ネットでは抽選販売されたベストメカコレクションのRX78FRGMT GUNDAM。
価格は2,750円です。
パッケージはノーマル版と変わらず旧キットオマージュです。
説明書はV作戦のファイル風になっていました。
付属品はビーム・サーベル、刃つきビーム・サーベル、ビーム・サーベルグリップ
それにオリジナルデザインシールドが付属。
シールはありません。
余剰パーツですがシールドの表側のパーツが余ります。
ガンダムシリーズ45周年を記念して「藤原ヒロシ」氏主催デザインプロジェクト「fragment」とコラボレーションした今回のRX78 FRGMT GUNDAM。
今回紹介するのはベストメカコレクション(REVIVAL Ver.)仕様で他にもMGやGFFMなどでも同じカラーのガンダムが発売されました。
本体はベストメカコレクションのカラバリでG-3のようなグレー系のカラーリングでまとめられています。
キットベースはベストメカコレクションなので旧キットをオマージュした作り。
分割は最新の物になっていますがプロポーションは旧キットのままで可動範囲もかなり抑えられた物です。
レトロな造形ながら最新キットという事もあり各パーツはカッチリとした仕上がりです。
カラーリングはグレーですが全てグレーの濃淡で再現されていてG-3のように紫系の色などは入っていません。
そのためモノクロ写真のように見えるのが面白いですし落ち着いた仕上がりです。
頭部アップ。横幅が広く隈取部分も大きい旧キットらしい顔つき。
ツインアイなども徹底してグレーになっていますが
ベストメカコレクションベースなのでツインアイなども別パーツ化されているのは変わりません。
胴体は鎖骨から肩にかけてなだらかなカーブを描くシルエットが綺麗です。
ダクトやヘリウムコアなども別パーツ化されエッジもカッチリとしています。
背面のジョイント穴は現在主流の2穴タイプでパックの互換性あり。
またバックパックのサーベルユニットは中央で切り離せば片方だけサーベルを外した状態を再現できます。
腕部はゆるさを感じる丸穴の手首が特徴的。
腕の分割は凝っていて合わせ目が出ませんが手首には出ます。
腰アーマーは全て固定で動きません。
脚部もシンプルながら膝の曲面などが印象的で今のガンダムと比べるとだいぶ異なる印象。
つま先などのラインも綺麗に繋がっています。
こちらも分割は凝っていて極力合わせ目が目立たないようになっていますが大腿部の内側など一部に合わせ目が出ます。
足裏は一切モールドがありません。
可動も旧キットのような感じでかなり控えめの作り。
首は回転のみで肘は45度ほど。
また腰は固定です。
脚もほとんど開けず腰アーマーが固定のため一歩踏み出すぐらいしか脚を上げる事はできません。
膝もやはり70度ほどです。
ノーマル版と比較。
並べてみるとノーマル版がかなりカラフルに感じます。
造形などは共通ですがモノクロ写真のような雰囲気です。
武器を装備させて。
武器も大部分は流用でこちらも旧キットを意識した造形です。
新しいキットがベースですがもちろんスタンド穴なは無く浮かせるのは若干面倒な部分も変わりません。
ビームライフルはスコープのモールドが無く銃口も埋まっている簡素な作り。
グリップも丸軸になっているのが面白いです。
造形は同じですがカラーはダークグレーに変わっています。
シールドですがこちらはオリジナルデザインのマークに変わっています。
この部分のみ新規パーツで雷マークのようなオリジナルデザインのシールドに変わっています。
サーベルは旧キット風のシンプルな丸棒タイプの物も付属しますが
HGなどに付属するビーム刃を取り付けられるグリップも変わらず付属。
背面のサーベルグリップは抜刀時好みで取り外せる構造です。
ノーマルのシールドパーツも付属しているのでノーマル仕様としても組む事が可能。
これはこれで良いですね。
最後に旧キットやHGUCガンダムと並べて。
造形は旧キットを踏襲していますが分割や色分け、それにパーツの精度は最新の物です。
・塗装レシピなどはありませんでした。
以上ベストメカコレクション RX78FRGMT GUNDAM レビューでした。
藤岡ヒロシ氏主催のデザインプロジェクト「fragment」とのコラボモデルですがベースは以前発売されたベストメカコレクション(REVIVAL Ver.)とほぼ共通です。
本体はカラバリとなっていますがモノクロ写真を思わせるようなグレーの濃淡で再現されたカラーリングは落ち着いた雰囲気でノーマルガンダムの隣に置いても面白いです。
ベストメカコレクションベースなので可動はかなり控えめですが、45周年記念コラボという事なのでこのキットが合っているのかも。
またシールなどではなくシールドは新規パーツになっているのが良いですね。