過去に発売されたキットを4体セットにして発売しているBB戦士シリーズ。
最近はSEED系のセットが続いていましたが今回は0083 STARDUST MEMORYセットが登場。
カッ買うは4510円です。
こちらのセットは
・BB戦士193 ガンダムGP01Fb
・BB戦士202 ガンダムGP02A
・BB戦士207 ガンダムGP03D
・BB戦士224 ノイエ・ジール
の4体がセットになっています。
今回はGP01とGP02を紹介します。
まずはGP01から。
こちらの付属品はフルバーニアン換装パーツ一式、ビーム・ライフル、シールド、それにサーベルが成型色違いで2本付属します。
シール類はツインアイ周りや胴体の黄色などの他シールドなどの色分けを補うホイルシールが付属します。
まずはガンダムGP01 ゼフィランサスから。
こちらは1999年に発売されたキットでフルバーニアンへの換装ギミックがあるのが大きな特徴となっています。
昔のBB戦士のためスタイルなども懐かしい感じの二頭身。
今の頭身の上がったSD系キットと比べるとだいぶプロポーションに差はあります。
パーツのバランスも今のキットとはだいぶ変わっていてバックパックがかなり大きめですし
脚部は太腿や脛などの造形が無く足首が直接付いているような形となります。
各関節はポリキャップで可動しますが作りはシンプルです。
色分けもそこそこ成型色で分けられていますが胸のV字部分などはシールですし
バルカンや各種ダクト、関節のグレー部分などは塗装で再現する必要があります。
頭部アップ。ツインアイは瞳の有無が選べますが今回はGP02に合わせ瞳なしを選択しました。
ヘルメットは前後分割で合わせ目あり。
頬ダクトのフチなどはなかなかシャープに造形されていますがやはりバルカンや各種ダクトなどの色が足りず塗装で補う必要があります。
胴体もシンプルな構造でBJはあまり使われておらず首なども棒軸になっています。
V字部分や胸ダクト内部の黄色や股間部分のレッドはシールあり。
ただ腰アーマーの細かいグレーなどは塗装が必要です。
バックパックは大きめのバランス。
バーニアは一体成型されているため形が少しいびつになっています。
肩アーマーは前後分割でディテールをまたぐ合わせ目あり。
腕部は肘可動があるタイプ。
一部合わせ目は出ます。
また手首は前腕と一体成型されているため回転などは出来ません。
足首はBJタイプ。
足裏も特にモールドなどはありません。
足首は脛などの造形がないシンプルな物です。
付け根にあるピンはFb換装時にパーツをはめ込むダボピンとなります。
可動範囲ですが非常にシンプル。
首は横回転の他、上下に少しスイング可能なものの腰は回転のみ。
腕部も肩は回転のみですが一応肘は90度ほど曲がります。
下半身は足首の付け根がBJで動くのみとなります。
武器はビーム・ライフルとシールドが付属。
マシンガンなどはありません。
もちろん昔のキットなのでスタンド穴などもないので浮かせる際はクリップなどを使う必要があります。
ビーム・ライフルは1パーツ成形。
かなり小ぶりで銃口なども埋まっています。
シールドも1パーツ成形で伸縮ギミックなどはありません。
前腕にジョイントなどはなく手首に持たせます。
こちらはブルー部分を補うシールあり。
肘が動くのでライフルは多少構えやすいですが
手首が回転しないためシールドは持たせておくだけといった感じです。
ビームサーベルはグリップと一体成型。
バックパックを一度外す必要はありますが、一応背中のサーベルグリップパーツを外しておく事も出来ます。
こちらも色分けを再現したい場合塗装が必要です。
続いてフルバーニアンへの換装ギミックです。
まずは足首のソールをFb用の物に交換。
さらに白い追加装甲パーツを取り付けます。
腕部は肩アーマーを交換します。
胴体周りは胸部ダクトとコクピットハッチを交換したら腹部と腰のパーツを交換します。
後はバックパックを丸ごと交換すれば
ガンダムGP01Fb（フルバーニアン）の完成です。
換装パーツは比較的多いですし細かい分割も必要なのですが、ダボがちょっと緩めに作られていて分解自体は簡単に行えました。
全体的なバランスは変わっておらず昔ながらの2頭身がかわいらしいです。
こちらも色々配色が足りておらず胸部ダクトの黄色は丸ごとシールで補いますし
肩のスラスターの赤もシールで再現する方式。
ですがバックパックが大きめな分、特徴的なブーストポッドも迫力あるサイズで細かい動きを付ける事も可能ですしバーニアも別パーツ化されています。
胸部や肩部のバーニアの展開は省略されています。
また肩などにも変わらず合わせ目あり。
ブーストポッドは付け根部分で大きく可動します。
バックパック自体には変わらず合わせ目あり。
脚部は一回り大きくなりましたがこちらも一部塗装が必要です。
バーニアギミックやライフルのジュッテなど省略されている部分は多いのですが
フルバーニアンに換装出来るのは良いですね。
今組むとさすがに時代を感じる部分はありますがモールドなどは意外とカッチリしている所も多いです。
サーベルは2本あり片方は赤色の成型色。
好みの物を持たせる事が出来ます。
続いてガンダムGP02A サイサリスの紹介です。
こちらの付属品はシンプルで アトミックバズーカの砲身、シールド、サーベル刃のみとなります。
シール類はフレキシブルスラスターバインダーやシールドなどの黄色や盾の赤部分などを補うホイルシールが付属。
ツインアイは瞳なしタイプのみとなります。
GP01などと一緒にセットになったガンダムGP02A。
こちらは2000年に発売されたキットが元になっています。
GP01とほとんど同時期のキットという事もありプロポーションのバランスなどは共通で頭身は2頭身。
こちらもやはり今のキットと比べるとかなり寸詰まりで愛嬌のあるバランスになっています。
ただフレキシブルスラスターバインダーなどは大きめに造形されていて横幅があります。
キットの関節はポリキャップが使われていてABSなどは使われていません。
色分けは黄色部分をシールに頼る形で細かい部分の塗装は必要なものの、目立つ巨大なバーニアは別パーツ化され
印象的な形の頭頂部ダクトなども別パーツで再現されているのは良いですね。
またバインダーも差し替え無しで可動するようになっています。
頭部アップ。頭頂部フィンのグレーは別パーツで再現。
独特の顎周りの造形も再現され赤色部分は別パーツになっています。
ただバルカンの砲口の黄色などは塗装が必要です。
胴体はGP01と比べると横幅がありボリュームがあります。
胸ダクトの黄色はシールがありますが一部のボルト状モールドなどは塗装が必要です。
バックパックはシンプルな作り。
右肩にはアトミックバズーカの基部が取り付けられています。
フレキシブルスラスターバインダーは黄色ラインがシールですがディテール自体はあります。
分割は前後分割で一部合わせ目あり。
もちろんバインダーは差し替え無しで展開が可能。
内部の大型バーニアも全て別パーツで再現されています。
腕部ですがこちらは肘可動がありません。
また手首も固定です。
ですが前腕自体がスイングするようになっていてバズーカを構えやすくなっています。
股関節はBJタイプ。
こちらは足裏のディテールがあり肉抜きはありません。
足首はやはり脛や太腿の造形などはありません。
可動はGP01より狭い感じです。
首は回転とスイングが可能ですが腰は固定。
肩は回転のみで肘可動がありません（前腕のスイングはあり）
足首もBJでかなり短いので派手な動きは付けられません。
シールドを装備させて。
GP02らしくシールドは大ボリュームで再現されています。
サーベルですが腰のグリップを抜き、刃を取り付ける方式。
ただクリアパーツではないので塗装が必要です。
フレキシブルスラスターバインダーを展開。
あまり本体に派手な動きは付けられませんがこのバインダーは見栄えのする大きさで広げると迫力あります。
シールドは裏面にアトミックバズーカの砲身を収納可能。
グリップは固定で手首に持たせます。
ただGP02キット全般の問題ではありますがどうしても重さに負ける感じがあり
BB戦士の場合肘の可動軸が重さに負けてそのままだと垂れ下がる感じでした。
また腕のロール軸が無く、手首なども固定のためどうしてもポーズに制限がかかる部分はあります。
アトミックバズーカはシールドから砲身を外し、肩の基部に繋げる事で完成します。
こちらもサイズは十分で迫力がありディテールも細かいです。
またジョイント部分がかなり引き出せるようになっていて無理なく構える事が出来ます。
GP01はどうしても武器の小ささが気になりましたがこちらは十分なサイズですね。
肩のジョイントで保持するため特に重さに負けるような事もなくしっかり構える事ができました。
フルバーニアンと合わせて。
ほとんど同時期という事もありプロポーションがめちゃくちゃ違う訳ではなく並べても良く合います。
BB戦士 RX-93ff νガンダムやSDCS ガンダム（CSフレーム）とサイズや頭身の比較。
頭身が低い分GP01はかなり小ぶり。GP02は横幅があるので結構ボリュームがあります。
・どちらも色レシピはありますがガンダムマーカーの物でした。
以上BB戦士 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYセット レビューその１ GP01Fb＆GP02A編でした。
次回はGP03Dとノイエ・ジールを紹介します。
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