プラモレビューをしていたりするとどうしてもスタンドは消耗品になるのでストックしているのですが
新しい物を開ける時に以前買っておいたバンダイから発売されているアクションベース7も試してみました。
価格は880円で今年の1月に発売された物です。

今回はスタンド2個入りで組み立て式。
こちらのランナーが2枚入っていてビス類は使われていません。

組み立てた状態。
デザインはアクションベース1~5と比べるとかなりシンプルで支柱もスッキリしています。
1~5はギアロック式で歯車が噛み合わない部分で固定が出来ず微調整しにくかったのですが
こちらは無段階式で微調整を楽に行えます。

付属品はクリップや3mmピン、それにアクションベースなどと同じ8角形ジョイントがあります。
また基部のピンを従来のアクションベースに挿し込むためのジョイントも付属。


組み立てですが支柱がちょっと面白い構造になっていて「コ」の字型のフレームに「I」字のフレームを組み付け
回転させる事で1本の支柱にするようになっています。
これで支柱の剛性がある程度確保されていました。

一度支柱を組むと分解が大変なのでジョイントのみですが
支柱基部のジョイントは2種類あり、通常のベースと画像にある従来のアクションベース1~5のベースに組み付けるための物があり選択可能です。

支柱の可動域は十分でよく曲がります。

いつも使っているグッスマのシンプルスタンドやアクションベース5と比較。
大きさに大きな違いはなく、主にHGサイズのガンプラや30MM、30MSなどに合う物になっています。

先端部分ですがシンプルな3mm軸とロール軸を加えられる5mm軸から選択可能。

また先端のアタッチメントもいくつかあり、こちらは色々つかめるクリップ。


5mm軸に取り付ける3mm軸パーツ。
こちらは横ロールが可能になります。

そして5mm軸に取り付けるアクションベースやMGなどに使われている八角形ジョイントと

その八角形ジョイントに被せる3mm軸ジョイントがあり好みで選択できます。


HGサイズの機体なら問題なく飾る事ができます。
ギア式ではなく無段階で調整可能なため微調整がしやすく撮影にも便利ですし
支柱が長方形で細身のため脚が閉じやすいです。
支柱の揺れはアクションベース6などより当然少ないですが
シンプルスタンドやアクションベース5よりは少しグラつく印象。
ただすぐに揺れが収まるレベルではあります。


ロール軸があるタイプは角度を付けて飾りたい時などにも便利です。

ビスが使われていないので保持力が気になっていたのですが、
いざ実物で試してみると十分な保持力があり大型の機体でもしっかり支えられました。

支柱をある程度寝かせてもしっかり保持してくれます。
ただビスと違いゆるくなったら締めるという事は出来ないので経年でどうなるかちょっとまだわかりません。
これより細く同じくビスが使われていないアクションベース6はまだ保持力が保たれているので
そこまで心配は必要ないかもしれませんがもしプラプラになるような事があったら追記したいと思います。

以上バンダイ アクションベース7 レビューでした。
純正という事もありバンダイキットの3mm穴にも緩すぎずきつすぎずピッタリ合いますし
アタッチメントも必要十分でMGなどで使われる八角形ジョイントなどにも対応していました。
剛性も同じくシンプルな見た目のアクションベース6よりしっかりしているため幅広く使えますし
クリアかつシンプルな見た目でアクションベース1~5のギア式と異なり
角度が無段階で調整可能なので撮影などにも便利になっていると思います。