様々なパーツをセットし、1キットで多彩なカスタムが可能なプレバンの30MMオールインワンセット。
今回はフォレスティエリ04がキット化されました。
価格は2,860円です。
付属品ですがこちらはリペルライフル、プラズマビームソード、角度付き右持ち手、
平手、ジョイントパーツ、ロイロイ、それに通常のフォレスティエリから換装された頭部やアーマーパーツの他に
オプションパーツセット1からジョイントパーツ類を抜いた物と
オプションパーツセット8(マルチバックパック)から同じくジョイント類を抜いた物、
そしてカスタマイズウェポンズ(ミリタリー武装)からシールドやナイフを抜いた物がカスタムパーツとして付属します。
こちらはフォレスティエリ04用の新規ランナー。
頭部や肩、胸部にシールドなどが新規造形となります。
また今回は水転写デカールも付属。
ナンバーは04の他に01~03のデカールもあるので幅広く使えそうです。
オールインワンキットとして様々な機体がカスタマイズ仕様になりましたが今回はフォレスティエリシリーズのカスタマイズ機、フォレスティエリ04がキット化されました。
フォレスティエリは小型軽量の機体なのですが、こちらは脛などが伸ばされコンセプトとは逆の調整を施した機体となっています。
そのため機動性は若干低下するものの、堅牢な装甲と多種多用な武装オプションを携え陸上戦闘に特化した機体となっているそうです。
キットの方も小柄なフォレスティエリから一転脚部が長くなり高頭身化、
肩部などもより重装甲化され大きなレジストシールドを装備したヒロイックさもあるバランスの機体となっています。
カラーはグリーン系がメインカラーでオレンジイエローも使われミリタリーチックなカラーながらも派手さも若干感じる塩梅になっています。
関節などはこれまでのフォレスティエリと変わらず、マクシオン系の関節パーツが使われています。
プロポーションの他、頭部も丸ごと新規となっているためこのあたりもだいぶ印象が変わっていました。
レジストシールドは説明書だと肩もしくは前腕に取り付けるよう指示されています。
またバックパックも上下好きな向きに取り付けるようになっていました。
新規パーツですが頭部、胸部アーマー、肩部アーマー、レジストシールドの一部、脛パーツに使われています。
頭部アップ。フォレスティエリ01と02の物と比較していますが
こちらは新規となっていてどちらとも似ていないデザイン。
バイザーの形状なども変わり若干潰れたような丸みのあるシルエットが特徴的です。
胴体のアップ。基本的に大部分はフォレスティエリシリーズの流用でバックパックも共通ですが
胸部アーマーが新規の装甲になり腰には02と同じ腰アーマーが装着されています。
肩アーマーも新規で丸みが若干あるデザイン。
かなり大型化されカスタム用の3mm穴も追加されています。
腕部自体は特に変わりませんが大型のレジストシールドを装備する事が出来ます。
レジストシールドは新規の外周パーツに元からあったシールドパーツを取り付ける方式。
股関節は特に変わらずこれまで通りスイング可能。
マクシオン系でよく動く作りです。
脚部ですが膝から上と足首はこれまでと変わらず共通となります。
ですが脛部分が一気に大型化されかなり身長が伸びました。
また脛パーツにはカスタム用の3mm穴も変わらず開けられています。
可動範囲ですがこれまでのフォレスティエリ系と大きな違いはありません。
シールドが巨大なのでそのあたりはやや干渉しやすくなりますが腰スイングなども優秀です。
ただ肩はBJを挿し込むだけでスイング軸などはないため肩スイング幅は控えめです。
脛が新調されましたがこれまでと変わらず良く動き接地も抜群。
また膝立ちも問題なく可能でした。
フォレスティエリ01と比較
一気に巨大化して重装甲化された部分もありますがフォレスティエリシリーズそのままの所も多いです。
フォレスティエリ02とフォレスティエリ03も並べて。
03まではどれも同型かバリエーション機といった印象ですが04は並べてみると1機だけ別物です。
武器を装備させて。
フォレスティエリに付属している銃もカスタムされています。
ライフルは「リペルライフル」という名前になり銃口が延長されスコープが追加で装着されています。
追加パーツのサイズは控えめで重量もほとんど変わらないため保持なども問題ありません。
ライフルは背面にマウント可能。サーベルグリップは大腿部やバックパックなどに取り付けられるのも変わっていません。
プラズマビームソードはこれまでと変わらず。長さも変わっていないので大型化した機体にはちょっと短めに感じるかも。
刀身はクリアグリーンになっています。
続いてミリタリー武装が流用されているカスタマイズパーツ。
ナイフやシールドが省かれ銃のみとなっていますが多数の銃が付属しユニットごとに分解可能。
ただ分解してもこのセット内だとあまりカスタマイズは出来ない感じです。
詳しい事は上のリンクのレビューを参照してみてください。
ハンドガン&リボルバー。
ハンドガンを収納するホルスターも付属していて3mmジョイントを使って本体に取り付け可能です。
ライフルはスコープとグレネードが別パーツ化。
ミリタリーチックな04に合う武器ですね。
ランチャーとショットガン。ランチャーはスコープ、ショットガンは砲身が取り外し可能。
ミリタリー武装はどの武器も大きめで通常のフォレスティエリだと持て余す感じなのですが
大型化された04なら特に気にならず装備できます。
続いてオプションパーツセット1のパーツ。
キャノン砲、レールガンの砲身、サイドアーマー、追加スラスター、サーチライト、ミニガンが2セット付属。
爆発反応装甲が左右それぞれ2セット合計4枚付属します。
それぞれ好みで盛ってみました。
こちらのパーツは小ぶりな物も多く、ちょっとした部分にも取り付けやすいパーツが多いです。
成型色も合わせられ良く合います。
どのオプションパーツもそうなのですがジョイントパーツ類が省かれているのでキット単体だと少し取り付けにくい場合もあります。
できればどれかのセットのジョイントパーツも一緒に入れて欲しかったですね。
続いてオプションパーツセット8(マルチバックパック)
内容はフォールディングキャノン、ミサイル×2、手首延長パーツ×2,バッテリーパック×2、爆薬×2、
ポーチ×2、大型ラック、リュック風可動ブースター、キャリングケースとなっています。
ギミックは変わらずフォールディングキャノンは折りたたみ可能。
大型ラックは蓋を開いて実際になにか入れておく事が可能ですし
ブースターは展開可能です。
アタッシュケースなどユニークなパーツもそのまま入っています。
色々装備させて。
大型ラックを装備した時などは顕著なのですが自分の物はそのままだと関節が緩い部分が多く、腰は補強しないと大型ラックを支えられず仰け反ります。
また肩や手首などもちょっと外れやすく感じました。
多少個体差もあると思いますが30MMは肘や膝なども緩くなるためどちらにせよそのうち調整は必要になると思います。
色々なオプションを混ぜて。
そのオプションも比較的使いやすく、ミリタリー要素のあるパーツが集められているので使いやすいと思います。
銃はめちゃくちゃ充実しているのでどの武器を装備させるか迷いますね。
格闘仕様っぽくしてみました。
もちろんロイロイも付属しているので一緒に飾る事が出来ます。
他のキットからパーツを持ってきたりはしていないのですが単体でもめちゃくちゃ遊べるのはカスタム仕様ならではですね。
もちろん省かれているパーツは無いので他のフォレスティエリも組む事が出来ます。
結構独特な色合いに仕上がるのが面白いですね。
同じグリーン系で標準的な大きさのポルタノヴァやカスタム系キットのアルトX777部隊仕様と。
脛が長くなった事でポルタノヴァなどの標準的なサイズの機体と同程度になります。
以上30mm フォレスティエリ04 レビューでした。
今回はフォレスティエリ系のオールインワンカスタムキットとなっています。
アルトX777なども脚に若干延長パーツを取り付けたりしていましたがこちらは脛が大胆に伸び
小型軽量がコンセプトの機体が一気に大型化&重装甲化されるカスタムなのでかなりイメージが変わります。
新規パーツで頭部なども別物になりますし今回も多数のカスタムパーツが用意され
ジョイント類も少し付けて欲しかった所はあるものの銃系の武装はめちゃくちゃ充実していますし
ミリタリー感の強いパーツが多めで統一感のあるカスタムが1キットで楽しめる内容になっていました。