今回は、以前より注目されていたNEWアイテム「超合金 マッハGoGoGo マッハ号」の紹介からスタート!! その仕様やギミックで再現された7つの特殊機能を紹介する。(構成・文/池田元気、五十嵐浩司[TARKUS])
あの名車「マッハ号」が超合金になって登場!!
『マッハGoGoGo』で主人公・三船 剛が搭乗し、大活躍したレーシングカー「マッハ号」が超合金で発売されることが決定した。流麗なボディはダイキャストを多用して重量感もたっぷり。オプションとしてディスプレイケースと専用台座が付属しており、本格的カーモデルとしても飾ることができる。
さらに主人公の「三船 剛」とガールフレンドの「志村 ミチ」のフィギュアが付属しており、座席ごと交換することでマッハ号に乗せることが可能。この写真で「カッター装置」を出していることからわかるように、劇中でマッハ号に備え付けられた特殊装置も超合金ならではのギミック山盛りで再現されている。
『マッハGoGoGo』とは?
タツノコプロ制作のもと、1967年に放送されたテレビアニメ。本作はレーサーである主役の三船 剛がマッハ号に乗り込み、時には陰謀に立ち向かいながら各国のレースを駆け巡る。その人気は日本のみならず海外にもおよび『Speed Racer』のタイトルで放送。2008年にはウォシャウスキー姉妹が監督を務めた実写映画『スピード・レーサー』が公開された。
「イブニングアイ」が発光!
▲︎フロントには電飾が内蔵されており、クリアー製のカバー内部からのヘッドライト発光が確認できる。カーモデル的なアプローチをしつつ、発光ギミックなど玩具的な遊びも追求した作りになっている
▲︎マッハ号のメカニックデザインを忠実に再現。中村光毅氏のデザインによる美しいフォルムが再現され、サイドミラーやホイールにはメタリック塗装が施されている
▲︎運転席内部には、タコメーターやレバーなど細部に至るまで造形されている。三船 剛の握るハンドルの中央には特殊装置のボタンが付いているのも確認できる
超合金マッハ号は2パターンのディスプレイが可能!
超合金ならではのタイトルロゴの入った専用台座とは別に、下部が黒のディスプレイケースが付属している。専用台座は躍動感のある迫力のディスプレイができ、ディスプレイケースはカーモデルとしてインテリアにも馴染む。
▲︎『マッハGoGoGo』のタイトルロゴが入った専用台座。まるで、ジャンプ中かのようなディスプレイができる
▲︎ディスプレイケース。マッハ号を余裕で収められる大型サイズで、高さにも十二分にある
次ページ──特殊機能を公開!!
マッハ号の特殊機能を公開!!
劇中ではマッハ号には7つの特殊機能が内蔵されている。三船 剛の握るハンドルに発動ボタンが付いており、特殊機能で困難を乗り越えていくのだ。では、超合金による特殊機能の再現ギミックを紹介していこう。なお、Eボタンの「イブニングアイ」は発光ギミックで再現されている。
A
▲Aボタンを走行中に押すとジャッキが飛び出し、車体が飛び上がる「オートジャッキ」。内蔵されているジャッキを引き出して再現。メンテナンス用の長いジャッキも付属
B
▲Bボタンは、荒れ地や泥濘にもスリップせずに走行できる「ベルトタイヤ」。ホイールごと差し替えることで表現可能
C
▲シャシー前部を開くとノコギリパーツが折りたたんで収納されており、前方に出すことでCボタンの「カッター装置」が展開。フロント部のフォルムを崩すことなくギミックを内蔵している
D
▲Dボタンの「ディフェンサー」は、硬質プラスチック製の風防がドーム型になって、銃弾を無効にする。差し替えパーツで再現され、車体後部に内蔵されたマグネットで装着できる
E
▲Fボタンの「フロッグ装置」はディフェンサー状態で酸素をコックピット内に放出して水中走行が可能となる。車体後部の左側から潜望鏡が引き出せる
F
▲Gボタンの「ギズモ号」は、鳥型の偵察機。超合金では、ボンネットを開くことで中から出てくる仕様となっている。「ギズモ号」は車体から取り外すこともできる
▲左右のフロントドア、後部のトランクが開閉可能。ほかにもボンネットも展開してV型エンジンなど内部メカニックを見ることができる。「イブニングアイ」発光用の電源はなんとV型エンジンに内蔵されているのだ
▲操縦席の「三船 剛」のフィギュアは南田香名氏の原型にて劇中さながらの造形で立体化。ほかにもシートやホイールなどの精密な塗装に注目していただきたい
▲助手席にはガールフレンド「志村 ミチ」のフィギュアを搭乗させることができる。首は旋回可能で、左右を向かせることができる
超合金 マッハGoGoGo マッハ号
●発売元/BANDAI SPIRITS コレクターズ事業部●55500円、9月予定●約27cm