１月から放送が始まる「魔神創造伝ワタル」より龍神丸が登場。
価格は1,650円です。
龍神丸と同時に風神丸と麒麟丸という魔神がリリースされますがどれも初回限定となる武装が付属しています。
付属品は登龍剣、龍の弓、そして首ジョイントのみ。
余剰パーツやシールはありません。
初回限定となる武装パーツ。
龍神丸には龍の頭のようなパーツと胴体の一部のようなパーツが付属しています。
来月から新たに始まる「魔神創造伝ワタル」より主人公の星部ワタルが乗り込む龍神丸。
こちらは魔神英雄伝ワタルの龍神丸をリメイクしたような印象となっていて
龍神丸らしい要素を色々残したデザインとなっています。
ただ右肩には巨大な「龍頭」パーツが取り付けられているのが大きな特徴です。
キットは比較的組みやすくシンプルな構造でHG龍神丸より若干簡素な部分はありますが
登龍剣を両手持ちできる関節構造になっていたり頭部にはしっかりクリアパーツも使われています。
関節は全てKPSの組み合わせでポリキャップなどはなし。
また四肢の関節構造がある程度統一されていて入れ替える事が出来るギミックもあります。
キットの色分けですが龍印肩？部分の龍の模様なども別パーツで再現。
全身の金色部分はメタリックの成型色となっています。
パーツ分割も良く考えられていて胴体の細かい赤模様なども成型色で色分けされそのままでも再現度はかなり高いです。
ただ膝のモールドの黒など細かい部分は一部塗装が必要となります。
魔神英雄伝ワタルのHG龍神丸と比較しながら頭部のアップ。
3本角やおおまかなシルエットなどは良く似ていますが細部は異なります。
また瞳はグリーンで成形され別パーツ化されていますし額はHGと同じくクリアパーツが使われています。
胴体ですがベルト状の絹衣防御ではなく胸部に宝玉のような物があるデザイン。
背面の接続穴ですが、こちらは3mm穴でガンプラや30MMで使われている2穴ジョイントに対応する物になっています。
背面のジョイントパーツに登龍剣と龍の弓を装着可能。
2穴ジョイントを使えば色々なパックを使いカスタムする事が出来ます。
右肩の竜頭パーツはスイングと口の開閉が可能。
まだ正式名称はわかりませんが肩の龍印肩は別パーツ化され再現されています。
龍爪のようなパーツは3mmジョイントで取り外し可能です。
腕部は合わせ目のでない構造。
手首は1種類のみで平手などはありません。
デザインはこれまで通り3本指タイプです。
股関節はシンプルなBJ。
スタンド穴もあります。
脚部は若干メカっぽさが増した印象で脚の爪なども目立つデザインです。
シンプルな構造で脛部分には一部合わせ目が出ますし膝関節も内側に肉抜きがあります。
足裏はクロー部分に肉抜きがありますが引き出す事で爪部分を曲げる事ができます。
可動範囲は肘が90度ちょっとで腰も胸部と腰部にBJがありスイング幅は広め。
肩関節がかなり柔軟で跳ね上げはもちろん前方にもかなりスイング可能です。
脚部は股関節と足首がBJで接地などはそこそこ。
膝はあまり曲がら70～80度ぐらいでした。
HG龍神丸と比較。カラーパターンなども良く似ていて同じようなパーツも多いですが
肩の龍頭や胴体に足のクローなど新しい要素もあります。
また頭部は若干小顔になり金の色味は明るくなっていました。
武器を装備させて。
武装は登龍剣の他、新たに龍の弓という物も付属しています。
登龍剣ですが形状が若干変わり、HGの物より小型化しています。
持たせる場合は手甲パーツを一度取り外す必要があります。
小ぶりになり軽いので保持なども問題なしです。
龍の弓ですがグリップパーツを取り付ける事で手に持たせる事ができます。
弓部分は左右連動して展開可能。
特に四肢や武器が重かったりする訳ではなく本体の保持力も良好でポロリなども特に無かったです。
足の爪はどんな使われ方をするのかまだわかりませんが何かくっついたりするのかも。
必殺登龍剣の両手持ちも肩の引き出しが優れているためもちろん可能なのですが
グリップが四角いので剣の向きはある程度限定されます。
ちょっと長さが足りずスカスカではあるのですがHG 龍神丸DXのエフェクトを使って。
まだなんとも言えませんがDX版のエフェクトも技の再現で色々流用できるかもしれません。
そしてジョイントパーツを首に取り付ける事で龍頭を頭部に取り付ける事が可能な他、
手足が同じジョイント径でサイズが合わせられているので前腕や脛部分を入れ替える事ができます。
また他の魔神とも入れ替え可能なので簡単にカスタム出来る構造になっていました。
続いて初回限定となる武装パーツ。
龍神丸にはこちらのパーツが付属し
腕や背中に取り付ける事ができます。
こちらは「龍鎧甲・鎧龍骨」という武装になるそうです。
腕に装備するのが龍鎧甲、背中に装備するのが鎧龍骨となります。
初回分のおまけとしては結構ボリュームがあり、他の初回限定武器と組み合わせも可能な遊べる武装パーツとなっています。
麒麟丸に付属する初回限定武器パーツと組み合わせた「逆鱗刃」。
大型かつ両方に龍の顔がある独特の武装となります。
先ほどの武器の他、龍神丸の初回限定武装に風神丸の初回限定武装を取り付ける事で
「全武装龍神丸」（フルアーマー龍神丸）となります。
逆鱗刃を持たせる事でかなりのボリュームになります。
また背中のウイングのような部分は基部で前後にスイング可能。
背中と武器に盛る形なので干渉も気にならず遊びやすいです。
また初回限定武装3種だけを使い「鎧龍」（アーマードラゴン）を組む事ができます。
こちらは3mm軸のスタンドで飾れる他、一部のジョイント部分でスイングや回転が可能。
全て金の成型色なので塗装したりすると豪華に仕上がりそうです。
最後にHGUCガンダムとサイズ比較。
HG龍神丸と似たようなサイズなので高さは無いですがゴロっとしていてそれなりにボリュームはあります。
以上 魔神創造伝ワタル 龍神丸 レビューでした。
来月から始まる魔神創造伝ワタルの主役機ですがキットは特にHGなどといったブランド名はつかないものの
なかなか凝った構造で多少割り切った部分はあるものの可動や色分けは非常に優秀で登龍剣の両手持ちなども可能。
また今回は組み換え要素もプラスされていて手足が換装可能になりキット単体でも入れ替えたり竜頭を頭部に取り付けたりと様々なギミックがありました。
また初回限定武装も初回限定にするのはもったいないぐらい遊べる内容でした。
これらの組み換え要素などもどう使われていくのか楽しみですね。
