2013年に発売されたMG ガンダムVer.3.0に対応するMG ガンダムVer.3.0用拡張セット。
価格は1,650円でプレミアムバンダイでの受注品となります。
キットは2013年に発売された物ですが最近再販されました。
付属品はハイパー・バズーカ、ガンダム・ハンマー、ビーム・ジャベリン、そしてLEDユニットのみとなります。
今回は拡張セットなのでMG ガンダムVer.3.0が別途必要になります。
シール類は水転写デカールが付属。
Ver.3.0は立像のガンダムがベースなので細かいマーキングが多数あります。
余剰パーツ類です。
ビームライフルはほとんど組めますがスコープ内部のパーツが足りません。
2.0のサーベルグリップやアムロフィギュア、コアファイタースタンドなども余剰にありました。
まずはLEDユニット。
こちらはガンプラではおなじみのLEDユニットで電池はLR41を2個使います。
組み立てにはプラスドライバーも必要です。
取り付けは首元に埋め込むような形となります。
光らせるとこのようになります。
メインカメラとツインアイが発光。
元々影になる部分なので明るい照明下でも結構効果的。
LEDのカラーはイエローです。
もちろん暗めの照明下だとより効果的です。
クリアパーツの首を通って光を届けるため光らせたままでも問題なく首を動かせるようになっています。
続いてハイパー・バズーカ。
こちらは本体付属の物がもう1本追加される形で作りなどは共通です。
バズーカですがグリップ周りに合わせ目が出ます。
ダブルバズーカにする事で最終決戦の仕様にする事が出来ます。
このバズーカですがガンダムVer.2.0のパーツが流用され、グリップ部分のみVer.3.0のエモーションマニピュレーターに合わせた物に変えられています。
そのため手首と武器をがっちり接続する形となるためVer2.0のように外れたりせずしっかり固定できます。
ただ自分の物は当時組んだ本体なのでもう関節や装甲のスナップフィットもすっかり緩くなってしまい
動かすと装甲が外れたり垂れ下がったりしてポーズを付けるにも一苦労な感じでした。
そのうちもう1体組みたいですね。
ダブルバズーカは格好良いですがどうしても背面にマウントしたシールドやライフルと干渉しがちになるため
塗装する方は擦れに注意が必要です。
続いてガンダム・ハンマーですがこちらはVer.2.0の流用です。
チェーンはプラチェーン(POM素材)が使われていて金属ではありませんがリアルな造形になっています。
ハンマーのトゲはすべて別パーツ。
鉄球部分は上下分割で分割線があります。
こちらのグリップですがVer.2.0の物がそのまま流用されているため手首の保持ダボには合いません。
ですがグリップだけなら軽いためエモーションマニピュレーターでも持たせる事は出来ます。
ただ若干安定はしにくいです。
チェーンはプラチェーンで実物のチェーンと同じ作りのためピンと張ったりする事はスタンドで支えたりしないと出来ません。
シャアザクにグリップごと投げつけ。
元々Ver.2.0の武器の出来も良かったので3.0に持たせても特に古さなどは感じません。
最後はビーム・ジャベリン。
こちらもVer.2.0の流用となります。
ですが先端のビームは無色クリアから蛍光色のクリアピンクになっているため塗装の必要はありません。
先端のビーム刃は別パーツで再現。
ただ自分の物は若干気泡がありました。
こちらはサーベルグリップに接続して持たせます。
サーベルグリップはエモーションマニピュレーター用の保持ダボがあるためしっかり持たせられます。
EGやHGなどのジャベリンに比べるとビーム部分はコンパクト。
もちろんVer.3.0は可動範囲も優れたキットなので両手で突き刺すようなポーズも問題なく取れます。
ジャベリン投擲。
突き刺しや投擲ポーズを再現する場合逆手に持つ事になりますが
そうすると手首の保持ダボが片側しか使えずやや不安定になります。
それとLEDを光らせた場合首元からも光が漏れるため気になる方は遮光塗装などが必要になると思います。
以上MG ガンダムVer.3.0用拡張セット レビューでした。
今回は3種類の武装+LEDユニットという内容でバズーカがもう1本追加される事で最終決戦時の装備なども再現出来るようになります。
武装は新規ではなく、どれも基本的にガンダムVer.2.0の流用のため目新しさはあまりありませんが
武器の出来自体は良好で3.0に持たせても違和感はありませんでした。
またイエローのLEDもなかなか効果的でツインアイなどが良く目立つようになりますしスイッチのオンオフも意外と手軽に行えました。
水転写デカールもあるのでシールの厚みが気になる方にも良いキットですね。