今回レビューするのは「HG 1/144 デスティニーガンダムSpecII&ゼウスシルエット」。2024年1月公開の映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場し、世界平和監視機構 コンパスに所属するシン・アスカが劇中後半で使用するモビルスーツおよびリニア砲です。
【HG 1/144 デスティニーガンダムSpecII&ゼウスシルエット】
長大な新装備を得て最終決戦に挑む機体!
ファウンデーション王国からブルーコスモス本拠地への合同作戦を提案された世界平和監視機構 コンパスは彼らの謀略にはまり共闘作戦は頓挫することに。分断されたコンパスのモビルスーツ隊は各個にファウンデーション軍のブラックナイトスコードと戦闘を行うものの、新型機には敵わなかった。
記事を要約する(AI)3行まとめ
辛くも脱出に成功したコンパスの面々はオーブ連合首長国のアスハ家が所有するアカツキ島の秘密海中ドックに集結、同国の技術者エリカ・シモンズが極秘裏に整備/改修を行っていたモビルスーツを受領、シンは前大戦で搭乗していたデスティニーガンダムを改修した機体「デスティニーガンダムSpecII」を得て最終決戦に挑むのだった。
ゼウスシルエットを装備した「デスティニーガンダムSpecII」
動力が強化されことでVPS装甲起動時のカラーリングがわずかに変化しています
光の翼を広げ、大出力のリニア砲を構える!
改修され SpecII となったデスティニーガンダムは動力源を核エンジンとすることでVPS(ヴァリアブルフェイズシフト)装甲のカラーリングが変化しています。頭部アンテナのカラーも変わっており、形状の変化はありませんがそこで見分けることもできます。コクピットにはストライクフリーダムガンダム弐式と同じ全天周モニターが採用されています。
【1/144 HG デスティニーガンダム】
改修前のデスティニーガンダム。色が違うところに注目!
2005年11月発売 1,760円
今キットの特徴ともなっている長大なゼウスシルエットはもともとは前大戦時に装備の一つとしてプランニングされていたものです。新型のリニア砲があまりにも強力すぎるため封印されていたとのこと。膨大なエネルギーが必要なため核動力の機体が必要となっています。
プラン通り前大戦でゼウスシルエットが使われていたらSEED世界はどうなったのでしょう
劇中での大活躍が記憶に残る「HG 1/144 デスティニーガンダムSpecII&ゼウスシルエット」を今回レビューできる機会をいただきましたので早速を組んでいきたいと思います。デスティニーガンダム本体は過去発売されていたもののカラーバリエーションで、ゼウスシルエットが完全新規のキットとなっておりHGクラスとしても作り応えがありそうですし作りやすさも気になるところですね。それでは早速いってみましょう!
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「HG 1/144 デスティニーガンダムSpecII&ゼウスシルエット」のキット内容をチェック!
それではキットの内容をチェックしていきましょう。ランナーは「デスティニーガンダムSpecII」用がA~FとPC-002A、ゼウスシルエット用がZA~ZGとACB-7で計24枚です。他にシール、組立説明書が付属します。パッケージを開けるとその物量に圧倒されますね!ゼウスシルエットはパーツ割でカラフルな機体をほぼパーフェクトに実現しています。
「デスティニーガンダムSpecII」はキット自体は2005年に発売されたHGと同じものでカラーが変更されたものとなります。19年前のキットではありますが、そのポテンシャルはとても高いものでした。組んでみると最近のガンプラとは各部の考え方が少し違うというところも感じられて、懐かしくもあり楽しい部分でもあります。剛性が足らないようなところもなく、今の目線で見ても何の問題もなくかっこいい「デスティニーガンダムSpecII」が出来上がります。
【パッケージイラスト】
【キット内容:デスティニーガンダムSpecII】
A:加飾部
B1:装甲類
B2:装甲類。既存キットにアンテナパーツが追加されています
C1:メカフレーム
C2:メカフレーム
D1:背面ウイングや各部装甲
D2:装備
E1:背面ウイング
E2:背面ウイング
F:光の翼エフェクト
PC-002A シール
ゼウスシルエットはモビルスーツを覆い隠すほど巨大で、いたるところがハイディテールであり左右非対称だったりと特殊すぎる装備となっています。キットはその特徴を完全新規金型で実現していてシール再現は1カ所のみ。すべてフルカラーで組みあがります。その組み応えの感覚はHGクラスを超え、RGクラスに近いものとなっています。
【キット内容:ゼウスシルエット】
ZA:加飾部/メカフレーム類
ZB:【2枚】加飾部/脚部増加装甲
ZC:本体装甲類
ZD1:砲身/本体メカフレーム
ZD2:砲身メカフレーム/エネルギーパック
ZE:本体メカフレーム
ZF1:脚部増加装甲メカフレーム
ZF2:脚部増加装甲メカフレーム
ZG1:砲身部
ZG2:砲身部
ACB-7:【2枚分】アクションベース7
「デスティニーガンダムSpecII」を組み立てる。
それでは早速「デスティニーガンダムSpecII」の本体を作っていきましょう。前述の通り、19年前のキットながら現在のフォーマットを形作っている構成なのでパーツ割りなどとても親切で作りやすい印象です。
と、その前にゼウスシルエット用のスタンドの組み立てを行います。専用品ではなく既存のACB-7が2セット入っています。
記事を要約する(AI)3行まとめ
【組立:頭部】
ACB-7はハンドタイプのアクションベースです。キットには2セット付属しています
各関節の摩擦力が高いのでじんわり組んでいきます
組み立て説明書にはハンドと軸の2種類を組み立てる指示ですが、入れ替えできるのでハンドをもう一つ組んでおきました
汎用スタンドなので後で他のキットにも使えますね
頭部はとてもパーツ数が少なく抑えられており組み立ての工数が少なくて済みます。とはいってもカラーごとにパーツ分けされていますので組みあがると設定どおりのカラフルな頭部が完成します。頭部アンテナは新しい色になっています。キットのランナーには新規でパーツが追加されていますので間違わないように!
【組立:頭部】
カラーリングを再現するパーツ割です
カメラアイと頭頂部センサーにはシールを貼りこんで再現します
SpecII用のアンテナを組み付けて完成です
胴体部は2024年現在におけるHGクラスのガンプラのスタンダードともなっている構造を19年前から実現しているのが驚きです。最新の“SEEDアクションシステム”を搭載している『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』系キットの構造を当時から実現しているすばらしいキットです。
【組立:胴体部】
カラフルなボディをパーツ割で実現。改めてガンプラの進化はすごかった!
襟部に肩関節を持つ構造は現代では“SEEDアクションシステム”と呼ばれています
19年前のキットとは思えないすばらしいディテールと可動のボディ
腕部も現在のスタンダードとなっている構造となっていて組み立てやすさを実感します。肘関節もメカフレームで二重関節を持っています。上腕のほかに前腕にも回転軸を持っていてポージングを豊かにします。肩のビームブーメランも取り外し可能です。
【組立:腕部】
二重の肘関節と前腕のロール軸ですばらしい可動性能を見せる腕部のパーツ群
各部の色分けもばっちり!
各ブロックをドッキングさせて腕部完成
いいバランスの上半身ですね
肩もグイっと前に押し出せます!
腰部は股関節の振り出し機構はないものの股関節そのものが上下に動くことで脚部の可動範囲が広がり、デスティニーガンダムらしい派手なアクションポーズが決まります。ポリパーツによる左右のアーマーもスムーズに動いてアクションを盛り上げます。
【組立:腰部】
細かなパーツ割で高い可動性能を持つ腰部のパーツ群
カラーリング再現とポリパーツによるスムーズな可動を実現しています
フロントアーマーは左右で分割して個別可動するようにしました
上半身の収まりがいい、バランスの取れた腰部!
脚部を組んでいきましょう。本体や腕部同様、現在のスタンダードの基となる構成となっています。ソール周辺の構造が組まれる方にとっては懐かしい印象を持たれるかもしれません。膝関節は大腿部側と膝下装甲とで二重関節を実現します。
【組立:脚部】
本体や腕部同様細かなカラー分けをパーツで実現する脚部のパーツ群
股関節、膝関節、ソールを組みました
ソールと膝下部を組み合わせるパーツの構造が懐かしさを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか
デスティニーガンダムらしい、筋肉質でスタイリッシュな脚部です
可動性能も申し分ありません
これで「デスティニーガンダムSpecII」本体が完成です!
バックパックを組んでいきましょう。デスティニーガンダムを象徴する光の翼を発生させるユニットは特徴的な形状をしており、左右に大きく開くことができます。この後組み立てる折り畳み式のアロンダイト ビームソードと高エネルギー長射程ビーム砲のラックをバックパック左右に装備しています。
【組立:バックパック】
片側のウイングを組んであります。ウイングは細かくパーツ分けされていて大きく可動させられます
ウイングを重ねていきます
ウイングのシュラウドの中に推進機を内包します
バックパック本体にウイングとラックを組付けます
デスティニーガンダムSpecII本体とドッキングさせました
装備は高エネルギービームライフルとアンチビームシールド、前述のアロンダイト ビームソード、高エネルギー長射程ビーム砲となります。高エネルギービームライフルは左右張り合わせとフォアグリップ/マズル/センサーで構成され、アンチビームシールドは伸縮機構を持っています。アロンダイト ビームソードと高エネルギー長射程ビーム砲は折り畳み機構を持っています。両手のハンドはパルマ・フィオキーナ ビーム砲を表現させる開いた状態が付属、すべてのカラーリングはパーツ分けされています。
【組立:装備】
左上が高エネルギービームライフル、左下がパルマ・フィオキーナ ビーム砲のハンドとエフェクト、ソリドゥス・フルゴール ビームシールドのビームエフェクト、中央左がアロンダイト ビームソード、中央右が高エネルギー長射程ビーム砲、右がアンチビームシールドのパーツ群です
高エネルギービームライフルの構造は簡単ですね。ほぼ貼り合わせて完成します
アロンダイト ビームソードは折り畳み機構を持っています
高エネルギー長射程ビーム砲も同様の折り畳み機構です
アンチビームシールドは伸縮機構を持っています
両手の開きハンドはパルマ・フィオキーナ ビーム砲のエフェクトが付けられるようになっています
「デスティニーガンダムSpecII」フル装備で完成!
ゼウスシルエットを組み立てる。
「デスティニーガンダムSpecII」の全高をはるかに超えるサイズのゼウスシルエットは組んでみるとある種の違和感を覚える方もいるかと思います。左右非対称の部分が多い本体デザインもそうなのですが、これはなんだ?と思えるパーツ群がHGクラスを超えた設計で、どちらかというとRGクラスに近い作り応えを感じさせてくれるのです。
超大型の装備ですがカラーごとにパーツが設計してあるので、ただ1カ所のみのシール再現を除けば完璧なカラーとディテールを実現しています。可動するところもあったりして劇中でのあの動きはどうやって実現されているのかを確認することもできますね!組み立て方法もいつもと違う感覚がありますので、特にガンプラを作り慣れている方にも新鮮で楽しく取り組めるのではないかと思います。
【組立:ゼウスシルエット:本体】
本体を構成するパーツ群、これらだけでもかなりの大きさ!
具体的なパーツの名前はないのですが、これは機首や砲身を接続する部分です
その後ろに本体前方部が付きます
さらに外側のディテールを組み付けます
本体後方部を組んでいきます
中には胸部増加装甲とのジョイント部を組み込みます
これらの大きなパーツでもゆがむことなく組みあがります。すごい!
センサー的なパーツを組み付けます
本体左右にはグリップとアンチビームシールドを取り付けられるパーツを組み付けます
これらは本体に対してナナメになります
カバー装甲を組み付けます
本体後方にさらにセンサー的パーツとディテールパーツを組み付けます
本体部だけでこの大きさ!
リニア砲は拠点を攻撃するほどの強力な装備となっています。本体上部には弾倉が突き出ており、単独飛行時には砲身を後方へ流すように配置されます。
【組立:ゼウスシルエット:弾倉/火器類】
本体上部に突き出している弾倉、脚部増加装甲との接続部のパーツ群
弾倉もとても大きいものとなっています
脚部増加装甲との接続部は回転軸を持っています
段々とゼウスシルエットの構造が見えてきました
レドームを装備した小型火器のパーツ群
コアになるメカフレームを組みます
先頭のセンサー部には唯一、ここだけシールでの再現箇所があります
メカフレームにカバー装甲を組み付けます
両側面にはミサイルチェンバーがあります
さらにハッチの開くミサイルポッドを持っています
レドームを組み付けて完成です
「デスティニーガンダムSpecII」本体の胸部と腰部に対する増加装甲とドッキング時に装備を保持するためのアームを備えた部位を組んでいきます。左胸部の増加装甲にはゼウスシルエット本体を支えるためのアームが接続されます。
【組立:ゼウスシルエット:胸部・腰部増加装甲】
上にゼウスシルエット本体との接続アーム、中央が腰部増加装甲が接続されるコア、その左右が装備保持アーム、下側左右が腰部増加装甲となります
コアには大きな推進機のディテールがあります
装備保持アームは回転軸を持ち可動します
そのアームは腰部増加装甲に設置されます
コアとドッキングさせて腰部の増加装甲が完成です
胸部増加装甲は複雑なディテールを持っています
写真右のパーツの組み合わさり方に注目です
ゼウスシルエットでは胸部と腰部の増加装甲はドッキングしている状態となります
ゼウスシルエット本体との接続アームを組みます
前部で7軸もの関節を持っています
胸部/増加装甲が完成です
大きなウイングを持つ脚部の増加装甲を組んでいきます。コアとなるメカフレームに脛やふくらはぎ、ソールにあたる部分の装甲パーツを組み付けていくことになります。小型のミサイルポッドも装備しています。
【組立:ゼウスシルエット:脚部増加装甲】
左脚用の増加装甲は組んであります。中央にメカフレーム、その周囲は主に装甲パーツとなります
メカフレームにソール部に相当する可動軸を持った装甲を取り付けるアームを組み込みます
メカフレームの上部には「デスティニーガンダムSpecII」の脚部とのドッキング部を持たせます。ドッキング時にはソールを取り外すことになります
メカフレーム先端は可動して開閉の動作ができます
膝の増加装甲は裏からディテールパーツを組み込みます
ふくらはぎにあたる部分の増加装甲には推進機とウイングの接続部があります
右脚、左脚で穴の開く方向が違うので組み立てには注意します。写真は右脚用です
小型のミサイルポッドを組みます。スライドさせることで弾頭を見ることができます。それはギャラリーで!
ウイングとその基部を組みます。基部の中にウイングを組み込んでいく珍しい工程なので折らないように注意します
脚部増加装甲にウイングを組付けました。大きくて迫力があり、基部ごと回転させられます
左右揃うとこれもまた大きい!
砲身を組んでいきます。砲身は3本もありますが同時に使われるものではなく、スペアと思われます。その3本は接続スペーサーをかませることで一体となります。キットはカラーリングを完全再現、砲身の微妙な違いがありますから組み立て説明書をよく確認しながら組んでいきましょう。
【組立:ゼウスシルエット:砲身・機首】
3本分の砲身のパーツ群です
カラーごとにパーツ割されていてディテールもカッチリしている砲身部
砲身基部はゼウスシルエット本体との接続部を組み込んで挟みます
砲身基部は2種類あります。写真下の砲身がアクションに使われるものになります。微妙に違うので注意しましょう
これゼウスシルエット本体との接続に使われるコネクターパーツです
こちらは砲身同士を接続するためのコネクターパーツ
3本の砲身同士は2つのコネクターパーツで接続されます
ゼウスシルエット本体とのコネクターパーツを付けて完成です
機首にあたるパーツを組んでいきます
ゼウスシルエット本体との接続部を組み込んで挟めば完成です
ゼウスシルエット本体との接続部を組み込んで挟めば完成です
砲撃時の砲身用グリップは交換式です
すべてのブロックをドッキングさせれば単独飛行形態のゼウスシルエットが完成します。なんだこの大きさは!!
完成!「HG 1/144 デスティニーガンダムSpecII&ゼウスシルエット」
ここまで「HG 1/144 デスティニーガンダムSpecII&ゼウスシルエット」いかがだったでしょうか。いやはやすごい迫力の新装備となっていることがよくわかりました。ゼウスシルエットは単独飛行形態では約500mmにもなり「デスティニーガンダムSpecII」の約3.8倍ほどの大きさがあります。
その大きさもあって組みごたえやパーツのディテーリングもHGクラス越えのものに感じられました。以下ギャラリーにて単独飛行形態から「デスティニーガンダムSpecII」への装着を行いますが、複雑に思えたゼウスシルエットもブロックに分割することで実はわかりやすい構造であることも理解できました。組んで満足、アクションでさらに楽しいキットだと思います!
【デスティニーガンダムSpecII】
SpecIIとなってカラーリングが変わったデスティニーガンダム
改修されてより強力になった機体
両肩のビームブーメランを持たせられます
ビームブーメランにはエフェクトパーツが付けられます
高エネルギー長射程ビーム砲は折り畳み機構を持っています
アロンダイト ビームソードも折り畳み機構を持っていて、伸ばしてビームエフェクトを取り付けられます
アロンダイト ビームソードは両手持ちすることができます
劇中再現もできます!
【ゼウスシルエット】
約500mmの全長を誇るゼウスシルエットの単独飛行形態!
下面から見たところ。メカメカな部分が見えて楽しい
上面には弾倉やミサイルなどの火器、レドームがあります
正面から見たところ。左右に脚部増加装甲が配置され、大きく翼を広げます。その全幅約360mm!
後ろから見るとその脚部増加装甲のメカ部や推進機が集合しています
脚部増加装甲のつま先にあたる部分は開閉動作ができます
後方に砲身3本を懸架しています
【ゼウスシルエット:合体】
「デスティニーガンダムSpecII」に装備するためにいったんブロックごとに分けます
胸部/腰部増加装甲をはずしていきます
腰部増加装甲には装備をラックに固定するためのアームがあります
胸部増加装甲は腰部増加装甲から伸びる形です
胸部増加装甲の左側にはゼウスシルエット本体を接続するアームが付きます
3本の砲身は右のラックに接続します
レドームブロックの側面のミサイルはハッチオープン状態のパーツに付け替え、ミサイルポッドのハッチを開けます
レドームブロックは左のラックに接続します
それぞれ腰部増加装甲からのアームで固定されます
脚部増加装甲はそれぞれ分解し、「デスティニーガンダムSpecII」の脚部に取り付けていきます
足首以下は取り外します
ゼウスシルエット本体にアンチビームシールドを取り付けます
ゼウスシルエット本体を胸部増加装甲左にあるアームで接続させます。さらにスタンドを使って安定するようにします
左脇下にある接続アームがわかるでしょうか
腰部増加装甲アームによるユニットの保持機構
砲身3本でも安定して保持できます
同じデザインの砲身が重なると迫力出ます!
脚部増加装甲の膝左右にあるミサイルポッドも引き出し式で弾頭が露出します
胸部増加装甲の位置取り
推進機が集中する背面、巨大なウイングが特徴の脚部増加装甲
【デスティニーガンダムSpecII&ゼウスシルエット】
ゼウスシルエットで大幅にパワーアップした「デスティニーガンダムSpecII」
筆者の撮影ブースではすべてを画角に入れることができませんでした
ゼウスシルエットはアームで接続しているので両腕はフリーです
機首部は単独でディスプレイ可能です
情報量が渋滞していますね。これを組み上げる楽しさ!
ゼウスシルエット砲撃時には砲身にグリップを取り付け、本体のグリップを露出させます
これらを両手で握ることになります
光の翼を広げ、最大出力で砲撃します
レクイエムを破壊する!
立体物だといろんな角度から確認できますね
「HG 1/144 デスティニーガンダムSpecII&ゼウスシルエット」のレビューを終えて
劇中では動きの速さ、情報量の多さから細かな状態が把握しにくい部分もありましたが、こうやってガンプラ化されると各部を自分で組み上げることができるのでそれぞれへの理解がより深まったと思います。しかしゼウスシルエットはとてつもない装備でしたね!劇中ではムウのアカツキも装備することができていますのでそちらの再現も楽しみになりました。
この前はジャスティスだったから負けたんだ!デスティニーなら、おまえらなんかに!!
分身は! こうやるんだああっ!
設定上は基のデスティニーガンダム用の装備として開発されていたということですから過去発売版のキットをお持ちであればそちらや「HGCE 1/144 デスティニーガンダム(ハイネ専用機)」と組み合わせたif設定で楽しんでみることも面白いと思います。今後も続々とリリースが続く「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」のガンプラに超期待です!