S.H.フィギュアーツ 超17号のレビューです。
全身。通常の17号より長身で小顔になったプロポーションや独特な服装などアニメのイメージ通り再現。ジーンズの塗装やブーツの光沢、各部メタリック塗装など質感にもこだわった仕上がり。
顔。通常顔は少し不機嫌そうな無表情。やや顎が長いですが、劇中でもそうだったので再現度は良好。
再現が難しそうな触角のような前髪も概ね違和感なく再現。ただ表情交換時など扱いには気を付けた方が良さそうでした。
別表情の食いしばり顔。
こちらも劇中通り少し狂気を孕んだような表情で、額や目の下の線も色や太さなど自然な仕上がり。
別表情の叫び顔。
吊り上がった目など迫力があり、口の塗装なども丁寧でこちらも概ね出来は良かったです。
別表情のニヤリ顔。
超17号らしい悪役らしい笑みを浮かべた表情。個人的には通常顔よりもこちらの方が標準の表情のイメージ。
各部位など。独特なセンスの衣装デザインも忠実に再現され、浮き出た筋肉の造形もリアルで良く出来てました。
腰回り。ベルトは別パーツで位置など調整可能。
腕や足。この辺の長さや太さなどもイメージ通り。袖のしわやジーンズの塗装などもかなり手が込んでました。
左前腕は取り外すことが出来、ヘルズストームの再現が可能。
背中。
オプション。
龍拳用PETエフェクトパーツと台座。
電撃地獄玉エフェクト。こちらは専用手首とジョイントを使って使用。ジョイントは2タイプ付属。見本に比べるとクリアの透明度や内部エフェクトの色など少し劣化してる感じでした。
動きのついた交換用後ろ髪も付属。接続部はジョイント可動し、またスカーフの結び目もボールジョイント可動。
孫悟空-GT-用頭部も付属。
こちらは龍拳再現用の頭部となってますが、前髪や表情は取り外し可能で、GT悟空本体の表情と互換性がある作りになってました。
龍拳用PETエフェクトパーツ。こちらは台座を使ってGT悟空と組み合わせて使用。
ノーマル17号と。劇中のイメージ通り超17号になるとかなり身長が伸びてました。
適当に何枚か。
可動は最近のDBアーツらしく全体的に良好。独自デザインの上半身も肩が45度程引き出せるなどよく動く作りになってました。
蹴り。股関節周りの動きも問題なし。
フラッシュボンバー。
ヘルズストーム。こちらのギミックもきっちり再現。外した左腕も持つことが可能。
胸をしっかり張れるので吸収ポーズもイメージ通り再現可能。
電撃地獄玉。こちらの接続もしっかりしてました。
突進エルボー。
超4悟空と対決。
羽交い絞め。
付属の頭部、エフェクトシートを使って龍拳。
終わり。以上、S.H.フィギュアーツ 超17号のレビューでした。
GTに登場する敵ボスの他の2人、ベビーや一星龍に比べると一番地味な印象のキャラですが、3人の中で一番先に発売。
出来の方は最近のDBアーツらしくプロポーションや衣装デザインなど劇中のイメージ通りで顔の再現度も良好、ジーンズの塗装なども凝っていて見栄えが良く、可動も全体的に良好かつギミックやエフェクトもきちんと再現されていて、立体物が珍しいことも加味されて、かなり満足度の高い内容でした。
最近のDBアーツはかなりマイナーなキャラまで発売され、GTボスも超17号だけで終わりということは無いと思うので、ベビーや一星龍にも期待です。