
・ビークルモード(ランボルギーニ カウンタックLP500S)・
トランスフォーマーの人気キャラクターを最新・最高の技術によって現代に甦らせる、タカラトミーの変形ロボット玩具・最高峰のブランド『マスターピース』
シリーズ第12弾(スピンオフアイテム等は除く)は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』より、サイバトロンの戦士「ランボル」がラインナップ。
中型サイズのTFはシリーズ初。 価格帯も従来の大型アイテムと比べると、大分お求めになりやすい価格になっています。
といっても商品仕様は当然、パッケージフォーマット等はいつものマスターピースです。
本商品ではランボルのビークルモードである「ランボルギーニ カウンタックLP500S」をランボルギーニ社の監修を受けることにより
車体のディーテルを徹底的に造り込み、一カーモデルとしてリアルに再現しています。
車の深紅のボディは全塗装により表現。 スモールライトやフロントガラス等の透明部には、透明度の美しいポリカーボネート素材を使用しています。
サイバトロンやランボルギーニ社のエンブレム、カウンタックやランボルギーニといったロゴがタンポ印刷により再現。
ランボルギーニ社の公式ライセンス商品なだけあり、車体は勿論、パッケージや説明書にも雄牛のエンブレムが入っています。
本体は一部の固定ピン等を除き、オールプラ製。 金属素材は使用されていないので比較的軽量です。
ロディマスコンボイ以降のマスターピースシリーズではスケール感の統一が計られている為
ビークルモードでは、「MP-10 コンボイ」(別売り)のトレーラー内に格納が可能。 MP-1版しか持っていないのでなんとも羨ましい。
タイヤはプラ製でゴム素材は使用されていません。 少々残念ですが、サイズがサイズなのでパッと見、質感等の違和感はありません。
当然4本のタイヤは独立して可動。 コロがし走行が可能です。
ドア等の開閉ギミックはありません。 バイナルテックシリーズの様な自動車模型に重点を置いているアイテムでは無いので
それらと比べるとパーツの分割線等が少々目立ちますが、変形トイという観点で見れば十二分なクオリティです。
(↑画像ロールオーバー)












ビークルモード→ロボットモードへ

ロボットモードを構成するパーツ配置等は当然G1版ランボルを踏まえた作りになっています。

ですがそこはマスターピース。 外装パーツの展開や回転を二重三重に行う複雑な変形ギミックが内蔵されています。

特徴的なのが脚部を構成するパーツ構造。 外装を180°回転させることによりランボルとしてのデザインを作り
更に車体底部に折り畳まれている2重のプレートを展開させ、前面と側面を覆う事で、脚部のボリュームを出しています。
パーツのロックとアンクルガードを兼ねるリアパネルの使い方もお見事。
バイナルテック(オルタニティ)とまではいかないものの、従来のシリーズと比べると細かなパーツの移動等が多く、一見少々複雑にも感じますが
一通りの流れを把握すれば直感的に行えるような構造になっており、ストレスの無いスムーズな変形ギミックを楽しむことができます。


・ロボットモード・
G1版ランボルを強く意識したロボットモード。 正にアニメ版といったスタイルです。
ビークルモード時の内装再現やドア開閉ギミックといった制約が無い分、変形ギミックに構造を全て注げた結果と言えるでしょう。
メインの外装ディテールはG1版を意識した適度な量に抑えられているのに対し
裏や側面等のちょっと隠れた部分のディテールはかなり細かく入れられており
元のデザイン性を壊すこと無く、現行のリニューアルアイテムとして良いバランスで纏められています。
ビークルモードの外装は全塗装再現だったのに対し、ロボットモードで露出する頭部や腕、脛等の内側のパーツは成型色再現。
各部に散らばっている外装パーツが良いアクセントになっているので、見栄えは決して悪くはありません。














ロボットモード時可動箇所&各部ギミック


首:2重(上下スイング&横ロール) 腰:横ロール。


肩:2重(縦ロール&横スイング) 上腕:横ロール。 肘:スイング。


手首:横ロール。 指:開閉(親指以外の指が一体成型により開閉します)
付属オプションのパイルドライバー等を取り付ける際には、手首を前腕内部に収めてから行います。


股:2重(縦ロール&横スイング) 太股:横ロール。
太股を前方向に持ちあげると途中でフロントアーマーに干渉しますが
変形機構の関係でフロントアーマーを持ち上げられるので、可動に合わせて持ちあげればフルに股間接を動かす事が出来ます。


膝:スイング。 足首:横スイング。
足首の可動は気持ち程度横に動く程度なので接地性は悪いです。
ただし変形機構を利用すればつま先と踵を上下に動かす事が出来るので、補助的に使えば融通がききます。
付属品&各ギミック

フレアーガン、ミサイルランチャー、パイルドライバー×2

フレアーガン
ロボットモード時の手持ち用武器。 保持にはハンドパーツの指で直接グリップを握ります。
グリップには掌に固定できるピンが用意されており、保持性を高めてくれます。
ただし指とグリップの形状が合っておらず、グリップに合わせて指を閉じると
グリップが押し出されて掌からピンが外れてしまいます。
ピンを刺したままで握るには、指は添えるだけ。 専用パーツなのにドウシテコウナッタ。

ミサイルランチャー
ロボットモード時の固定武装。 左肩のポイントにジョイントを差し込む形で装備します。
右肩側にもポイントが設けられているので、右肩にもミサイルランチャーを装備可能。
2セットもしくは後日発売予定のアラートのランチャーを用意すれば、ガンキャノン的な装備も。

ジョイントは上下に可動するのでミサイルランチャーの角度を変えることができます。

ミサイルランチャーはリーフ上部に設けられたもう一つのマウントラッチにも取り付け可能。
ミサイルランチャー側面にはフレアーガンを取り付けられるので
余剰パーツとなる武装をビークル時にでも纏めてマウントさせておくことが出来ます。
ちなみにリーフ上部のマウントラッチは未使用時にはスプリングギミック内蔵のカバーで閉じられています。

パイルドライバー
腕を変形させた打撃武器。 手首を収納した状態で取り付けます。

当然両腕分付属しています。
ただ片面の肉抜き穴が結構大きく、少々目立つのが難点。
Amazon.co.jp限定特典

パイルドライバー第19話Ver.
Amazon.co.jpで購入すると特典として、アニメ第一作19話「対決!! ダイノボット PART II」において
瓦礫の中からスパイクとバンブルを救出する際に使われたタイプのパイルドライバーが付属します。
パッケージとは別に、特典と専用の説明書が収められた小袋が輪ゴムで纏められていました。

通常付属のパイルドライバーとは異なり、先端が楔状に。
メッキ加工も施されており、特典ながらも気合が入ってい案す。

勿論こちらも両腕分付属しています。
ただやっぱりこっちの方にも肉抜き穴が目立ちます。












