アドバンスド・ギャプラン(MA形態)
アドバンスド・バインダー・ユニットは、アドバンスド・ギャプランの中核ともいえるユニットです。[セスシナング・フレア]の機首ユニットに強化シールド・ブースターを接続したものですが、このユニット自体もメガ粒子砲や耐熱フィールド発生器を備えています。前者はガンダムTR-S用に開発されていましたが後にガンダムTR-6のマルチコネクターポッドに引き継がれ、後者はロゼットTR-4とギャプランTR-5での実験を経て装備されたものです。これら装備により、アドバンスド・バインダー・ユニットは単なる推進器ではなく、攻防力を備えた複合装備としての機能を持つに至ったのです。
アドバンスド・ギャプランは原型機であるギャプラン同様、MA形態に変形できます。アドバンスド・バインダー・ユニットは、MS形態では肘にジョイントアームで接続されますが、本形態では肩から上腕部にかけて固定されます。接続方式が異なる理由としては、MS形態ではフレキシブルな可動による運動性の向上が主目的でしたが、MA形態では推力の一方向へ指向するための強度確保という目的がありました。これによってギャプランの特性である「高高度迎撃」という運用法により特化されたのです。
イラスト連載まとめに掲載されているピンナップでは、それぞれの機体についての解説もされていますので要チェックです!(ピンナップ内の機体名をクリックするとテキストが展開されます)