ガンダム45周年を記念してキット化されたHGUC RX-78-2 ガンダム[アースカラー]
こちらはガンダムベースオンラインショップなどで発売された物で価格は1,540円です。
パッケージは専用の物ですが説明書はノーマルガンダムと共通。
それに加えマーキングや色レシピなどが記載されたペーパーが1枚付属します。
付属品はビーム・ライフル、ハイパー・バズーカ、シールド、右銃持ち手、平手、
バズーカジョイントパーツ、それにサーベル刃が2本付属。
余剰パーツはありません。
シール類ですがセンサーなどを補うホイルシールの他に専用のマーキングシールが付属します。
ガンダム45周年を記念して特別カラーのHGUCガンダムが登場。
こちらは「GUNDAM NEXT FUTURE -ROAD TO 2025-」のシンボルであるガンダム立像をモチーフにしたカラーリングとマーキングでキット化されています。
宇宙や地球を感じさせるカラーリングという事で
メインカラーはライトブルーに。その他にブルーやライトグリーン、それにメタリックグリーンなどが使われています。
全体的に淡めの色彩で統一感もある印象ですが所々に使われているメタリックグリーンがアクセントになっています。
キットは2015年に発売されたREVIVE版のHGUCガンダムがベースとなっています。
一応ドバイ系の少し変更されたHGUCガンダムもありましたが、最近のカラバリはEGガンダムが多かったので自分はHGUCガンダムのカラバリを組むのは久しぶりです。
作りなどは特に変わっておらず関節はKPSとポリキャップのPC-002の組み合わせ。
ポリキャップが併用される事で滑らかに動きます。
尚コアファイターギミックは省略されています。
カラー自体はだいぶ変わっているのですが配色パターンは変わっておらず通常のガンダムと共通です。
そのため大部分は成型色で再現されていますが股間のV字部分はシールでの再現となりますし
バルカンや膝のダクト周りなど塗装が必要な所も若干あります。
頭部アップ。ノーマル版と比較しています。
カラーはライトブルーになりましたがツインアイのカラーは変わらずイエローです。
HGUCなのでヘルメットの横に合わせ目が出ますしバルカンやダクトなどは塗装が必要です。
ツインアイはクリアパーツが使われています。
蛍光クリアで明るいですし裏面にシルバーのホイルシールを貼る事でより光が拾いやすくなります（画像2枚目）
胴体はライトブルーやブルー、ライトグリーンなどでまとめられていますが腹部などはメタリックグリーン。
バックパックはメタリックグレーになっています。
股間のV字はシールですがモールド自体はシャープ。
パック接続穴もこれまでと変わらず2穴タイプ。
色々つきますが若干両脇のピンが干渉する場合があります。
腰のカバーを外しジョイントを取り付ければバズーカを装着する事が出来ますし
バックパックの3mm穴にはシールドも取り付けられます。
腕部は肩アーマー含め合わせ目がディテール化され平手も付属。
前腕の3mm穴は若干目立ちますがマルイチ部分も別パーツ化され立体感のある作りになっています。
股関節は上下に軽くスイング可能。
アーマー裏に特にディテールはありません。
脚部ですが脹脛部分に合わせ目が出ます。
また膝のダクトなどは塗装が必要ですし、膝のマルイチは別パーツになっていますがアンクルアーマーのマルイチは一体成型のため奥の塗装が必要になります。
足裏はつま先部分に肉抜きあり。
可動範囲も特に変わっていません。
ラストシューティングなどが出来るように肩は大きく跳ね上がります。
肘も深く曲がり胴体のスイング幅はそこそこです。
脚部ですが股関節と膝は良く動くのですが足首の接地はいまいちです。
ノーマルのHGUCガンダムと比較。
宇宙や地球をイメージしたとの事ですが全体的に青みがかったカラーリングで独特の仕上がり。
関節の色味もメタリックグレーと色レシピには書かれていますがメタリックパープルに近いような色味でした。
一通りシールを貼ってみました。
本体は平面部分に貼る物がほとんどなので特に困りませんでしたが
マーキングシールはカイナスシールなどではなく普通のマーキングシールのため
シールドのエッジ部分が浮き気味になったりする場合があるため、気になったら好みでカッターで少し切れ目を入れて密着させたりしても良さそうです。
本体のマーキングは両肩と両膝、それに左足の脛に貼り付けます。
色々装甲をまたぐような巨大なマーキングは無く貼りやすい物でした。
ホイルシールですが股間のV字は凸モールドを覆うように貼るのでできれば塗った方が見栄えは良くなると思います。
武器を装備させて。
武器はノーマル版と特に変わらない物が付属します。
足首の接地がいまいちですが浮かせて飾れば気になりません。
ビーム・ライフルは関節と同じメタリックカラーに変更。
センサーはライトグリーンに変更されています。
分割は特に変わっていないのでモナカ分割で合わせ目あり。
ですがEGと異なりフォアグリップが可動し両手持ちも可能。
肩の自由度が高く構えやすいですしラストシューティングのような真上に近い向きまで腕を上げる事が出来ます。
塗装していないノーマルのバズーカが無いので単品ですがハイパー・バズーカ。
こちらも通常のグレーからメタリックカラーに変更されています。
こちらもグリップが可動するため無理なく構える事が出来ます。
パーツのポロリもなく滑らかに動かせます。
シールドはライトブルー＆メタリックグリーンのカラーに変更されました。
メタリックカラーになったためどうしても表面のヒケが目立つ感じになっています。
ただ色分けはしっかりされていますし裏面のディテールも細かいです。
前腕のジョイントを使わず手首だけでの保持も一応可能。
ビーム・サーベルは肩からグリップを抜き取りそのまま持たせられます。
サーベル刃は標準的な長さのSB-13が付属。
武器セットなども問題なく取り付けられますがさすがにカラーはちぐはぐになります。
最後にノーマル版の他、リアルタイプカラーやオリンピック＆パラリンピックカラーと
ブルー系で纏められたガンダムは結構新鮮です。
以上HGUC RX-78-2 ガンダム[アースカラー] レビューでした。
45周年を記念してキット化された物で宇宙や地球をイメージしたというカラーリングとなっています。
キット自体はカラバリなので特に武器が追加されていたりといった事は無いのですが
淡いブルーで纏められたカラーに加え所々に使われているメタリックカラーなどなんとも珍しい色味になっていて
手に取ってみると新鮮味のあるキットになっていました。
