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![]() | 株式会社やまと トップページ 開発ブログ カスタマー・サービス YAMATO情報室 やまとOnlineShop メカニクス フィギュア vmf50 MOTORCYCLE COLLECTION トレーディングパートナー やまとファンクラブ ![]() 第二回:組立て編・前編 いよいよ組立てに入ります。組立説明書の流れに合わせて、わかりづらい場所を解説します。 第四回:ボーナスパーツ編 近日公開予定! 乞うご期待。 ハイエンドモデラー向けと銘打って発売しました「1/3000完全変形SDF-1マクロス 無塗装キットDX」。 基本的には完成品として設計されたものなので、実はドライバーによるネジ留めと、少々の接着で素組み自体は可能です。 というわけでこちらのコーナーでは「経験とか技術はさておき、とにかく作ってみよう」という主旨のもと、組立説明書の補足も兼ねた製作記をつづっていきます~。 実際に手元に商品をお持ちの方を前提に書いてますが、ちょっとした豆知識(要らない情報ともいう)も交えておりますので、お持ちでない方も軽い読み物位の気持ちでお付き合いくださいませ~m(_ _)m ご注意 こちらでご紹介している製作時のアドバイス等は、あくまでも私(WEB担当H)の個人的な所見に基づくもので、㈱やまととしての公式な補償等に基づくものではありませんことを予めご承知置きの上でお楽しみください。 要は、「俺ならこーする、君ならどーする?」という記事でございます。 「じゃあ一般的にはどうなのさ?」といった内容の疑問につきましては模型専門誌やネット等でのハウツー記事を調べてみてください。きっともっと詳しくて正確で面白いモノが見つかると思いますので… 第一回 : パーツチェック編組立て後編です。 このアイテム、一番面倒なのはネジの仕分け(笑)、そしてその次が胸部周りの組立てですね。主砲基部も含め幾重にも折り重なるようにパーツを組み上げていくので、ホントにそんなの必要か?と思ってしまいがちですが、それがギミックと外観を両立させるためのキモになっていたりしますので、マク担みすたーKと設計スタッフさんの苦労やアイディアを追体験しながら組んでいきましょう! ![]() 11ページ目 工程19 前回までの工程からはちょっと戻るのですが、実は結構大事な見落としだったかもしれないので補足を緊急追加です。 股関節のダイキャストパーツにはめ込む、お尻のパーツですが、接着不可です!! このパーツは強攻型でディスプレイスタンドに載せる用の穴を埋めるなので、接着して、なおかつエッチングパーツの「足裏つんつんパーツ」をつけてしまうと、強攻型でディスプレイ出来なくなります… 完成品版を見すぎていたせいで組説がおろそかになってしまったという例ですね… 大変申し訳ございません(><) ついでにパーツNO.ですが【P17-7】ではなく【P18-7】でした。 ミナサマ、モウシワケナイ...orz ![]() 強攻型の時に主砲基部が一段背中にスライドして落ち込むギミックですね。 組説の図と反対側から撮ってみました。 太いほうのピンが思いっきり白化してますが気にしません。 白化の原因はおそらくダイキャストパーツ(H、I)の塗膜分、ピンが内向きにテンションかかってるせいなのですが、ここには最終的に金属シャフトが通るのでこれ以上押しつぶされてパーツが割れるということはありません。ないハズです。 (組立後に無理にこじったりしたら別ですが) どうしても気になる!!という方はダイキャストパーツの内側の塗膜をコリコリと削って擦り合わせしてあげましょう。 ![]() 12ページ目 工程24 この工程に限った話ではないのですが、「第一回:パーツチェック編」でご紹介?した「押し出しピン跡」に樹脂が残っていたりする場合があります。俗にいう「バリ」の一種ではありますね。 で、コレが残ったままだと組立てに支障をきたす部分もありますから、パーツ切り離しの際にチェックしておきましょう。 中には奥まったところにあって切り取りづらい物もありますが、そんな時はペンチとかニッパでつまんで無理やりもぎ取っても割と平気です。(どうせ完成後には見えませんw) めざせ、アバウトモデリング♪ ![]() 13ページ目 工程28 胸ブロックをあらかた組み終え、肩ブロックの組み込みに入るわけですが、後ろのツメを引っかけた後、前側を押し込もうとするときに写真の状態くらい胸ブロックの後ろ半分が反ります。 ABSの弾力にモノを言わせた、ちょっと強引な組み込みですが、臆せず行きましょう。(ただしゆっくりネ) 完成品版をお持ちの方はご存知の通り、完成後も変にひんまがったりはそうそうしないモンです。 ![]() 13ページ目 工程30 この辺からネジを組み込んだり、本体や部品を組み立て中に保持したりするのが面倒くさくむずかしくなってきます。 左の写真は主砲基部の組立てですが、たいていの場合ネジ穴は目立たないよう内側に配置されるため、左を組む時は右が、右を組む時は左がそれぞれネジ締めをジャマします。 そんな時は可動を活かして?ネジを回しやすい位置にパーツを持ってきてしまいましょう。 無理に取説通りの位置でネジ入れようとしてナナメに入ってしまうと悲しいですからね。 (破損の原因とかもっともらしく言えよ>オレ) ![]() ![]() 14ページ目 工程31 正誤表でねじりコイルの位置を訂正している理由を兼ねてのご説明です。 主砲を倒す際のストッパー解除用のスイッチですが、ばねの端の部分(長く伸びた部分)が軸の奥にきちんと収まるように位置しなければなりません。 そして基部ブロック側も、収まるべき溝にきちんと奥まで収めた状態で、初めてきちんとテンションがかかります。 うっかり手を離すとはじけ飛ぶのは股関節と一緒なのでご注意を。 つまり、付属のねじりコイルばねは左巻きなので、写真のように収まるためには組説の説明では逆だったのです。 もしお持ちのばねが右巻きだったら組説通りに組むのが正解となります。 まさかとは思いますが組立前には十分確認して下さい。 ところで、このパーツが噂?の「欠品してたかも知れないパーツ」。そりゃあこれがなかったら組立て進めませんね…orz パーツ待ちでモチベーション下がっちゃった人、本当にごめんなさい!(><) さて、ここまで終わってしまえば割と後はサクサクと組み進められるはずなので、ここからは多分釈迦に説法、余計なお世話、的な内容かもしれません。 まぁ単純に私が実際にちょっとだけ引っかかった過程を元につづった「経験者は語る」シリーズですので、ごくごく普通にご笑読くださいまし。 ![]() 14ページ目 工程33 P15-15/16とP15-10/11には微妙な左右がありますのでご注意を! しかもガ○プラ的文脈だと外側になりそうなほうがむしろ内側にくるというトラップつき。 パーツチェック&切り離しの時に番号をきちんと確認しておけばハマらないトラップではありますが、「初めに全部切り離してしまったらわけわからなくなったorz」なワタシは何度もなんどもみすたーKに確認してしまいましたよ。 とほほ。 ![]() 15ページ目 工程36 組説にも書いてあるのですが、左脚を組立てるときは先にデカールを貼っておく必要があります。 この描き割?デカールを貼ってしまうと町並みの側も塗らないわけにはイカんでしょ?という気分になりませんか?なれませんね。あいすいませんm(_ _;)m ![]() P04-11、12も左右の区別に注意です。 これがまた工程33でご説明したようなトラップがありまして、しかも逆でもなんだかすんなり取付けられてしまうという… ところが間違ったままだとこのあと足首がはまらなくなります。やり直しはききますが使用するネジの数と順番が多くて恐ろしく面倒なのでよくよく確かめておきましょう… ![]() 15・16ページ目 工程39・41 えらくでっかいマドですよね。 …それはさておき、この窓パーツの左右の区別ですが、写真のような位置関係になるようになってます。 ちょっとわかりづらいんですが、写真は右脚です。 このパーツ、かなりキツくはまる感じなので一度間違うと後が大変です。(経験者は語る・・・) ちょっとずつ擦り合わせをしながらはめ込むか、イチかバチかでえいっっと押し込むか、選択はふたつにひとつ・・・? ![]() ![]() 16ページ目 工程42 左脚の「フタ閉め」ですが、組説はちょっとわかりづらいかなーと思いましたので、一応解説を。 ① 先に下側を差し込んでおいて、 ② 上側を「パッチン」とはめ込みます。 ・・・や、それだけなんですけどね・・・ ![]() 19ページ目 工程55 一気に飛びます。 要塞艦時に主砲先端がズレないよう、磁石を仕込む工程ですね。組説にも記載されている通り、付属の磁石にはN/Sの表記がないので、引きあうように向きを確認しましょう。 ワタシは写真のように内側のパーツ同士を合わせた状態で磁石を組み込んじゃいました。 この方法なら磁石をはめようとした時に勝手に引きあう側を向いてくれますヨ。 ![]() 20ページ目 工程56 P07-5(7)の先端は、勘合補助の「ツメ」がありますから、写真のように引っかけてください。 ゲートやバリと間違って切り落とすと接着必須になってしまいますのでご注意! ![]() 20ページ目 工程57 ここ、組説ではネジ位置やらなんやらの都合で判りづらいアングルの図解になってしまったので、組上がりの状態を組説とは反対側から撮ってみました。 P08-12(11)はディテールが左右非対称ですから、コチラの写真を参考にしてみてくださいね。 写真は左側ですよ。 ![]() 21ページ目 工程59 左右の主砲が完成すると、いよいよ本体に取付けです。 この時、14ページ目工程31で取付けたままの状態では作業がしづらいので、基部パーツを少しナナメに倒しておくと良いかもしれません。 その際はばね仕掛けのスイッチを押しながら回すことを忘れずに!! ついでに、スイッチがちゃんと機能するかのチェックも兼ねてしまいましょう。 ばねの組み込みを間違えているとスイッチの動きががスカスカになっているはずです。 ![]() ![]() 主砲の差し込みにもちょっとしたコツが。 先に根元側を合わせておいてから、そこを支点にして全体をかぶせていきます。 写真2の状態になれば、組説に書いてある固定用のビス穴が貫通した状態になっているはずです。 ![]() 21ページ目 工程60~63 頭部のアンテナはPP製です。 プライマー成分の強いものならば模型用のサーフェイサーを使用することで塗装もPOMよりは融通がきくと思いますが、ガッツリ定着させたい場合はカー用品などで専用のプライマー等があるようですので、研究してみてください。 接着は瞬着+硬化スプレーで何とかなるみたいです。 ちなみにブリッジのクリアパーツは、成型の限界でしょうか、額?よりも若干前に飛び出しやすいです。 どうしても気になる!という方は擦り合わせでタイミング調整して下さいね。 全塗装が前提であれば額?部分にプラ板を貼って整形し直してしまうというのもテかもしれません。 ![]() 22ページ目 工程66 割と単純な構造なので判りやすい「アームド」ですが、一点だけ組説で表現しきれなかった部分がありますのでこちらで補足を。 本体との接続部(写真のメタリック色のパーツですね)を挟み込む部分、裏表共に写真のようなポッチがかみ合うようになってます。 これが結構シビアで、接続部の組立て時にP20-13が鉄板を挟んでP17-6にがっつりと密着した状態でないとこの位置にハマりません。 まぁガ○プラのポリキャップを挟むように小刻みにグリグリとずらしてやればパッチン、とハマりますのでご安心を。 …でもってこのP20-13が「不足かもしれなかったパーツ」その2ですね。ほんとスイマセンでした。orz ![]() おまけ:本体とアームドの接続 完成品の段階から「固すぎてハメにくい」と評判?の、本体とアームドの接続。 きちんと保持するために背の高いツメと磁石によってガチガチの状態を維持しておりまして、コツとしては斜めに押し込んでいく感じで…と、お問合わせ頂いた完成品版のお客様にはご説明しているのですが、このあとエッチングやデカールなど、繊細な工作がてんこ盛りとなるキット版ですと、手でパーツをつかむのもままならなくなって力が入れづらい! ・・・というワケで、あくまでワタシ個人の対応ですが、ツメをギリギリ引っかかる程度までカッターで削り落としました。 写真ではわかりづらいかもしれませんが、はっきり見せるのもはばかられる対応です。 なんといってもあくまでワタシ個人の対応ですので… (大事なコトなので2回言いましたー) いかがでしたでしょうか。 だいぶ途中を省略していること、組説を持っていない方にはちんぷんかんぷん?な内容なこと、そもそも商品自体がすでに完売ということで(おかげさまで、というべきですよね。ありがとうございます)、どの程度皆様の参考になるのか不安ではありますが… もう作っちゃった人や作り始めちゃった人もいるでしょうし、ねぇ・・・ とはいえ、そもそも作れちゃう人よりも「作りたいけどその一歩が踏み出せない…」という人にむけての内容(のはず)なので、買ったはいいけれど…と二の足を踏んでる方の参考になればと思う次第です。 さて、ここまでで一応本体そのものは完成ということになっているはずですが、肝心のボーナスパーツについても多少は触れておかないとアレなので、次回はその辺を頑張ってみようかと思います。 それではまた。m(_ _)m ■今回ご紹介した商品はこちら ![]() 1/3000完全変形SDF-1マクロス 無塗装キットDX 「1/60完全変形VF-1S無塗装キット」に続く、やまとマクロスシリーズの「無塗装・未組立キット」第二弾です。
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