Vol.92
●SYSTEM WEAPON:2
パーツの組み換えによる多用途性がシステム・ウェポンの特徴のひとつである。そのパーツは多岐に亘り、組み合わせによっては通常のビーム・ライフル以上の出力と威力を誇るビーム・ランチャー仕様や、それを発展させた速射仕様などでも運用可能であった。威力の向上はアンプリファイ機器によるところが大きく、大サイズ化など運用上の制約などもあったが、バレルの折り畳み機構などで解決するなどの多機能化も特徴であった。
ビーム・ライフルの中核となる機関部とショートバレルで構成された仕様。この仕様を中心に各種オプションを取り付けることで、様々な形態での運用が可能となる。RX-121 ガンダムTR-1[ヘイズル]などが装備、各種試験でデータ収集が行われた。
ティターンズ・テスト・チームにおいて運用テストが行われ、各種データが収集された。また、本モデルの派生型がいくつか開発され、ジム系MSをはじめ、バーザム系など、いくつかのMSに長期にわたって配備された。
RX-107 ロゼットTR-4[ダンディライアン]やRX-121-1 ガンダムTR-1[ヘイズル]イカロス・ユニット装備などの大サイズMS用の装備として運用実験が行われた。
Eパックの基部にグレネードを装着した火力強化仕様にあたる。グレネードは、ショート・バレル化したハイパー・バズーカに似た形状で、弾倉も備えるため複数回の発射が可能。
ビーム・ライフルの出力や発射回数に関係する。携行性も高く、複数を携行、もしくは複数を連結することで継戦能力も向上する。
Eパックの接続部にラッチを兼ねるハブとなるパーツを取り付け、その下部に増加仕様のEパックやバズーカ、グレネード・ランチャーを装着できる。また、ベロウズフレーム等でMSのパワーサーキットと連結することにより、大出力での発射が可能。その威力はメガ・バズーカ・ランチャーに匹敵する。