「ガンダムSEED FREEDOM」よりフォース、ブラストに続きRGでキット化されたソードインパルスガンダムSpecII。
価格は4,180円でプレミアムバンダイでの受注品となります。
パッケージは単色タイプですが説明書は一部カラー。
ただし機体説明などはありません。
付属品はエクスカリバー レーザー対艦刀×2、試製35式改レールガン、高エネルギービームライフル、機動防盾、
左右持ち手、右銃持ち手、左ダボ無し持ち手、平手、コアスプレンダー用ミサイルランチャー、
レールガン取り付けジョイント、チェストフライヤー用ジョイント、スタンドジョイント、
それに各種ビームエフェクトが付属します。
余剰パーツは大量にあります。
配色の関係でCランナーがそれぞれ2枚付属していて使わない方の色がそのまま余ります。
シール類はいつも通りリアリスティックデカールが付属。
まずはコアスプレンダー。今回もRGインパルス系のキットのため構造は特に変わっておらず差し替え無しでの変形が可能。
また下部に3mm穴があるので単体でも飾る事が出来ます。
ランディングギアは差し替えで再現。
キャノピーも開きますがパイロットの造形はありません。
変形はウイングを収納し機首を折りたたむだけです。
最近のRGでは流用を除きあまり使われなくなってきているMSジョイントはコアスプレンダーの機首フレームとインパルス本体の胸部に使われるのみとなります。
後は胴体にコアスプレンダーを取り付ければ合体完了。
機首のジョイントをウイングで挟み込む方式なので抜けにくくなっています。
映画「ガンダムSEED FREEDOM」よりRGでソードインパルスガンダムSpecIIが登場。
これでSEED DESTINYのノーマルインパルスより先に映画に登場したインパルスSpecIIは全て揃いました。
フォースやブラストと同じく改修されバッテリーが最新型に換装されたという設定で外見は変わりませんがVPS装甲のカラーが大きく変化。
こちらは真っ赤なカラーリングでインパクトがあります。
また背面のソードシルエットも武装は大きめに造形され迫力ある姿になっています。
キットはRGインパルス系キットのカラバリで、先に発売されているノーマルのソードインパルスと同じ作りとなっています。
RGのため分割は非常に細かく、赤色も機動防盾などを含め3色使われていて複雑な仕上がり。
もちろん細かいディテールやシャープなエッジなども健在で格好良く仕上がります。
機体のカラーリングですがRGなのでもちろん細かい部分まで再現されています。
胸のV字や膝の黄色、ブーメランのエッジ部分なども全てパーツ分割で再現。
グリップの赤色も新規ランナーを追加する事で再現されていました。
また配色も真っ赤になり従来のランナーでは再現出来ない所もあるのですが
そちらはCランナーを成型色違いで2枚用意する事で解決しています。
シルエット無しの姿。
関節などはMSジョイント部分を除き全てKPSです。
頭部アップ。ノーマルソードインパルスと比較しています。
中央のアンテナや顎周りなどは似たような色ですがヘルメットは真っ赤に変化。
アンテナは変わらず細くかなり長いので破損には注意が必要です。
ツインアイ周りはクリアパーツが使われています。
胴体のアップ。
細かいディテールが入っていてRGらしいシャープな造形。
コクピットも開閉可能な他サイドアーマーを開けばフォールディングレイザーが取り出せます。
ソードシルエットのバックパックはノズル部分色分けされ
ソード懸架アーム部分がBJでスイングと回転が可能。
ブーメラン取付部もスイング出来ます。
腕部は合わせ目のでない作り。
しっかりした平手も付属します。
肩アーマーは分割されていて跳ね上げ可能。
もちろん前腕にロール軸がありシールドも構えやすくなっています。
腰アーマーは裏打ちがあり股関節軸も下に下げる事が出来ます。
ライフル類は腰に取り付け可能。
レールガンを装着する場合はジョイントを噛ませます。
脚部ももちろん合わせ目は出ず各ダクトなどもアンクルアーマー以外は色分けされ細かいディテールが入っています。
足裏は肉抜きが無く変形の都合でつま先も稼働します。
可動範囲はこれまでと変わらず。
肩関節は引き出せば自由度がかなり上がりスイング幅も広いです。
胴体はさほど仰け反る事は出来ませんが胸でスイング可能です。
下半身は股関節が下げられるので脚も上げやすく膝も深く曲がり接地も十分です。
RG ソードインパルスガンダムとの比較。
色が変わっただけですが印象は大きく変化。
一気に獰猛そうなイメージに変わりました。
武器を装備させて。
今回も試製レールガンが付属しています。
レールガン以外にも通常のビームライフル、「MA-BAR72高エネルギービームライフル」も付属。
合わせ目は段落ちモールド化されフォアグリップとセンサーが可動します。
「試製35式改レールガン」
大きい銃ですが片手保持も余裕があります。
こちらはHGの物と比べるとディテールアップされセンサー周りの赤も別パーツで再現。
合わせ目は段落ちモールド化されています。
もちろん両手持ちも可能。
余裕をもって構えられます。
「MMI-RG59V 機動防盾」
こちらも差し替え無しでの展開が可能。
前腕にロール軸があるため位置も調整しやすいです。
「RQM60 フラッシュエッジビームブーメラン」
こちらは先端部だけではなく丸ごと取り外しも可能です。
もちろん先端部だけ取り外してビームエフェクトの取り付けが出来ます。
エフェクトは派手で長い物と
短い物の選択式。
好みの長さのエフェクトを取り付けます。
フォールディングレイザー。
武器類は基本的に保持ダボがあるため
こういった小さい武器もしっかり固定する事が出来ます。
ソードシルエットのメイン、「MMI-710 エクスカリバーレーザー対艦刀」
RGの物は長さはもちろん、刀身のボリューム感がありかなりの迫力。
もちろんRGなので先端もシャープに造形されています。
保持力も特に問題はないのですが、自分の物はやや前腕が抜けやすかったです。
軸を少し太くして調整しました。
グリップエンドにダボがあり差し替え無しでの連結が可能です。
連結時の長さは335mmほど。
ノーマルのブルーとは異なりダークグレー系のカラーが使われているため重量感が増した感じです。
もちろんグリップも新規ランナーで赤色になっていました。
左手には保持ダボのない握り手があり両手持ちをする場合はこちらを使うと融通が効きます。
いつも通り変形ギミックもあります。
こちらはチェストフライヤー。
スタンドを使えるジョイントパーツを腹部に取り付けます。
レッグフライヤー。
股関節にスタンドジョイントを取り付けます。
どちらも変形は単純でサクッと行えます。
また今回もシルエットフライヤーが付属するためソードシルエットを装着する事も可能。
変形ではありますがシンプルで特に繊細なヒンジなどはなく、どちらの形態もそこまで気を使わず触る事が出来ます。
HGCE デスティニーガンダムSpecIIと。
HGCEデスティニーの出来も素晴らしいのですがHGとRGなのでディテール差はやはりあります。
最後に同じRGのフォースインパルスSpecIIやブラストインパルスSpecIIと。
SpecIIの方が先になってしまいましたがこうして同じブランドで3体揃うとやはり統一感があって良いですね。
フォースはあまり変わりませんがソードとブラストはガラっと色が変わるのも面白いです。
以上RG ソードインパルスガンダムSpecII レビューでした。
これまでのRGインパルス系キットの構造がそのまま流用されていて特に造形的に変わった部分は無いのですが
カラーが真っ赤になりノーマルのソードからだいぶ変わった印象を受けます。
配色パターンも変わっていますがCランナーを2枚用意したり同じ造形ですがカラーを変えるため新規ランナーを用意したりとしっかり特徴的なカラーリングが再現されていました。
見栄えのする武装類も健在で他のRGインパルス系同様良い出来のキットになっていました。