査となると周りが見えなくなるメンドウに対して文句を口にしつつも、案内人の職務は投げ出さずに全うしている。 根は真面目なため、メンドウが起こすトラブルに毎回巻き込まれては心労が絶えない苦労人。
タギング・コーサ
TAGGING XHOSA


ウルズハントの水先案内人のひとり。オムデン・コロニー・カンパニーが所有するリングの担当。会社の方針で本部待機を命じられているため、実動部隊には同行しておらず、退屈な日々を過ごしている。 オムデン・コロニー・カンパニーがふたつのリングを所有しているため、もうひとりの水先案内人バッチ・コーサと行動を共にしている。
バッチ・コーサ
BATCH XHOSA


ウルズハントの水先案内人のひとり。オムデン・コロニー・カンパニーが所有する二つ目のリングの担当。タギング・コーサ同様、実動部隊には同行していない。タギングとは対照的に、与えられた時間を趣味の読書などに有効に当てている。落ち着きがあり、物静かな人物。
ルビアン・ザン
LUBIAN ZAHN


SAUに拠点を持つ裏社会の武装組織ザン・クランのビッグボス。わずか一代で勢力を伸ばし、地球圏に影響力を発揮するほどの巨大組織に成長させた。現在は加齢のため病床に就いているが、組織内における存在感は少しも失われていない。跡継ぎの選定のため、息子のロームとアイコーをウルズハントに参加させている。
トラド・オムデン
TORRADO OMDEN


世界有数のコロニー管理会社であるオムデン・コロニー・カンパニーの代表を務める人物。その権力を用いて、ウルズハントの参加資格であるリングをふたつ所有。ただし、会社は複数の役員による合議制のため絶えず派閥争いの渦中にある。ウルズハントの成否も進退に直結する重要な事業のひとつとして捉えている。
ロンド・ブロン
LOND BRON


カチュア・イノーシーを追ってきたギャラルホルン士官。数年前までは、地球外縁軌道統制統合艦隊にて司令官の親衛隊に所属していた。モビルスーツの操縦技術には自信を持っており、親衛隊を離れた今もその腕に衰えは見られない。体術にも優れる。
オキナ・ウロカ
OKINA UROKA


セブンスターズ第一席イシュー家の家老。唯一の跡継ぎであったカルタ・イシューをある事件で失い、後見人だったイズナリオ・ファリドが失脚したことで、病床の現当主に代わり、事実上の代理当主を務める人物。
本帖最后由 联邦の吉姆 于 2025-07-25 14:24 编辑