一般販売されているガンダムEXやザクII F型ソラリ機に続き
HGでザクII F型ルショーン機＆無識別型ザクII ルショーン機がプレミアムバンダイでキット化されました。
価格は6,050円です。
今回のキットですが共にルショーン機なものの、選択式ではなく2機セットとなっています。
今回はザクII F型を紹介しますがこちらはスナップフィットでニッパーがあれば組めますが
無識別型ザクはチェーンをカットするための金属対応ニッパー、
そして丸太やチェーン、履帯などを接着するための接着剤も必要となります。
付属品ですがザク・マシンガン×２、ザク・バズーカ×２、無識別型ザク用シールド、ヒートホーク×２
それに右銃持ち手、左平手、ヒートホークジョイント、スタンドジョイントパーツがそれぞれ２個付属します。
シール類ですが今回はシールではなく水転写デカールです。
モノアイの他、ソールのツィンメリットコーティング風のディテールを再現するためのデカールや細かいラインマーク、
それにジオンやレッド・ウルフ隊のエンブレムなども印刷されています。
余剰パーツは無識別型ザクで変更されたパーツなどが一部余ります。
Netflixで配信されている「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」よりソラリ機に続き
レッド・ウルフ隊のルショーンが乗るザクII F型が無識別型ザクとセットでキット化されました。
今回は通常のザクII F型の紹介となりますがこちらは大部分がソラリ機のカラバリとなっていて
カラーはザクらしいグリーンとなっているものの、左肩は赤く塗られていますし
今までのザクとは一線を画すディテールやバランスが相変わらずインパクトあります。
肩のスパイクの形状や脚のパイプの処理などザクらしい形状をしつつも個性的な造形となっています。
またシールドにはクローなどもありより攻撃的な印象。
キットの大部分は流用のため関節構造などもソラリ機と変わらず全てKPSの組み合わせとなっています。
また無識別型ザクと異なり接着が必要なパーツも無く気軽に動かせます。
機体の配色ですがパーツ分割が細かいのでソラリ機とは違う配色パターンでも十分成型色で再現されています。
色々な部位のブラックなども別パーツで再現されているのは良いですね。
頭部アップ。
頭部はアンテナの形状がソラリ機と異なりますがモノアイの模様などは共通。
アンテナ周りは新規パーツで再現されていますし
ダクト部分の配色の違いも再現されています。
モノアイは回転可能ですしディテールもしっかりあります。
胴体のアップ。
首から下は基本的にソラリ機と変わらずディテールは非常に多く
密度のある造形で肩関節などもしっかり作り込まれています。
スパイクアーマーは装甲が折り重なったような複雑な形状でスパイクも四角錐のようなエッジが立ったデザインです。
ショルダーシールドはグリップが展開可能。
接続部のシリンダーディテールなどもありクローも十分シャープに作られています。
腕部は太く力強いデザインで左手のみ平手があります。
股関節軸は回転させて下げる事が出来ます。
アーマー裏はシンプルで特にディテールなどはありません。
腰にはジョイントを取り付ける事でヒートホークを装備可能。
脚部もザクの脚をかなりディテールアップしたような作りでモールドが多いです。
動力パイプは独特な接続で膝部分にフレームのようなパーツがあるため無理なく動くようになっていました。
足裏は肉抜きが結構目立つのは変わりません。
またソラリ機の脚ミサイルはありません。（余剰パーツにあはります）
可動範囲ですがソラリ機と特に変わらず。
胴体のスイングも良好で肩周りの可動もまずまず。
肘も深く曲がり最新キットらしい動かしやすさがあります。
下半身も接地は並ですが独特のパイプ構造で膝もかなり曲がりますし
スイング軸があるので股関節の自由度も高いです。
ザクII F型 ソラリ機との比較。
頭部と脚の武装以外流用となるのですが配色パターンはかなり変わっているものの、細かいパーツ分割のおかげで無理なく色分けされていました。
武器を装備させて。
今回もザクマシンガンなどが付属しますが新規でバズーカも追加されています。
今回はグリーンのカラーリングという事で馴染みのある感じになりましたが
肩幅の広さや武装のゴツさなどは健在です。
ザクマシンガンはソラリ機と変わらずスコープとフォアグリップが可動。
合わせ目は段落ちモールド化され両手持ちも出来ます。
銃持ち手があるのでしっかりホールド可能ですが右手のみとなります。
関節はどこも固めでソール部分もそこそこ大きいため安定性も良好。
シールドのグリップは握らせる事が出来ます。
スパイクアーマーやショルダーシールドは大きめでメカニカルな造形も印象的。
ヒートホークも流用のため刃部分は塗装が必要です。
グリップは角形なので回転したりする事はないですし持ち手にぴったりでずり落ちるような事も無かったです。
そして新規造形となるザク・バズーカ。
ツートンカラーになっていてマガジンもあるデザインです。
グリップが可動するようになっていて方に担ぐように構えるのも問題なしでした。
一部が左右分割で合わせ目あり。
ですが砲口は別パーツ化されていて綺麗な円形になっています。
こちらもやはり本体に合わせディテールはかなり多め。
ザクマシンガン同様スコープはかなり小さくデザインされています。
もちろんソラリ機に持たせて劇中の姿を再現する事も出来ます。
次に紹介する無識別型ザクと違いチェーンなどを気にせず遊べる手軽さがあります。
HGガンダムEXと組み合わせて。
チャブス機やケイル機も出ますしレッド・ウルフ隊を揃えられるのは嬉しいですね。
これでその１は以上です。
次回はセットになっている無識別型ザクII ルショーン機を紹介します。
