S.H.フィギュアーツ（真骨彫製法） 仮面ライダー1号／本郷猛（仮面ライダーTHE NEXT）のレビューです。
全身。記念すべき100体目の真骨彫ということで、SHFの第一弾だったTHE NEXTの1号が発売。やや細身で暗めの色でまとまったスーツを劇中のイメージ通り再現。
顔。オリジナルの1号をディテールアップしたようなデザインが忠実に再現されており、小さめの複眼や細かいモールドなども劇中通りでした。
複眼やマスクなどの色も劇中通りでアンテナも精密に造形。また塗装でダメージ表現もされており独特な見た目に仕上がってました。
本郷猛の素顔頭部も付属し、マスクオフ状態の再現も可能。襟足パーツも専用の物が付属。
いつも通りデジタル彩色が使われているので、目鼻口や皮膚感に至るまで非常にリアル。髪造形もシャープで質感なども良かったです。
各部位など。真骨彫にしては細身な体型ですが、THE FIRST、THE NEXTでは劇中でもそうだったので実際のスーツ通り。
布製マフラーを上げた状態でも。装甲も精密に造形され、光沢感も劇中のスーツに近い雰囲気に。
腰回り。ベルトの精密感や立体感も旧版よりアップ。
腕や足。この辺も真骨彫では珍しいくらいの細さですが、造形は劇中通りで、体に生地が張り付いたようなしわ造形や、グローブ、ブーツのディテールなどもリアルに再現されてました。
背中。
マフラーはワイヤー入りの布製、このタイプは根元のワイヤーが切れやすいので注意が必要。
可動は首腰ともに大きくスイング出来、肩も高く上げることが可能。肘膝も深く曲げることが可能。
股関節も前後横に広く動き、接地性も高かったです。
また今回脇腹部分が軟質素材になっていて、腰を左右にも大きく捻れるようになってました。
オプション。
旧版のTHE NEXTの1号は未所持なのでTHE FIRSTの方と、細身ですが旧版に比べると肉付きのしっかりした造形になってました。
本郷猛3人でも。
適当に何枚か。
可動は前述の通り良好で構えポーズも自然に取らせることが可能。
いつも通り関節も固さも丁度良く、片足立ち可能。
首、腰もしっかり回転可能。襟は軟質素材なので、首周りの可動にはほぼ影響なかったです。
接地性も良く大きく足を開いても安定。
ライダーキック。
着地。今回の1号に合わせてTHE FIRST、THE NEXTも久しぶりに見返して見たものの、FIRSTは今でも良いですが、NEXTはやはり年月が経っても微妙な印象…
マスクオフ。
素顔キック。
新バージョンも出るそうですが、旧版のサイクロン号に乗せることも可能でした。ただし持ち手は無し。
素顔状態でも。手持ちマスクも新しい方のサイクロン号に付属するとか。
終わり。以上、S.H.フィギュアーツ（真骨彫製法） 仮面ライダー1号／本郷猛（仮面ライダーTHE NEXT）のレビューでした。
記念すべき100体目の真骨彫がこちらになるとは全く予想外でしたが、SHFシリーズで一番最初に発売されたキャラだったそうで、妥当といえば妥当なチョイスでした。
出来の方は、真骨彫らしく劇中再現にこだわった造形で、独特な細身のプロポーションや精密感のあるディテールなどイメージ通り造形されており、デジタル彩色が使われた素顔頭部もリアルで、可動性なども申し分なく、見た目遊び共に良く出来てました。
新規造形のサイクロン1号は既に発売が決まってますが、2号やV3もおそらく出ると思うので、そちらにも期待です。
