ホビー事業部の開発ブログをご覧のみなさま
こんにちは!
ウンコスルデイズの案内人
「ウンコンシェルジュ ナガスナ トモヲ」です。
※BANDAIの中に私に似た人物がいるかもしれませんが、他人の空似でございます。
決してご詮索されぬようお願い申し上げます。
今回は第二回、誕生・企画秘話編ということで、ウンコスルデイズが生まれたきっかけや現在までの経緯についてお伝えして参ります!
その前に・・多くの場で「?」が浮かんでいるご質問について1つだけお答えしておきます。
Q.:なぜウンコなのか
A. :それは誰もが知っているからです!
商品・シリーズ・オリジナルキャラクターを企画する上で、モチーフの認知度やインパクトは非常に重要な指標になります。その上で、認知度100%という驚異の数字を誇るウンコを選定致しました。
※ウンコなのか、ウンチなのかというテーマは後半に記載致します。
◆きっかけ
ウンコスルデイズ誕生は4年ほど前に遡ります・・
当時から、新規ユーザー (特に子ども) 獲得、オリジナルIP創出という命題を掲げ
ウンコスルデイズとは全く別の企画に向き合っておりました。
その企画は、間もなく部内プレゼンというタイミングでNGが出てしまいました。
その結果を受け、プロジェクトメンバー(と言っても3人ですが・・)内で
今後の方向性について、暗めの会議をしておりました。
その中で、大先輩が超真剣な表情で
〇田「もう一回、オリジナルで向き合ってみたい。子どもにわかるモチーフで!!」
と宣言してくれました。
それを聞いた私は
(こ・・これはウンコか・・ウンコしかないのか・・でも、この流れでウンコとか言っていいのか・・)と葛藤したのち
ナガスナ「〇田さん、僕知ってます。最強のノンキャラモチーフ。」
2人「え・・?」
ナガスナ「恐竜よりも乗り物よりも“最強のモノ”があります。」
2人「何??」
ナガスナ「ウンコです!」
2人「???・・・まぁたしかに・・・うん」
「でもそれをどうやって商品に?ましてやホビーに?」
その時には〇田の中でも、私の中でもほぼほぼ今の仕様が浮かんでおり
一言目で頭の中が繋がっている感覚がございました。
まだ粘土まではたどり着いておりませんでしたが、
「何か柔らかい材質のウンコに、ぶすぶすぶすぶすとぶっ挿してウンコキャラを作る!!」という基礎概念はこの一瞬で構築されました。
※悩む・溜めるのは長く、出るのは一瞬という何かに似た経験を致しました。
さて今回はもう一点だけ、企画話をさせていただきます。
◆うんこ・うんち問題
企画を進めるにあたり
・オリジナル
・今までにない仕様
ということで様々な課題がございました。
数えれば星の数ほど・・になりますが、いくつか例に出しますと、
・柔らか素材の検討⇒軽量紙ねんどの選定
・仕入れ先探し
・安全性の確認
・デザインや遊び様の内部合意
・シリーズ名、タイトル ※こちらの詳細は第三回にて!
などなど・・本当にいろいろございました。
その中でも、私が本当に一番つらかったのが
「うんこ・うんち」問題でございます。
社内では
「俺は絶対うんこだと思う、うんちなんて言わない(# ゚Д゚)」
「私は絶対うんち、その方がかわいい」
「子どもがどっちと言うかに関わらず、買うのは保護者だからその視点で~」
といった意見をもらいつつ、
ネットで調べてみると、
「固さ次第」「肉食だと~、草食では~」「少年誌では~」等、諸説ありまして。。
一向に答えを見いだせず・・通勤時間もプライベートも四六時中どちらにすべきか悩み続け、いろんな方に聞きました。なりふり構ず、ウンコ派?ウンチ派?と声をかけてしまっていたかと思います。
約半年ほど
⇒リサーチ・提案作り
⇒部内プレゼン
⇒持ち帰り
⇒リサーチ・提案作り
⇒・・・
という日々が続いていたと思います。
商品仕様やデザイン、ラインナップは進んでいくにも関わらず
すっきりしない日々がつづきました。
そしてたどり着いた結論は・・
「どちらかに絞るのは無理・どっちでもよくね」
でございました。
そこまでの過程を振り返り
「むしろみんなそんなに拘りあるんだ・・!」
「だったら、ここも企画に盛り込んでしまおう」という考えに至りました。
結果として、ウンコスルデイズ内では
かっこいい=ウンコ
かわいい=ウンチ
という分け方にしております。こちらはあくまでナガスナの主観でしかございません。
うんこでも、うんちでも、はたまたそれ以外でも、ぜひ皆様のお好きなように命名していただければと思います。
まだまだ語りたいのですが、踏ん切りをつけまして
今回はこちらで〆させていただきます!
次回は応用編ということで、遊びを中心にお話し致します!
本帖最后由 联邦の吉姆 于 2025-07-12 13:51 编辑