DX超合金 YF-21(ガルド・ゴア・ボーマン機)のレビューです。
ファイター形態。過去のどれとも共通点が無いデザインなので完全新規造形。
シルエットやフォルム、特徴的な青カラーはアニメのイメージ通り再現されており、マーキングも精密で見栄え良好。
裏側。ランディングギアの展開収納ギミックはいつもと変わらず。
機首部分。キャノピーはいつも通りクリアパーツ。
内部にはガルドのパイロットフィギュア。こちらも造形塗装共に良好。コクピットのコンソールは上下に可動し、シートの着脱、シートの向きを変えることも可能。
ボディのモールドやマーキングは程良い量で精密感のあり仕上がり。黄色部分は塗装なので擦れに注意した方が良さそうでした。
中央のエアブレーキは展開可能。
主翼は通常のバルキリーより厚みのある造形で、橋の曲がり具合などもイメージ通り再現。
尾翼は後部にフラップがあり可動。
脚部ノズル。フィンは別パーツ形式でそれぞれ基部が可動。
オプション。
台座一式。
ガンポッドは裏側左右に直接取り付け。今回ガンポッドはファイター用と可変タイプの2種が付属。
YF-19フルセットパックは未所持なので画像は無いですが、裏側後部にブースター支柱を付けることで、そちらのフォールドブースターを取り付けることも可。
ランディングギアを収納した状態。
台座で浮かせた状態。台座は下から支えるだけでなく、ジョイントのダボを差し込む形式なので安定した展示が可能。
FASTパックの装着も可能。脚部のパックにはファイター用ガンポッドを取り付け可能。
ガウォーク形態。変形は公式がカラーの説明書を公開してるのでそちらを参考に。
こちらもシルエットなどはイメージ通りですが、普段よりボディの重量があるせいか、上手くバランスを取らないと勝手に脚が開いたりなど、少し不安定でした。
横から。変形はそれほど複雑では無いものの、脚部を引き出す時はパーツが擦れるので保護ビニールを挟むなりしながらやった方が良さそうでした。
FASTパックを装着した状態。
後ろ。
横から。FASTパックは薄く軽いので、付けたからさらに不安定になるといったことはなかったです。
バトロイド形態。いつも通りこちら形態のプロポーションも良好。ガウォーク時と異なりこちらの股関節はガチガチなので自立も安定してました。
顔。通常のバルキリーと大きく異なる頭部デザインも違和感なく再現されており、バイザーなども全てクリアパーツで見栄え良かったです。
後ろに伸びた頭部カバーのフォルムも自然で、細かいマーキングなども正確でした。
フェイス部分はボールジョイント接続で、首は動かさないまま斜めを向けることが可能でした。
各部位など。胴体の体型やフォルムなども自然。バトロイド時は肩にインテークカバーを取り付け、キャノピー内のガルドフィギュアの向きも変更。
腰回り。
腕や足。四肢の長さやフォルムなどもイメージ通り。普段よくある膝関節の引き出しギミックは今回は無かったです。足首はいつも通りあり。
背中。
可変ガンポッド。こちらは銃身のスライドやグリップの可動が可能。
ピンポイントバリアパンチエフェクト。こちらはクリアパーツの上から塗装。腕のFASTパックと両方同時に付けるのは無理っぽかったです。
内側。こちらは手首関節と交換して取り付ける方式。
FASTパック装着状態。
腕用。前腕の尾翼シールド部分に取り付け。個体差か右側はスムーズにはまるのに、左側は取り付けにくかったです。
腰用。こちらは腰アーマー部分に取り付け。他の形態時同様ファイター用ガンポッドを取り付け可能。
可動は首関節とフェイス部分の可動を使って頭部は柔軟に可動。腰関節は構造上無く、回転も不可。肩はかなり高く上げることが可能。
肘膝も深く曲げることが。股関節は構造上引き出しが可能で、前後にはよく動きますが干渉があり、横にはそれほど動かず。足首も引き出し可能なので接地性も良好。
ハイ・マニューバ・モード。今回は原作通り四肢をパージした状態も再現出来るので4段階変形が可能。
表からの見た目は尾翼が無くなってる以外はファイター時とそれほど変わらず。
横から。かなりのパーツを外すので機体は非常に薄くなってました。
裏側。脚部をごっそり外して専用のカバーを取り付けるのでこちらの見た目は大きく変わってました。
本体と外した手足を並べた状態。
YF-19と。フルセットパックは未所持なのでこちらは再販のエクスカリバー。サイズ差も概ねイメージ通りでした。
適当に何枚か。
FASTパック装着。台座は前述の通りダボをきっちりはめ込むので安定。
後ろから。
ガウォークに変形。
FASTパック装着。
ガウォーク時は足腰がちょっと弱いので浮かせた状態で飾った方が良さそうでした。
バトロイドに変形。
FASTパック装着。
バトロイド時の可動も意外と良く、劇中通りガンポッドの両手持ちも可能。
ピンポイントバリアパンチ。
エフェクトも造形塗装など見栄え良好。
エフェクトはYF-19エクスカリバー同様両手分付属。
YF-19と対決。マクロスプラスは先にスパロボで知って、後から原作見たのでガルドの過去とか結構衝撃だった思い出が。
最後はハイマニューバモードで。
こちらのギミックもきっちり再現されてるあたりは流石でした。
終わり。以上、DX超合金 YF-21(ガルド・ゴア・ボーマン機)のレビューでした。
普通のバルキリーとはかなりデザインが異なる特殊な機体ですが、完全新規造形で各形態プロポーションやフォルムなど自然で、マーキングなどのディテールも精密、特徴的なバトロイド時の頭部や青いカラーリングも原作のイメージ通りで、非常に格好良く仕上がってました。
バトロイド時の可動も十分で、FASTパックやピンポイントバリアパンチエフェクトなどオプションも多いのでディスプレイの幅も広く、変形も複雑な見た目のわりには比較的スムーズで、原作通りハイマニューバモードも再現出来るようになっており、内容的にも完璧な物になっていると思います。
作りが凝っててボリュームもあるせいか、最近のDX超合金の中でもやや高めな部類ですが、それに見合った出来にはなってると思うのでかなりオススメです。