公開後から「合体変形がどのようになっているか詳しく知りたい!」お声が聞かれましたので、受注締め切り直前になってしまいましたが是非ご一読下さい!
SMP勇者シリーズの基本となるサイズは約150mmです。その設定はSMPの前身であるスーパーミニプラ、さらにはそのスーパーミニプラの元でもあるミニプラまで遡ります。我々の勇者シリーズの第一弾である「スーパーミニプラ 勇者王ガオガイガー」はミニプラのサイズ(主に戦隊シリーズ)に合わせて約140~150mm(測る箇所によって前後しますが)に設定していました。以来勇者シリーズをSMPで並べ切る事を目標として、同サイズ・同仕様で調整した結果が約150mmというサイズ感になっています。
今回ご紹介するビルドタイガーは約155mmと少しだけサイズが大きいですが、150mmにビルドタイガーの変形ギミックを収めようと試行錯誤した結果の最小サイズが今回の約155mmというサイズでした。
購入を検討されている方には、その圧倒的ギミックの塊の魅力をぜひ知っていただければと思います!
それではご覧ください!
※成形色は調整中のものになります。
※実際の製品では一部塗装済み・シールありの状態になります。
※記事中のスタンドは商品に付属しません。
※「SMP [SHOKUGAN MODELING PROJECT] 勇者警察ジェイデッカー ビルドタイガー」「SMP [SHOKUGAN MODELING PROJECT] 勇者警察ジェイデッカー ドリルボーイ」以外の商品は別売りです。
まずは「SMP [SHOKUGAN MODELING PROJECT] 勇者警察ジェイデッカー ビルドタイガー」のご紹介から!
「コンバット刑事マクレーン」「カンフー刑事パワージョー「レスラー刑事ダンプソン」の3体で構成されるビルドタイガー。
合体時はマクレーンが頭部・胴体・右腕に、パワージョーが左腕・ふくらはぎに、ダンプソンが両脚に変形する独特なパーツ構成のビルドタイガーですが、各ビークルのサイズが統一されたサイズ感になるように設計しています。
クレーンの伸縮やショベルの可動など、車輌として必要なギミックもきちんと備えています。
では名実共にビルドタイガーの中核であり、本キットでも最も複雑な変形合体をこなすマクレーンを参考に詳細を見ていきましょう!
※ギミック説明のため、説明書の手順とは異なる部分があります。あらかじめご了承ください。
まずは脚部の変形。マクレーンの胸部アーマー(ビルドタイガー時の腰フロントアーマー)を取り外します。
※クレーンはあらかじめ取り外しています。
脚を根本から左右に開脚。
画像の緑に着彩されたパーツを取り外して…
つま先として取り付けます。
フロントアーマー(ビルドタイガー時のリアアーマー)を取り外して、前後逆に付け替え。下半身の変形が完了です。
腰の横にあるタイヤをたたみ、後方へ回します。
肩ブロック(ビルドタイガー時の太もも)を左右に開き、ロック用のツメをしまいます。
操縦席(ビルドタイガーの右肩)を引き出すと、マクレーンの頭部が出現!
頭部は取り外しておきます。
クレーンの横に取り付けられている両腕を取り外して組み替えます。
取り外した頭部・胸部アーマー・両腕を本体に取り付け。
頭部のジョイントや胸部アーマーは通常時にジョイントが露出しないよう、細かに配慮しています!
最後にクレーンと操縦席を背中に取り付け…
コンバット刑事マクレーン完成!
いかがでしょうか!この状態で全高約100mmという小サイズですが、非常に細かな手順を踏んでロボになるのがお分かりいただけたかと思います!
単体のロボ状態でもポージングが可能!
右手と一体になったショットガン、警察手帳を持った左手が付属し、ポーズ付けを楽しむことができます!
パワージョーにはヌンチャク&トンファー、ダンプソンにはダンベルが付属! さらに警察手帳は全員分が付属しています。
ロボ形態でビルドチーム揃い踏み!
ロボにした時でもサイズに大きく差が出ないよう、調整を重ねています!
説明書にはない遊び方ですが、背中の装備を外せば、合体シークエンスのようなより大胆なポージングも楽しめます。
構造上ガシガシ動かせる仕様に…というわけにはいかなかったのですが、メンバーそれぞれの個性が強く活躍も多かったビルドチームだけに、少しでもその魅力を楽しんでいただきたい!という思いで、可能な限り可動や付属品を充実させています。
ぜひ合体前の状態でもお楽しみいただければと思います!
ではいよいよ、
ビルドタイガーへの合体
に移っていきましょう!
※ギミック説明のため、説明書の手順とは異なる部分があります。あらかじめご了承ください。
ロボ状態のマクレーンから、左脚に格納されていたビルドタイガーの頭部を引き出します。
※マクレーンの頭部・両腕・胸部アーマー・腰フロントアーマー・つま先はあらかじめ取り外しています。
両腕を内部に格納!
今回のキットではビークル・小ロボ・ビルドタイガー全ての状態で「余剰パーツを発生させない」という点に注力しています!
かっこいい胸のトラの顔は、どんでん返しで前に出します。
反対側も同じ要領で反転させておきます。
マクレーンの両脚を閉じると、ビルドタイガーの胸部が完成!
胸部と腹部は背面を起点に、折りたたむようにして接続。
ロック用のツメを引き出し、大腿部を形成。
股間にあるマクレーンの首ジョイントも反対側にしておきます。
タイヤは両腰へ。
取り外しておいた腰のフロントアーマー・リアアーマー、マクレーンのつま先を取り付け。マクレーンの頭部は操縦席の中に戻しておきます。
クレーンと操縦席は右腕に変形。マクレーン同様に各部を変形させたパワージョー、ダンプソンを接続して、合体完了です!
ビルドタイガー完成!!
3台のビークルからロボへの変形を実現しつつ、ビルドタイガー状態でも非常にまとまったプロポーションになっています!
変形は全て余剰なし!!
先に紹介した胴体の中や、ショベルの裏側、クローラーの中…と、外観に影響を与えない内部スペースを活用することで、余剰なしの変形合体を実現。
考え方は様々なのですが、SMPとしてベストな変形合体を突き詰めた結果の一つが、今回のビルドタイガーの在り方と言えるかと思います。
さらに頭部/前腕&拳/胸のトラの顔は、ビルドタイガー専用の見栄えパーツへと差し替えが可能。各部が大幅にボリュームアップした、よりパワフルなプロポーションにすることができます!
こちらは胸のトラの顔と拳のみを付け替えた状態。
便宜上、見栄えパーツと呼んではいるのですが、今回のビルドタイガーはデフォルトのプロポーションも非常に優れたものになっているので、一部のみ付け替えて、お好みのプロポーションを楽しんでいただくことも可能です!
「ビルド…」
「タイガァァァー!!」
合体完了時のポーズが決まる!
プロポーションと同時に各部の可動も追求。
・肩周りの引き出し
・肘の二重関節
・股関節の開脚
・足首の前後左右への動き
といった機構によって、ボディビルのポージングもイメージ通りに再現できます!
交換用のハンドパーツや、タイガーキャノン用の砲身など付属品も充実。
メリハリの効いたプロポーションと相まって、アニメのようなケレン味のあるポージングがバシバシ決まります!
本帖最后由 阿宝.马沙 于 2024-12-25 20:55 编辑